演劇女子部『ファラオの墓』〜僕の推しメンはカメレオン〜
【2018/06/04更新】Wordpressからはてなブログへ2度目の引っ越しをしてきたので、再度アップします。
☆☆おつかれスネフェル〜☆☆
知っている人は知っているこの挨拶で始まりましたこのブログ←。今回はモーニング娘。+ハロプロ研修生+汐月しゅう・扇けいさんが出演している舞台を見てきました。(※舞台の感想ブログってありえないくらい苦手なので、観てくれている方がいるならテキトーに読んでいってください)
演劇女子部「ファラオの墓
【あらすじ】
今から四千年ほど前、エジプトは戦乱の時代であった。
小国エステーリアは強大な隣国ウルジナの国王・スネフェルによって滅ぼされてしまう。
エステーリアの王子・サリオキスは「ファラオ(王)の墓」を作る奴隷となって身を隠し、サリオキスの妹・王女ナイルキアは敵国ウルジナの神官の家で侍女となっていた。
そして、サリオキスはウルジナ城でアンケスエン妃と出会う。
二人は初対面で惹かれ合うが、彼女は宿敵スネフェルの婚約者だった。
一方スネフェルもナイルキアに出会い、互いの素性も知らぬまま恋に落ちてしまう。
やがてサリオキスはウルジナに迫害された多くの部族を結集し伝説の戦士「砂漠の鷹」となって、スネフェルの城にむかって進撃を開始する。
開演前の高まり
セットも古代エジプトをイメージさせており、石壁にソレっぽい文字やら古代画が描かれていて世界観はバッチリだった。本来ならば【舞台の原作を読み→事前番組を見て→開演前にパンフレットを見る】というのがセオリーなのだろうが、何一つやりませんでした(照)
やっぱり変な先入観は入れたくないじゃないですか。それを徹底したかったので舞台が始まった瞬間からTwitterは断ち切り、亜佑美ちゃん以外のブログは読まず(これはわりといつも)に毎日を過ごしていました。そうすると気づくことがあるんですね、、やることすべての作業効率が500000000%アップするんですよ!←。いかにTwitterが癌なのかがわかりますよね(いやそれお前のサジ加減)
ネタバレは許さない主義のあゆみちゃんのおかげやで僕もネタバレをすることなく個人的舞台初日を迎えることができました( ・∀・ )
ストーリーを見ての雑感
幕が開けてプロジェクションマッピング的な演出から始まったこの舞台は今までで1番のゾクゾク感。今回は本気の本気で無情報で鑑賞したので、誰が主役なのかもわからずな状態だったのですが、サリオキスをどぅーが演じていたので、サリオキスが主役だと確信しました←
しょっぱなから剣を振るうアクションシーンがあり、序盤の勢いは今までの舞台にはなかったように思うので、すごく良く感じたり、個人的にはアドリブをガンガン入れることのできるような演出が好きではなく、それが今回は少なかったので好印象だったり、(コンサートでは好きなんだけど)、また人殺しシーンあんのかよ、、って思っても世界観が相まって違和感なく入ってきたし、
ラブロマンス加減、発狂シーン、アレンジシーン、殺戮シーン、幕の閉じ方(話の終わり方)、、いろんなもののバランスがすごく良くて、観やすかったし、感情移入がすごくしやすい舞台だったかなあという感じでした、はい。特に終幕の仕方というのは、あのまま変にズルズルと話を進めてもダレてしまうだろうから、あれで正解だったんじゃないかと思う。(原作見てないのでなんとも言えないんですけど)
おそらくだけど、この舞台…圧倒的にスネフェルが最強なんだと思う。舞台中ではスネフェルが自害する事になっていたけど、スネフェルが自害しないでそのまま話が進んでいたとしたら、サリオキスとスネフェルの戦いはスネフェルが勝利していたんじゃないかな。
お気に入りだったシーン
そこでまわんのかよ/マリタ
この舞台中、笑った場面3ヶ所あったのだが、その中の1ヶ所がここ。
ケス大臣に命令を下され、返事を返すため大臣の前に立つのかと思いきや、いきなり側転をしちゃってた(笑)マリタがどんなキャラなのかをインパクト付けたかったんだろう。
裏で重大な命令をされているのに側転をしたことで雰囲気が軽くポップになってしまったのが個人的にはアレだったけど、なんか「ここですんのかよw」選手権3位くらいで面白かったから逆に好きでした(笑)
愛を育む後ろで・・・/ネルラ
サリオキスとアンケスエンが再会し、なんかいい感じにイチャコラしているシーンで、後ろの階段に座り、2人を見つめ、ひとりで勝手にキュンキュンしているネルラがランクイン。ストーリー的に特別盛り上がるとかではないけれど、飯窪さんの真骨頂がでたといいますか。(後に書きます)
無言のチャチャ入れ(ではないんだけど)が、観ていてものすごく好きだった。あれは芸術の域に達してると思う。
本当に微笑んでます?/ナイルキア
ナイルキアに関してはココ!っていうシーンがあるというよりは全体を通して良い意味で突出した場面がなかったというか、全てにおいて世界観に馴染んでいた印象だったので、切り取るシーンはそんなにないのですが、「あ、そういえば好きだったかも」と感じたのは、ナイルキアが処刑されるときスネフェルに向かって微笑んだシーン。
普通なら客席に微笑みを見せる演出にすると思うのだけど、この舞台ではそれをしなかった。それがなんか個人的にミステリアスな感じで好きでした。この舞台の終わり方が「スネフェルが自害し、サリオキスがエジプトの王になった」とナレーションで済ませて終わっていて、それを考えたときに、あそこで微笑みを客席に見せてしまったら、おそらくだけどスネフェルは自害しなかったと思うの。変にやる気が起きてしまって…やる気と言うか、この若干曖昧な感じが客席をスネフェルの自害へと導くことに成功しているというか。
2回目の舞台を観たときに、こんなことをなんとなく感じて、自分の中で自己解決して浸っています←。
「よぉ…」/サライ(太陽の神殿編)
砂漠の鷹と、スネフェル率いるウルジナ国の戦にて、イザイが戦っているところにサライが割り込んでいくシーン。太陽の神殿編での小田ちゃん版のサライですね。もうココのこのセリフを言う小田ちゃんの言い回しが、内に秘めた恨みだったり、ウルジナを倒せる喜びで満ち溢れてる言い方で、まじでカッコよかった。
ココに関してはピンチになっているイザイをサライが助けに来たっていう演出で、石田サライは「イザイさん!いま来ましたよ」と、イザイを助けようとするオーラがバリバリ感じるのに、小田サライはそれが全く感じないんですよ。むしろ「オレひとりで倒したるわ」ぐらいの感じで、人間を殺すのに何の迷いもないような、そんな雰囲気しかなったのが、めちゃくちゃかっこよかった(それスネフェルじゃねえかw)
ほんと…それスネフェルじゃねえかwってツッコミ入れたくなるくらいの感じだけど、ココのシーンは小田サライに惚れてしまいました、はい。
役として、同期として/サリオキス・スネフェル(太陽の神殿編)
太陽の神殿編ラストのサリオキス(工藤)とスネフェル(石田)の戦闘。この舞台最高にボルテージと儚さの両方が一気に襲ってきた至高のシーン。これに関しては、僕の舞台の見方が完全にイケナイことからのセレクトです。
ナイルキアを殺され怒り狂っているサリオキスと、愛するナイルキアを自分の手で処刑し、酒でヘロヘロなスネフェルの命懸けの決闘シーンを繰り広げる2人はものすごく素晴らしかった。
ただこれを見たのが6/7の水曜日。水曜日は亜佑美ちゃんの東スポの連載がある日で、その連載にどぅーとの舞台でのお互いの関係を話してくれていて…「存在に感謝。信頼しているけど、私にもどんどん頼ってね」と書いてくれていたのを観た後の観覧だったもので、サリオキス×スネフェルとして観なければいけないのを、完全に石田亜佑美×工藤遥として観てしまったことに関しては本当に申し訳ない気持ちしかない。
失ったものへの怒るサリオキスと、酒を飲みヤケになるスネフェル…この真逆の世界観でぶつかる2人のオーラが殺伐としていて、完全に会場中を掌握し、目の前に広がる光景にただただトリハダが立つばかりでした。
それと同時に石田亜佑美と工藤遥が同期として「最高の舞台にしような」と言わんばかりの聞こえるはずもない声が聞こえてきたように感じた。どぅーが演技の世界に飛び出していくにあたって、亜佑美ちゃんがファラオの墓という舞台を通して、どぅーのことを叱咤激励していたようにも感じて激アツだった。「私を倒してから卒業しなよ」と。あの剣を交えた瞬間には、亜佑美ちゃんのメッセージが込められていたのかもしれない。
そんなことを思いながら観ていたら知らぬうちに涙が出てきていた。こんな感情になったのは応援して6年で初めてのことだったなぁ。。工藤遥最後の舞台でこの演出をしてくれて本当に感謝しかありません、ありがとうございました。
各メンバーの印象
もう本当に舞台の感想って苦手なので、各メンバーの印象を書くことに逃げます←。順番はテキトーです。
この舞台、アップフロントがちぇるを推していきたいというのが全面に伝わってきた舞台でもあった。ただ…「推していきたい」と言うのが納得できるようなクオリティに仕上げてきてくれていたちぇるはさすが。
こりゃまたかわいらしいピュアなナイルキアなんですねこれが。ピュアと言えばリアルにアニメから飛び出てきたような牧野真莉愛という子もいるけれど、ちぇるの加入して3年目にして未だに抜けない芋っぽさが相まったピュアさがナイルキアに合っていたんだろうな。個人的にはハープを弾く真莉愛も見てみたかった気もしないでもないけど、まあしゃーないですね。
最近ちぇるの歌に、前まですごく感じていた独特なグルーヴを感じなくなってきていたんだけど、それが舞台での歌唱とすごく合っていたように思う。すごく繊細なのに真っ直ぐで芯の女性:ナイルキアを感じることができていた。
おととしの「ノナo’u’o)<<フィラメントヴィータ!」って言っていた頃のちぇるの何倍も素敵になっていて素晴らしかったなあ…ハイスペックな野中美希を感じることができたのは何よりもの収穫。あと単純にかわいかった(照)
パピ/横山玲奈
横山ちゃんはわりと当て書きチックな感じだったのかな?普段なら真莉愛やらまーちゃんがあの役にいってもよさそうな気はしたけど、フレッシュさを活かせてて良かった( ・∀・ ) 舞台はもちろん初めてだろうし、今年で感覚つかんで来年に繋げて欲しいって感じだろうか。あと単純にかわいかった(照)
あと「かえれーーーーー!」って終盤からやり始めてたみたいだけど、初舞台にして爪痕残せたという意味ですごくよかったんじゃないかな?あらためて肝の座った子だなぁと感じた。こういうの観ると1度主役級の役をやってみてほしいと思うけど、あと2年後ですかね。
アリ/牧野真莉愛
真莉愛は…やっぱかわいかった(照)(もうやめろ)
今回は横山ちゃんと同じ立ち位置であるアリ。真莉愛と横山ちゃんとか、、一緒にいたらかわいいに決まってるじゃんね(笑) 去年の「続・11人いる」ではストーリーのキーマンであるチュチュを演じていて、あれは「当て書きではないのにすごくハマってたなあ」と感動していたんだけど、今回はちょい控えめ。
ストーリー的にしかたないと思うんだけど、今回は真莉愛を活かせる役はそんなにいなかったのかなあとか感じた。(言葉を発するときに若干たどたどしさがあるのも含めて)。横山ちゃんが小さくて、真莉愛がデカいから、このギャップが観ていて楽しくて本当に癒されるのがよかった( ・∀・ )
数年前のふくちゃんもそうだったけど、、こういう役で存在感出すのって本当に難しいと思う。ただ今回の真莉愛はオーラが普段と違うものを出せていたのが、ナメていたというわけではないけど個人的に意外で、思っている以上に勇ましさがあったというか。あとはやっぱ言葉の歯切れの良さが課題なのかな。舞台を見るにあたって「真莉愛がかわいかった」と言えないような、そんな役柄・芝居を見れる日を楽しみにしている。
ユタ/佐藤優樹
横山ちゃんがいることで、他のところにまわせることができるのがまーちゃん。ゆぅてまーちゃんも18歳になっちゃったし、コンサートでのあのミステリアス感を舞台で活かさないことは無いと思うので、そういう意味で横山ちゃんの存在は貴重だと個人的には思う。
そのベクトルの違う役にまわす+ヘルニア明けということなのか、今回は落ち着いた雰囲気のユタ。喉のこともあってなのか派手なセリフも動きもさほど激しくはない代わりに、ストーリーのナレーションを長々としたセリフとして話していた。このナレーションがすごく良くてですね、、ものすごく低い語彙力で説明すると「まーちゃんだからできたナレーション」ということ。これはこの言葉でしか説明出来ないんです本当に(笑)
ちょっと言葉にたどたどしさはあるものの、さっきも言ったコンサートでのミステリアスな雰囲気を極限まで抑え込んだ空気感というか。そのおかげで「こ、これから何が始まるんだ」的な感情にさせられる。
あとは歌。
他の場面でセーブできてる分、歌に専念できるからなのか、まーちゃんの声の圧がものすごかった(千穐楽では若干かすり気味になっていたものの、これは連日の公演のせいで主役級のメンバーはみんなかすれ気味だったからしょうがない)。最近コンサートではいろいろと悔しがることも多くなってきてるし、こういう役で歌うことで自分の歌に自信持って欲しいし、まーちゃん推しもまーちゃんの歌を聴きに行ってあげてほしい。
イザイ/加賀楓
加賀ちゃんがダブルキャストに入っていなくて本当に良かった。永遠に見ていたかった…そう思えるくらいにドハマりしていたように思う。サリオキス、スネフェルに続いたナイルキアと同等の準主役ポジだと思うんだけど、ドハマり具合が本当にヤバイ。
単純に男性チックっていうだけじゃなくてアクションひとつひとつに重厚感があり、前に紫吹淳の舞台を観たことがあったけど、その時に感じたものに似ていた。役に違いがあるから一概には言えないけど、この感じはどぅーには感じることの無かった部分。単純にソコの部分がハイセンスなんだと思う加賀ちゃん。
踊っている姿も若干ダルそうなんだけど重厚感のある迫力があって、ひとりだけ舞台の世界観以上の雰囲気を出してるように感じたし、立ち振る舞いが勇ましすぎて常に観ていたくなるような、そんなオーラを放っていた。セリフの抑揚とかは、まだあまい感じはあるにせよ、そこをとって余る存在感はすごい。(まあイザイに関してはこれくらいのほうがよかった気もするけど)、他のものを犠牲にしてでもイザイに加賀ちゃんを起用したくなる演出家の気持ちがわかる。…とか言って、役を決めてから演出つけていくだろうから違うんだろうけど(笑)
スネフェル以外では確実に1番観ていた気がする、いや〜来年も楽しみ。
アンケスエン/譜久村聖
基本的に「やらせてみたい」という概念が少ないのか、ふくちゃんはこういうお姫様が多くなっちゃう。で、今回もお姫様。ただやっぱふくちゃんのこういうお姫様役って観ていて本当に落ちつくし癒される。さっき言った真莉愛とか横山ちゃんとはまた少し違う、、アダルティーな安心感といいますか。(”安心感”という言葉が1番合ってるのかな)
鞘師のふくちゃんへの見方が「ああ〜こういう感じか〜」ってのが今やっとわかった気がする←
“続・11人いる” でのバセスカみたいのをやってみて欲しいと個人的には思うんだけど、演出家の身になって考えると、ふくちゃんはココに落ち着いちゃうのかなあ〜みたいな。ふくちゃんのあのオーラ自体がすでにブランド化されているように感じるし、どぅーを男役に半ば強制的に当てているのと同じように、ふくちゃんはここのポジションでもいい気もしてきた。まあそれだけだとさすがにダメだと思うから、ここらへんは真莉愛の覚醒具合なのかな。
またふくちゃんの歌もすごくよかった。ふくちゃんみたいな柔らかくて一見馬力が無さそうな声って沈みがちだけど、ふくちゃんは全くそんなことなくて、所謂“良い声”と呼ばれるような声質(ハローでいうと高木とか広瀬とかカナ。)じゃないのに、こんな太くて芯があって、更に繊細で…歌声なのはむちゃくちゃ素敵。
ふくちゃんの個別握手に行っている人に聞いた話によると、歌に関して相当努力をしているらしく、前の個別では「ビブラートが云々…」というレポが流れてきたのを見たけど、コンサートでの歌を聴いているとちゃんと横隔膜で震えさせれてる揺れ方してたように思うから、個別でボイトレしてるのかな?揺らし方もいろいろと出来るみたいだけど、あえてゆっくりにしているみたいで…いやぁ僕の好みなんですわ(笑)いや本当素晴らしくてかっこいいよ、ふくちゃんの歌は。
なので、1度でいいから役の出番の8割くらい歌の役とかやって欲しい気もしますね、はい。(ファラオ関係なくなったね←)
マリタ/生田衣梨奈
生田もすごくよかった。単純にめちゃくちゃ合ってたということもあるんだろうけど。ただもうちょい良い演出もあったんじゃないかとも感じた。1番最初の出演シーンの側転とかイマイチ意味がわかんなかったし(笑) ああいうの出すなら中途半端に出さずに、”ここぞ!”という場面で徹底的に当ててあげたほうが良かったんじゃないかと思う。
生田自身は去年よりも早口なのも改善されてたし、アクションひとつひとつに自分の魅せ方をわかっているかのようなものを感じたり…まあ簡単に言うととことんエロかったんだけど←。今の娘。にこういうエロさを持ったメンバーがいないから本当に良いポジションに居ると思う。
でも殺陣は普通の剣でやってほしかった感じはあるかな。カーヴィングナイフの二刀流で、他との差別化をしていたんだろう。アクション自体のバリエーション(演出じゃない部分)は1番あるように感じたからちょっと残念だったかなという感じ。
しかし歌の先生が言ってたけど、生田の歌がすこぶるよかった。あんな張りのある歌声聴いたことなかったから初めて聴いたときは「うそおおおおおお?????」でした(笑)
あとはセリフにもうちょい感情を乗せれるようになれば5倍はよく魅せれる気がする、あと…上半身をもう少し軟体化させることができたら最高かな。
ジク/尾形春水
アップフロントは、はーちんにチャンスを与えているかのように毎年何かしら良いポジションを与えているように思う。TRIANGLEではダイス(佐藤)の弟ジョンベル。続・11人いるではトマノ。今回はナイルキアがエステーリアに通じていることをスネフェル国王にチクる役。事務所的には大成してほしいという期待を込めてなのか、はたまた…なのか。。
なんだろ…もうちょい役を自身に浸透させれたらいいんだろうなあと。今はまだ個人的に中身が無いように見えてしまっていて、去年生田にも同じようなことを感じていたけど、生田は今年改善されていたように思うから来年がまた楽しみですね。今回は短いけれどソロで歌もあったし、何か掴んでくれてたらいいな。
ただ…こういう子も必要なんだよね~。
ネルラ/飯窪春菜
いや〜今回も飯窪ちゃん良かったですね〜ホント。
僕、”ごがくゆう”のころから飯窪さんの芝居がすごく好きで。もう5万回くらい口にしているんだけど「なんか置いておきたい人」。これ言い切っちゃうのもアレだけど本当「名脇役」という肩書きが似合うなぁと思う。僕がキャスティングできる立場なら、真っ先に「とりあえず飯窪春菜って子、呼んどいて」と言っていると思う。
今回の舞台で言えば、サリオキスとアンケスエンが2人で再開した後ろで、2人を眺めているシーンがあるのだけれど、そこのネルラが極上に良い。シリアスなシーンなんだけど、シリアスになりすぎない、良い塩梅にしてくれている。メインとメインが絡んでいるところに入り、コッテリになりすぎないようなする潤滑油みたいな。(潤滑油って油だからコッテリするやんってツッコミは受け付けません)
ビジュアルはすごいかわいいのに、良い意味でオーラを消せている感じ…そして大袈裟すぎずにメリハリのある芝居。いや~いいよね飯窪ちゃん。
ルー/羽賀朱音
あかねちん、、やっぱめっちゃかわいいよ(照)
何年か前に “演劇部うんぬん” って話していたけど、最近は話さなくなったので若干寂しく思っていたんですが(笑)、話さなくなっても所謂“芝居感良い”という感じの雰囲気が出ているように思う。ただ、声質のせいなのか滑舌のせいなのかイマイチ伝わりづらい瞬間があるのが個人的には残念に感じることもあった。声質はどうしようもないので、もうちょい歯切れの良いセリフ回しができるようになれれば、もっと素敵になれるんじゃないかと思う。
声がすごい密度が濃くてドッシリした感じだから、将来男性役とかもできる気がする。加賀ちゃんいるから、第一候補ではないにせよ、良い感じになると思うんだけどなぁ。
今回はスネフェルの側近役ということで、妙におちゃらけたルー。スネフェルのキャラとのギャップを出したかったんだろうけど個人的にはスネフェル同様に厳格なキャラ設定にしても良かったんじゃないかなぁと感じた。もしくはキャラは厳格にし、話すことセリフをコミカルにしてそこのギャップを出したら面白かったんじゃないかなーみたいな。わかりやすく言うとGACKTみたいな感じ(笑)
いろいろ言ってるけど、やっぱあかねちんかわいいんだわこれが(照)
奴隷頭イザイの一番弟子ポジションであるサライ。
小田サライ…小田ちゃんは基本なにやってもかわいくなっちゃうっていうのが僕の先入観にあるのか、今回のサリオキスもサライも第一印象が「かわいい」でした←。典型的なハロー体型というか(ナイスバディーだけどw)早い話ちんちくりんっていう(笑)そんな感じだからフォルムがかわいくみえちゃうんですよね僕には(笑)
小田サライは、もうトコトンかわいかった(6億回目)。石田サライに比べて舎弟感はないんだけど、声質のせいなのかセリフ回しに存在感があって、イザイのポジションをいつか刈り獲ってやる!みたいな根っこの黒い部分を感じたのが個人的にはすごく良くて、舞台化されてない部分で内乱とか起こしてそうでした(笑)“サライ”という1人の主人公が成り立っているように感じたので、そういう意味ではサライのスピンオフ作品を作ってほしかったです(笑)
打って変わって、石田サライはイザイさんと良い感じのニコイチ(2人で1つ)になれていたように思う。いつもチャラチャラしながら常にイザイのまわりにて、イザイのために必死に戦うけど、大事なところではすぐに死んでしまう…みたいな。(ドラゴンボールのヤムチャ的な←)(笑)
先程書いたサライの「よぉ…」の登場シーン。ここに関しては小田ちゃんのが僕の中でドンピシャすぎたということもあり、石田サライはなんか弱い感じがしてしまった。でも世界観的にはそっちの方で合ってる気がするんだけど。砂漠の月編の砂漠の鷹は「イザイ一強」。太陽の神殿編の砂漠の鷹は「イザイ・サライの二強」ってイメージでした。
大千穐楽の砂漠の月編では、石田サライとゼロズレポジになってしまってドギマギしながら舞台を観ていたんですけど…石田サライのダンスシーンは最高of最高そして最高でした。1番よかったのは拳の突き上げ方。ダンス関係ないかもしれないけど、この拳に熱すぎる魂がこもっていたんですよ本当に。突き上げた瞬間のインパクトでパンチ力800Kgくらいはありそうな、そんな感じ。
あの瞬間のサライは完全にスネフェルよりも強かったと思う(笑)
初見で観て思ったのが工藤サリオキスは正義感の強い王子、小田サリオキスは幼いながらも使命感に溢れたプライドの高い王子…というよりも国王に見えた。(サリオキスでも小田ちゃんはかわいかった(笑))サリオキスの設定年齢が15歳らしく、小田サリオキスが王子じゃなくて国王っぽいという考察も含めて、あながちイメージ的には間違いじゃなかったのかな。
小田サリオキスは最初から最後までオーラ全開ったのに対して、工藤サリオキスは王子としてのオーラが途切れそうな瞬間もあったりして、特に、砂漠の鷹になる瞬間のイザイが伝説の剣をサリオキスに差し出すまでの戦意喪失していたシーンなんかは、すごくよかったように思う。太陽編と月編で同じストーリーだけど、あのオーラに強弱を付けれるっていうのは、ステージングに抑揚を感じることができるからよかったように思う。
小田ちゃんってやっぱ存在感があるんだね基本的に。
サリオキスよりもスネフェルをやってほしかった気もするなあ。
歌に関して思ったのが、小田ちゃんは今さら言うこともないんだけど、どぅーのファルセットがものすごく自然になっててびっくりした。TRIANGLEのときは、苦しそうに出していたのを、今回は役のニュアンスそのままに綺麗な歌声を響かせていたように思う。
歌声の「低い」のと「太い」のじゃ厳密には違うんだろうけど(いや全然違うんだけどw)、小田ちゃんは自分で低音が苦手と言っておきながら、意外とちゃんと出してくる感じが卑怯ですよね←。舞台になるとポップスよりも声の太さって大事になってくると思うんだけど、小田ちゃんはその「太さ」にすごく芯が通ってて素敵だった。そこにもう少し「低さ」が加わってくると…嫌でも演劇女子部の男役は避けれないものになりそう(笑)
ナイルキアとのハモリも、声質的にはそんなに相性が良くない感じがしたけど、2人で綺麗に奏でていてよかった~。
今年で演劇女子部ラストのどぅーは、あゆみちゃんと同じスネフェル。同じ役なのにここまで雰囲気の違う人間になってしまうのかと、この“スネフェル”に教えてもらった気がする。
まず、工藤スネフェルは精神的に若いのかな?というイメージ。王位継承にて若くして国王になってしまったかのような。石田スネフェルには絶対的な権力から得られている“余裕”を常に感じられたのに対し、工藤スネフェルは若さゆえの落ち着きがなく、「自分には権力があるんだ」と常に自分に言い聞かせている感じ。
それが顕著に感じたのが、ケス大臣がナイルキア処刑(処刑されることをスネフェルは知らない)のために広場で腹を立てながら椅子に座っていたシーン。このときの2人の芝居が全然違っていて、石田スネフェルは足をドッカと開いて微動だにせず、工藤スネフェルはひたすら貧乏ゆすりをしていた。
こういう細かいところというのは演出家が芝居を統一するもんじゃないんですね。統一したら面白みが全く無くなってしまうのはわかるけど、こうすることによって演出家が思い描いているニュアンスと違うものが客席に伝わってしまったらどうするんだろうとか、変なことを思っていました(笑)
演出の違いで言うと、ラストのサリオキスとの戦闘シーンでは石田スネフェルが、さっきまで酒を飲んでいたのを表現して若干酔拳チックなアクションをし、相手を小馬鹿にしたようなアクションをしており、尚且つ、その殺陣+酔という変則的な動きを、ものすごい厚底ブーツでこなしていたのは、そういう細かい演出まで意識しているのは「さすが」の一言だったように思う。
最強スネフェル
個人的に素人ながらストーリーの世界観を感じて思ったのは、最初にも書いたけど「スネフェルは絶対的で最強な存在であってほしい」ということ。それを思うと、亜佑美ちゃんのスネフェルが本当にドンピシャすぎていた。本当に言葉で表すのがもったいなくなるくらい本当に素晴らしかった。
今回は亜佑美ちゃんが「やりたい!」と言っていた悪役。しかも国王で超絶メガトン級のメイン。おそらくだけど亜佑美ちゃんの中で勝手にハードルが上がってしまっていたとも思うんだけど、それが逆に良かったのかな…と思わせる憑依っぷり。
国王の雰囲気としてはファルス(LILIUM)の孤独さとバセスカ(続・11人いる)の強さに冷徹さをプラスさせたような、そんな役回り。
ひたすら厳しい父親に、自分の子供に全く興味のない母親…そんな親のもとで育った幼少時代。その両親も小さい頃になくし孤独に生きてきたスネフェル国王。幼少期に親にされたことは自分が大人になったとき他人に同じような振る舞いをしてしまうというのは、よく言われることだけど、このスネフェルはそれが見事に体現されていたように思う。人間を愛することを知らず、誰よりも何よりも冷徹。
顔は常に余裕があり、目を見開き邪悪なオーラを纏いながら、奴隷たちを見下して笑い狂う…その一方でナイルキアに恋をした瞬間は不器用ながらも優しく振る舞う。(このギャップがものすごいと見せかけて、完全に優しくなりきれてない感じが尊い)
これを演じていたときの亜佑美ちゃんの、どこにも”石田亜佑美”は存在していなく、一国の邪悪な国王スネフェルで、憑依とかそんなレベルなんかじゃなく、今までの何の役よりも怖いくらいに”石田亜佑美”が役に侵略されていた。
舞台前に話してくれていた通り、低い声で芝居をし、腹の底からウネりでてきているような存在感のある太く艶のある歌声は、終始崩れることなく会場中に響き渡っていてトリハダしか出てこなくて、普段の立ち振舞いの圧倒的なオーラ、目線の配り方にも女々しさなんか全く無かった。
舞台中に、少しでもそういう場面があると、アイドル舞台として可愛げがあってほっこりしたり、いいなぁ〜と、多少思ったりできるのだけど(笑)、そんな瞬間は1秒も無く、極悪非道で厳酷な姿で立派に生きていました。
推しの芝居はカメレオン∞
今回お亜佑美ちゃんは僕の思っていた10倍も先を進んでいた気がした。スネフェルのドンピシャ具合だけじゃなく、サライも演じたことによって、表現者:石田亜佑美の無限な振り幅を体験した人も多いのではないだろうか。
ごがくゆうでの看板娘クリア、LILIUMでのひたすら破天荒で荒削りなチェリー、TRIANGLEでの華麗で純粋なサクラ姫、ファラオの墓での絶対的国王スネフェルにチャラ舎弟のサライという振り幅のある様々な役を演じてきたことを、ふと思い出したときに、ステーシーズを見ていたときには、亜佑美ちゃんがこんな風になるなんて思っていなかったから完全にドキがムネムネ状態。
普段の感じからみて、結構荒い感じの役が似合うのかと思いきや、TRIANGLEでサクラ姫という繊細な感情の役を自分の役として成立させてしまったのを見ると…なんかこう本格的に認めざるを得ないと言いますか。誇らしいことなんだけども、それもそれで複雑←
推し目線で言うと、国王の威厳を示すため身長を大きく見せる必要があったのか、ものすごい厚底のブーツを履いていたのが心配でしょうがなかった(笑) ただそれであの剣を交えるシーンをこなすのは相当なバランス感覚がないとできないことだと思うので、もしかしたら演出家が亜佑美ちゃんだけに指示したことかもしれないけど…ここは亜佑美ちゃんのニュアンスだったということにしておきます(笑)
締め方がわかりませんが最後に。
書き方がわからないとか言いながら、約13000文字も書いてしまいましたが(笑)、今回の舞台はわかりやすくて、無駄に旧エジプト文明とかの番組とかが好きでよく見たりしていたので、世界観もドンピシャで好きだったりしたのですごい楽しめた。
LILIUMみたいに舞台後バカみたいに裏設定が明るみになったりしなかったり、演出家が前に出ない感じも好きだし(笑)(あの演出家は嫌い←)、こういうわかりやすいストーリーのほうが演者の力量が顕著に出てくる気がするから、すごく好感が持てるんですよね。
そして今回で演劇女子部がラストだった工藤遥ちゃん。どぅーのレベルでも外の世界でやってくのは難しいんだろうと、個人的に工藤スネフェルを見て思ってしまったので、本気で頑張って欲しいし、本気で応援していきたい。
今回のちぇるの覚醒感、加賀ちゃんの演劇女子部的な将来感、真莉愛の踏ん張り具合が楽しみになった今年の舞台でした。亜佑美ちゃんは…満足…もしくは遥か上のものを魅せてくれると確信したので完全受け身体制でいきたいと思います(?)
今年も素敵な舞台をありがとうございました。
【サイン本開封の儀】写真集から感じる石田亜佑美ちゃんのエンターテイメント精神。
完全に浮かれています、僕です。
石田亜佑美4th写真集『20th canvas』サイン本開封会
4/27に発売された亜佑美ちゃんの4冊目の写真集『20th canvas』の100名限定のサイン本が5/19に到着し始めましたね。僕はというとこの日は、知り合いにDA PUMPのリリイベに行くとのことで一緒に行っていたので写真集の受け取りは夜になりました( ´・ω・` )
家に帰る前に、亜佑美ちゃんからのサイン本がハズレてもショックを受けないように酒を買い←、やけ食いするためにオリジン弁当を買い準備万端。
19時〜21時で再配達を設定し、18:30に帰宅。シャワーを浴びて19:15…ピンポーン♪とクロネコヤマトが到着。案の定写真集だ。「お疲れ様でした〜♪」と配達員へねぎらいの言葉をサラッとかけてはいたものの、内心サインの当落が気になって止まらぬバクバク(笑)
開封!!!!!!!
ビールを用意し、床に座りダンボールを開けていく。
今回は7冊注文していた。
1番上は通常のラッピングなのでハズレ。2番目もハズレ・・・3番目も(ry
半分まで来ると途端に諦めムードになるのは何なんでしょうね(笑) あと半分あるってのに(笑) ここでとりあえずビールを一口だけ飲みました←…そして諦めムードの中、3冊目の写真集を持ち上げると・・・
あああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああなんか違うラッピングじゃああああああないですかあああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!(空けた後ですみません)
てかそれ以前に紙に「サイン本」って書いてある〜(笑)
コレを見た瞬間というものは何度味わっても慣れなくて、ひたすら手が震えて写真集なんか持てる状態ではないんですね。そんな中がんばってラッピングの中から写真集を取り出し最初のページを開けていく…と・・・
あゆみちゃんがサインと共に僕の名前を…( ´;ω;` )
今の時代はシングルが発売するたびにサイン会というものがあるので、価値を勘違いしそうになるけど、やっぱりソロ写真集に関しては 違う!
亜佑美ちゃんが自分の成長を作品に残そうと頑張って撮影した最高の一冊に書いてくれてるなんて本当にテンションあがる( 'ᴗ' )!
前回の写真集での写真集サインでは最初のページと最後のページに書いてくれていたので、今回はいきなり最後のページを見ました←、そしたら・・・
あああああああああああああああああなんか書いてある!!!!!
そして、中身を楽しんでいると…
またまたまたなんか書いてあるじゃああああああああああああああああああああああああん!!!!!
すごくないですかこれ???
あゆみちゃんどんだけ書いてくれちゃったの????? 1人3ページの100人分だから実質300人分くらいの文章を書いてくれてることになるの!
しかもみんな違うこと書いてくれているんですよ!こんなに嬉しいことあります??
(ないです!!!!!!)
過去の戦利品
shine more(2冊目の写真集)のときに当選したサイン本
It's my turn(3冊目の写真集)のときに当選したサイン本
It's my turnのサイン本の時は、最後のページに1ページぎっしりのみんな同じ平等な心のこもった文章。
そして、最初のページに購入者の名前と亜佑美ちゃんのサイン。ここがすごいところで、今回のサイン本でもそうだったけれど、「仙台の好きなところ」という題材で100人全員違うことを書いてくれてたっぽいんです(全員違うかはわかんない←)
まぁ!とにかくめちゃくちゃいろんなことを書いてくれたんですよ!。そしてそんな亜佑美ちゃんに、写真集発売イベントの握手会の時に聞いてみたのが下のTweet。
川c ’∀’)<<(サイン書くの)大変だったけど喜んでもらいたくてっ
— ヤーカズ (@suica_man) 2016年7月15日
優しすぎ天使すぎかわいすぎ( ˶´ω`˶ ) pic.twitter.com/FozLotZgUH
なんかもうひたすらかわいすぎませんんか🤔???(違う←
このときのこと今でも結構覚えているんだけど、すごく良い顔してたんだよねー。
喜んで報告してくるファンを見て、それに対して純粋に喜んでくれているというか。 その顔を見て、加入したときから知ってるつもりではいたけど「本当にサービス精神旺盛な子なんだなぁ」って、改めて感じることができた瞬間だった。
マジレッサーとか言われる(言われてた)けど、全然そんなことないし、テンション上げていけばそれに合わせてくれるし、真面目のこと話すときには、握る力を強くして聞いてくれる。そんなファン想いの子なんですよ実際は。
あゆみちゃんのファンじゃない人が、あゆみちゃんと握手したらほとんど「あゆみんめっちゃ握手強くてやばかった〜!」という感想がほとんど。しかもコレ全員での握手の時だから尚更すごい!
手を抜けるはずである全員握手のときすら、誰よりもギュッとしてくれる優しさと意識の高さは、応援している身からすると心からの誇りだ。
写真集の話からかけ離れてしまいましたが←、あゆみちゃんの素敵なところを1つでも知っていただけていたら嬉しく思います。
なにやら今回のサイン本は、20冊買った人でも落選してしまった人もいたそうで。そういう意味で、ある種きちんとした抽選になっているんだなと感じる。
僕は運良く3作品連続で当選できているけど、これもいつかは途切れってしまうであろうから、本当に期待しないでいるのが1番なんでしょうね。
何はともあれ、今回当選できた皆さんおめでとうございます!
こういう機会でしか亜佑美ちゃんの優しさを感じられないなんて、そんな現金な人間は底辺だけど(笑)、このサイン本以上のものを与えてくれた亜佑美ちゃんは間違いなくエンターテイメントとして〝鑑〟だし、自分のファンであろう人たちに対しての感謝の気持ちが心から伝わってくるし…本当に嬉しいですよね(*^−^*)
今回はたまたまサイン本という形たっだけど、サイン本云々じゃなくて、こういう「喜んでほしい」という亜佑美ちゃんの〝心意気〟を、改めて知れたということが、僕にとっては何よりも嬉しいことだし、これからも変わらずに素晴らしい亜佑美ちゃんのことを応援していける喜びを改めて感じました。
改めて4冊目の写真集発売おめでとう!
いつか5冊目の写真集も出せる日も楽しみに待っています!(気が早い←)
ナルチカDTを卒業したヲタクがナルチカへ対して思うこと。
「ナルチカ モーニング娘。’17」
卒業…
私は卒業しました。
ナルチカDTをおおおおお!!!!!
ナルチカが始まってから何年が経ったでしょうか…僕は頑なに参加してこなかったんですが、(チケット落選しまくってただけ←)今回は工藤遥ラスト(?)のナルチカになりそうということで1公演だけですが新潟公演に参加してきました。
ナルチカとは
「なるだけ近くでHello! ProjectのLIVEを体験してもらおう!」をコンセプトに全国のライブハウスを中心とした会場でHello! Projectの面々が行うナルチカライブショー。今までにない距離感で体感くださいね!来場者全員との握手会や抽選会なども準備しています!ー公式ホームページよりー
「なるべく近く」だと思っていたんですが、「なるだけ近く」でしたね。(どうでも←)
ハロープロジェクトといえば、1年の春秋2シーズンにわたって、ホールコンサートを行っている集団(最近はちょっとアレですが 泣)、その集団が普段行けない地域のライブハウスへ行き、なるだけ距離でパフォーマンスを味わってもらおう!というイベント。
このコンセプト的に言うと、普段コンサートに行っている人間はナルチカに参加する資格は基本的にはないのですが、実際に現場に行ってる4割くらいはおまいつでしょう(笑)そこに関してメンバーがどう思っているのかはわからないですが…
僕は初参加だし、ハルちゃんラストだし、そこに関しては許してくださいな( ´・ω・` )
いよいよナルチカ開始!
セトリ
曲順 | 曲目 |
1 | One・Two・Three(updated) |
2 | 愛の軍団 |
3 | そうじゃない |
MC | |
4 | 笑顔YESヌード |
5 | セクシーキャットの演説 |
6 | Tokyoという片隅 |
MC | ご褒美コーナー(羽賀石田工藤) |
7 | すべては愛の力 |
8 | 泡沫サタデーナイト! |
MC | 抽選会1 |
MC | 抽選会2 |
9 | SONGS |
10 | 青春Say A-HA |
11 | 君の代わりは居やしない |
12 | わがまま気のまま愛のジョーク |
13 | What is LOVE? |
ENC | |
14 | ジェラシージェラシー |
MC | |
15 | LOVEマシーン(updated) |
握手会 |
今回のセトリはこんな感じ。
ナルチカ初日を終え、Twitterで恒例のネタバレを見たヲタクたちがこぞって「つまんな」「代わり映えのないクソセトリ」だのいろいろ話されておられましたね。
これまでのセトリの傾向、森戸が加入したタイミング…諸々のことを考えると、こうなるのも普通だと思うんですけど違うんですかね?僕的に「すべては愛の力」と「青春Say A-HA」が入ってれば神セトリなんですけど(笑)
前のナルチカでさくら組おとめ組があったのはイレギュラーだったとして←、基本的には普段行けない人たちへのイベント行事なのだからおまえら黙ってろよ( ・∀・ )という感じじゃないですかね。
熱い熱い熱い
亜佑美ちゃんのブログで「ナルチカは暑い」と連呼していたので、まぁそうだろうなと思っていたけど、本当に暑いんですね(笑)思っていた3倍は暑かった。始まる前は空調が効いていて、動かないとむしろ寒い感じ…は無かったけど、早く動きたいなぁくらいな感じ。この日はボッチ参戦だったので、余計に早く動きたくて(泣)
この日の整理番号は353番(クソ of クソ そしてクソ)
入場してみたら後ろで騒ぎたい人が後ろを占拠していたり、もちろん前の方はギューギュー。サイドの後方の方は思っていたよりも空いていて、スピーカーの真ん前のステージ見切れ席のような場所だと実5列くらい、本当の一番端だと実2列くらいの位置まで行けた。(メンバーが気にかけてくれてもわからないようなポジだけど 笑)
僕は実5列くらいの多少スペースの空いているところを陣取ってスタンバイ。そして開始...
123/愛の軍団/そうじゃない
事前にセトリを確認していた僕も正直「oh…このセトリ()」と思っていた部分があるのも事実でした。ただ、始まってしまうとクソセトリだろうが、神セトリだろうが関係なくなってしまうというか(笑)
One Two Threeとかはラブマを演ってる回数的には確実に多いはずなのに、むしろ無くなってしまった方が悲しくなってくるレベル...これが現メン至上主義←
1番ラストの「 川c ’∀’)<<るっ♪ 」のところ...いつも真ん前しか向いたところしかみたことないのに、いきなり下手側を見だしてきて...( ⸝⸝⸝•_•⸝⸝⸝ )キュン
現モーニング娘。の強みであるフォーメーションダンスの代表曲のような位置づけである楽曲...それが愛の軍団であると思うのだけど、ライブハウスでこの曲の魅力を見出すことはものすごく難しいと感じた。
上から見なければわからないようなフォーメーションダンスを下から見せつけられるこの違和感←。移動する時も、周りをキョロキョロ見渡しながら、すごい窮屈そうにしているメンバー。亜佑美ちゃんなんかクイックドリフトしたかのようなギザギザな動きしてて笑ってしまいました(笑)
"そうじゃない"では、サビのモデルウォークシーンで後列で待機している亜佑美ちゃんが1番好きな僕としては2列になるところで亜佑美ちゃんが全く見えなかったから跳ねて見ることになってしまった(笑)
2番目に好きな「あとからのクレームだなんて♪」の小田パートの振り付けにあるヒップロール。ここの亜佑美ちゃんが最高なんですよ本気で!エロくてリズムも後取りで色気がすごい。
普段は客席側から向かって見ると、亜佑美ちゃんが横を向いている状態なものだから、真ん前から見ることはできないんだけど、ナルチカはステージよりも客席側が広い構造になっているため、サイドの位置を陣取っていると、横向きを横から見れるので、亜佑美ちゃんを実質正面から見ることが出来るんですね。
そのエロカッコイイ亜佑美ちゃんのヒップロールを真正面アングルで見れたことはすごく良い体験をできたと思う。めちゃくちゃグニャングニャンしてた~(言い方)
笑顔YESヌードはハロコンで見たかったのに先にナルチカで見てしまったことが残念でしか無いから←、これに関してはハロコン見てから感想書きます。
【昼】朱音の部屋(?)
「セクシーキャットの演説」→「Tokyoという片隅」が終わり、メンバーが捌けたと思ったら、あかねちんが台本を持って出てきて、いきなりコーナー開始。
あかねちんが「それではこのお二人に登場していただきましょう」と言い、亜佑美ちゃんとどぅーが登場。(すでにどんなコーナーか想像できた)
お互いに「好きな部分を話してください!」と言い、2人が話し始めると、すぐさまカットインし、あかねちんが自分で好きな部分をものすごい早口で話し始めるというキモヲタク具合を発揮(笑)
ラストには「この前いしどぅーさんのホットパンツ事件合ったじゃないですか!」と旬な(?)話題を話し始め、「石田さんが工藤さんにホットパンツを借りたら、お母さんに電話をしはじめたんですよ!そのとき石田さんが自分で『亜佑美は大丈夫だよ』って自分のこと『亜佑美』って言ってたんですよおおおおおお」とボルテージMAX(笑)
あかねちんよ…僕と高まる場所が一緒だなんて同志すぎるぞ。個別行くわ←
最後に2shotを撮りたいとポケットからガチ私物のiPhoneを取り出し(笑)、「さぁさぁ並んで〜」と並ばせ、シャッターを切ったと思ったら…めっちゃ連射してるのあかねちんwww
iPhone持ってる人ならわかると思うんですが、iPhoneカメラの連射ってものすごい笑ってしまうんですよ(笑)このときも会場中から笑い声が聞こえ、連射した瞬間、いしどぅーさんの2人が「え????連射??www」ってものすごいスピードでツッコんでたの最高に楽しかった( ^o^ )/
コーナーが終わり、あかねちんから「朱音の部屋でした〜」と紹介があり、この瞬間に早口で話してた理由がわかった…これ「徹子の部屋」のパロディだった。わかって妙にスッキリw
このコーナーはハロステのお褒美企画だったみたい。
【夜】4thいきまっしょい!から…
夜公演のコーナーは、小田ちゃんもご褒美が残ってるということで小田ちゃんのコーナー。
僕は夜公演は入っていないんですが、Twitterで知った情報によると、譜久村工藤小田で「なんにも言わずにI LOVE YOU」を歌ったらしい。
僕、無類の4thいきまっしょい!のアルバム信者なんですよ。これ聴けなかったのなかなか死にたくなるやつですよね( ´;ω;` )
なんでやってほしい楽曲全部がツアーじゃない場所でやるんだろ…
すべては愛の力/泡沫サタデーナイト/青春Say A-HA
どんなにマンネリだと言われているセトリでも、この3曲があるだけで参加してよかったと思える。
春ツアーで泡沫がなかったことは、今の娘。的には自殺行為だと思うんですよ。SNSでミュージックビデオがそれなりに人気出て、テレビ出演時にも歌うことが出来て、それなりに認知度的に貢献できてた曲だったというのに、どうしてセトリから外したんですかね?
コンサートの集客的なことも、なんだかんだ道重卒のときよりもチケット確保しづらくなっているし、着々と来客は増えているはずなんだけども。
香音ちゃんのラストシングルだから…てのもわからなくないんですが、外したりするのはアカンことだと思うのですよ(ただやってほしいだけなんですけどw)
で!で!すべては愛の力ですよ!これはもう神曲すぎる神曲なのです!この曲は「愛」「人生」…「つんく♂」がモロに詰め込まれている気がするんですよ。それが最高に好きでして。
『明日は雨かな それとも晴れかな ああまるで人生♪』
このささやかな日常の中から、『人生』という壮大な部分に簡単な言葉で直結させる。これこそつんく節であって、そこからどことなく感じる"幸福感"...これ最高すぎませんかホントに。しかも普通なら「晴れかな?」とはじめに書きそうなのに「雨かな?」を先に持ってきているこの感じ。
「単純に、後に嬉しいこと持ってきた方が明るくてええやん」とか、つんく♂なら言いそう(笑) 間接的にI WiSHの「晴れの日があるから そのうち雨が降る♪」ってところと一緒だと思うんですよね。普通なら逆に書きそうなところなのに、という意味で。
「普段の何気ないことが幸せだけど、時には良くないこともあるよ、けど…それを感じられるのは、その普段の幸せがあるからなんだよ」みたいな、I WiSHのはそういう解釈をしているんだけど...
すべては愛の力は、これをもっと簡略化したみたいな。...って何で歌詞の考察になってんだ(笑) ま、そんな感じです。とにかく"すべては愛の力"をリリースしてくれたつんく♂には感謝の気持ちでいっぱいです。
握手対応が...(笑)
今回は当選した人に「好きなメンバーを選んでもらいその場で撮影し、名前とサインを入れてプレゼント」というもの。安定でハズレましたが。こういうので当たったこと無い...万が一当たったとしても名前言わなきゃいけないの恥ずかしいんだけど(笑)
そうそう、この抽選会の途中にこんな会話がありました。
↑↑っていうやりとりをしていて、思いっきり笑ってしまった(笑)てか生田、、自分でわかってんのかよww(わかってんのかよってのもおかしいけどw)
同じセトリ...なんだけど違う。
残りはジョークにWhat is LOVE?という、いつものおなじみタッグ。こういうタッグがあるっていうのは2万周くらいして良いことだと、個人的には思います。
それにTokyoという片隅、わがまま気のまま愛のジョークは普段と違う煽りがあって、それはそれで高まれるし、どこかしたで差別化してくれているのは嬉しいところ。(普通にツアーに昇華させてくるかもしれないけどw)
ただ春ツアーの記事でも書いたけれど、お決まりの煽りもいいけど、「そのときの気分・感情に任せた煽り」っていうのも、そろそろやってくれてもいいんじゃないかとも思うんですが...
これに関しては完全にメンバーのライブパフォーマンスに対する向き合い方によるものなので、そういうのが頭にない可能性があるからわからないですね~。
生田なんか新垣のことが好きなんだから、新垣の1番の魅力である変幻自在の煽りなんかを勉強すれば良いんじゃないのかと3年くらい前から思っているんですけど、どうなんですかね(笑)
メンバーが優等生なのはすごく良いことであると思うけど、パフォーマンスまで優等生になる必要はまったくないと思うから、まぁこれからですね。
ナルチカ初参戦してみての総評...
一言で言うと...
ハマりました!!!!!
地味にハマってしまいました。というのも、これに関しては言葉じゃ伝えられないというか(笑)今回入った場所(席)が良かっただけかもしれないし、この会場の雰囲気が良かったのかもしれないけど、後ろなのに近いっていうのが良いですよね(結局接触脳←)
と、言いながらも、やっぱ「モーニング娘。× ナルチカ」の相性は良くないと感じる。
単純に言えるのは人数の多さ。 これは唯一と言える理由かなぁ個人的に。通常のホールよりは小さいバスツアーLIVEクラスの小ホールくらいからじゃないとキツい。
人数の問題もそうだし、あとはダンス。ダンスと言うかフォーメーション組んでやっていると、狭い場所だと逆にゴチャついて見えてしまうのが残念なところ。
最近はそこまでフォーメーション色が強い楽曲が多いわけじゃないので、改善はされてきている気はします。(改善ってのはおかしいか 笑)
ゆぅて、どんな状況であれ、メンバーのことを直に見れる空間というのは本当に元気をもらえる時間なので、こんなこと言っておきながら、ものすごく楽しかったし、幸せでした。
どぅーがいるうちは無理だったけど、亜佑美ちゃんがいるうちには絶対に僕の地元青森でモーニング娘。のナルチカ開催をよろしくお願いいたします( ^o^ )/
あ、最後に...
ナルチカの握手で...
2013年のハーベストのサンシャインイベ以来に亜佑美ちゃんから「見えてたよ~」と言われ、高まりきったヲタクです、はい←
森戸ちゃんが加入してきて、そっちに推し変すると思って、再度優しさキャンペーンを開催しているのか(笑)
今さらそんなことしなくても大丈夫だってのに...もう5年半だよ?ここまできたら最後の最後まで見守らせてくださいよ。
これからもお願いします。(笑)
演劇女子部『ファラオの墓』〜僕の推しメンはカメレオン〜
☆☆おつかれスネフェル〜☆☆ 知っている人は知っているこの挨拶で始まりましたこのブログ←。今回はモーニング娘。+ハロプロ研修生+汐月しゅう・扇けいさんが出演している舞台を見てきました。(※舞台の感想ブログってありえないくらい苦手なので、観てくれている方がいるならテキトーに読んでいってください)
演劇女子部「ファラオの墓」
開演前の高まり
セットも古代エジプトをイメージさせており、石壁にソレっぽい文字やら古代画が描かれていて世界観はバッチリだった。本来ならば【舞台の原作を読み→事前番組を見て→開演前にパンフレットを見る】というのがセオリーなのだろうが、何一つやりませんでした(照)
やっぱり変な先入観は入れたくないじゃないですか。それを徹底したかったので舞台が始まった瞬間からTwitterは断ち切り、亜佑美ちゃん以外のブログは読まず(これはわりといつも)に毎日を過ごしていました。そうすると気づくことがあるんですね、、やることすべての作業効率が500000000%アップするんですよ!←。いかにTwitterが癌なのかがわかりますよね(いやそれお前のサジ加減)
ネタバレは許さない主義のあゆみちゃんのおかげやで僕もネタバレをすることなく個人的舞台初日を迎えることができました( ・∀・ )
ストーリーを見ての雑感
幕が開けてプロジェクションマッピング的な演出から始まったこの舞台は今までで1番のゾクゾク感。今回は本気の本気で無情報で鑑賞したので、誰が主役なのかもわからずな状態だったのですが、サリオキスをどぅーが演じていたので、サリオキスが主役だと確信しました←
しょっぱなから剣を振るうアクションシーンがあり、序盤の勢いは今までの舞台にはなかったように思うので、すごく良く感じたり、個人的にはアドリブをガンガン入れることのできるような演出が好きではなく、それが今回は少なかったので好印象だったり、(コンサートでは好きなんだけど)、また人殺しシーンあんのかよ、、って思っても世界観が相まって違和感なく入ってきたし、
ラブロマンス加減、発狂シーン、アレンジシーン、殺戮シーン、幕の閉じ方(話の終わり方)、、いろんなもののバランスがすごく良くて、観やすかったし、感情移入がすごくしやすい舞台だったかなあという感じでした、はい。特に終幕の仕方というのは、あのまま変にズルズルと話を進めてもダレてしまうだろうから、あれで異界だったんじゃないかと思う。(原作見てないのでなんとも言えないんですけど)
おそらくだけど、この舞台...圧倒的にスネフェルが最強なんだと思う。舞台中ではスネフェルが自害する事になっていたけど、スネフェルが自害しないでそのまま話が進んでいたとしたら、サリオキスとスネフェルの戦いはスネフェルが勝利していたんじゃないかな。
お気に入りだったシーン
そこでまわんのかよ/マリタ
この舞台中、笑った場面3ヶ所あったのだが、その中の1ヶ所がここ。 ケス大臣に命令を下され、返事を返すため大臣の前に立つのかと思いきや、いきなり側転をしちゃってた(笑)マリタがどんなキャラなのかをインパクト付けたかったんだろう。
裏で重大な命令をされているのに側転をしたことで雰囲気が軽くポップになってしまったのが個人的にはアレだったけど、なんか「ここですんのかよw」選手権3位くらいで面白かったから逆に好きでした(笑)
愛を育む後ろで・・・/ネルラ
サリオキスとアンケスエンが再会し、なんかいい感じにイチャコラしているシーンで、後ろの階段に座り、2人を見つめ、ひとりで勝手にキュンキュンしているネルラがランクイン。ストーリー的に特別盛り上がるとかではないけれど、飯窪さんの真骨頂がでたといいますか。(後に書きます)
無言のチャチャ入れ(ではないんだけど)が、観ていてものすごく好きだった。あれは芸術の域に達してると思う。
本当に微笑んでます?/ナイルキア
ナイルキアに関してはココ!っていうシーンがあるというよりは全体を通して良い意味で突出した場面がなかったというか、全てにおいて世界観に馴染んでいた印象だったので、切り取るシーンはそんなにないのですが、「あ、そういえば好きだったかも」と感じたのは、ナイルキアが処刑されるときスネフェルに向かって微笑んだシーン。
普通なら客席に微笑みを見せる演出にすると思うのだけど、この舞台ではそれをしなかった。それがなんか個人的にミステリアスな感じで好きでした。この舞台の終わり方が「スネフェルが自害し、サリオキスがエジプトの王になった」とナレーションで済ませて終わっていて、それを考えたときに、あそこで微笑みを客席に見せてしまったら、おそらくだけどスネフェルは自害しなかったと思うの。変にやる気が起きてしまって...やる気と言うか、この若干曖昧な感じが客席をスネフェルの自害へと導くことに成功しているというか。
2回目の舞台を観たときに、こんなことをなんとなく感じて、自分の中で自己解決して浸っています←。
「よぉ…」/サライ(太陽の神殿編)
砂漠の鷹と、スネフェル率いるウルジナ国の戦にて、イザイが戦っているところにサライが割り込んでいくシーン。太陽の神殿編での小田ちゃん版のサライですね。もうココのこのセリフを言う小田ちゃんの言い回しが、内に秘めた恨みだったり、ウルジナを倒せる喜びで満ち溢れてる言い方で、まじでカッコよかった。
ココに関してはピンチになっているイザイをサライが助けに来たっていう演出で、石田サライは「イザイさん!いま来ましたよ」と、イザイを助けようとするオーラがバリバリ感じるのに、小田サライはそれが全く感じないんですよ。むしろ「オレひとりで倒したるわ」ぐらいの感じで、人間を殺すのに何の迷いもないような、そんな雰囲気しかなったのが、めちゃくちゃかっこよかった(それスネフェルじゃねえかw)
ほんと…それスネフェルじゃねえかwってツッコミ入れたくなるくらいの感じだけど、ココのシーンは小田サライに惚れてしまいました、はい。
役として、同期として/サリオキス・スネフェル(太陽の神殿編)
太陽の神殿編ラストのサリオキス(工藤)とスネフェル(石田)の戦闘。この舞台最高にボルテージと儚さの両方が一気に襲ってきた至高のシーン。これに関しては、僕の舞台の見方が完全にイケナイことからのセレクトです。
ナイルキアを殺され怒り狂っているサリオキスと、愛するナイルキアを自分の手で処刑し、酒でヘロヘロなスネフェルの命懸けの決闘シーンを繰り広げる2人はものすごく素晴らしかった。
ただこれを見たのが6/7の水曜日。水曜日は亜佑美ちゃんの東スポの連載がある日で、その連載にどぅーとの舞台でのお互いの関係を話してくれていて...「存在に感謝。信頼しているけど、私にもどんどん頼ってね」と書いてくれていたのを観た後の観覧だったもので、サリオキス×スネフェルとして観なければいけないのを、完全に石田亜佑美×工藤遥として観てしまったことに関しては本当に申し訳ない気持ちしかない。
失ったものへの怒るサリオキスと、酒を飲みヤケになるスネフェル...この真逆の世界観でぶつかる2人のオーラが殺伐としていて、完全に会場中を掌握し、目の前に広がる光景にただただトリハダが立つばかりでした。
それと同時に石田亜佑美と工藤遥が同期として「最高の舞台にしような」と言わんばかりの聞こえるはずもない声が聞こえてきたように感じた。どぅーが演技の世界に飛び出していくにあたって、亜佑美ちゃんがファラオの墓という舞台を通して、どぅーのことを叱咤激励していたようにも感じて激アツだった。「私を倒してから卒業しなよ」と。あの剣を交えた瞬間には、亜佑美ちゃんのメッセージが込められていたのかもしれない。
そんなことを思いながら観ていたら知らぬうちに涙が出てきていた。こんな感情になったのは応援して6年で初めてのことだったなぁ。。工藤遥最後の舞台でこの演出をしてくれて本当に感謝しかありません、ありがとうございました。
各メンバーの印象
もう本当に舞台の感想って苦手なので、各メンバーの印象を書くことに逃げます←。順番はテキトーです。
ナイルキア/野中美希
この舞台、アップフロントがちぇるを推していきたいというのが全面に伝わってきた舞台でもあった。ただ...「推していきたい」と言うのが納得できるようなクオリティに仕上げてきてくれていたちぇるはさすが。
こりゃまたかわいらしいピュアなナイルキアなんですねこれが。ピュアと言えばリアルにアニメから飛び出てきたような牧野真莉愛という子もいるけれど、ちぇるの加入して3年目にして未だに抜けない芋っぽさが相まったピュアさがナイルキアに合っていたんだろうな。個人的にはハープを弾く真莉愛も見てみたかった気もしないでもないけど、まあしゃーないですね。
最近ちぇるの歌に、前まですごく感じていた独特なグルーヴを感じなくなってきていたんだけど、それが舞台での歌唱とすごく合っていたように思う。すごく繊細なのに真っ直ぐで芯の女性:ナイルキアを感じることができていた。
おととしの「ノナo’u’o)<<フィラメントヴィータ!」って言っていた頃のちぇるの何倍も素敵になっていて素晴らしかったなあ...ハイスペックな野中美希を感じることができたのは何よりもの収穫。あと単純にかわいかった(照)
パピ/横山玲奈
横山ちゃんはわりと当て書きチックな感じだったのかな?普段なら真莉愛やらまーちゃんがあの役にいってもよさそうな気はしたけど、フレッシュさを活かせてて良かった( ・∀・ ) 舞台はもちろん初めてだろうし、今年で感覚つかんで来年に繋げて欲しいって感じだろうか。あと単純にかわいかった(照)
あと「かえれーーーーー!」って終盤からやり始めてたみたいだけど、初舞台にして爪痕残せたという意味ですごくよかったんじゃないかな?あらためて肝の座った子だなぁと感じた。こういうの観ると1度主役級の役をやってみてほしいと思うけど、あと2年後ですかね。
アリ/牧野真莉愛
真莉愛は...やっぱかわいかった(照)(もうやめろ) 今回は横山ちゃんと同じ立ち位置であるアリ。真莉愛と横山ちゃんとか、、一緒にいたらかわいいに決まってるじゃんね(笑) 去年の「続・11人いる」ではストーリーのキーマンであるチュチュを演じていて、あれは「当て書きではないのにすごくハマってたなあ」と感動していたんだけど、今回はちょい控えめ。
ストーリー的にしかたないと思うんだけど、今回は真莉愛を活かせる役はそんなにいなかったのかなあとか感じた。(言葉を発するときに若干たどたどしさがあるのも含めて)。横山ちゃんが小さくて、真莉愛がデカいから、このギャップが観ていて楽しくて本当に癒されるのがよかった( ・∀・ )
数年前のふくちゃんもそうだったけど、、こういう役で存在感出すのって本当に難しいと思う。ただ今回の真莉愛はオーラが普段と違うものを出せていたのが、ナメていたというわけではないけど個人的に意外で、思っている以上に勇ましさがあったというか。あとはやっぱ言葉の歯切れの良さが課題なのかな。舞台を見るにあたって「真莉愛がかわいかった」と言えないような、そんな役柄・芝居を見れる日を楽しみにしている。
ユタ/佐藤優樹
横山ちゃんがいることで、他のところにまわせることができるのがまーちゃん。ゆぅてまーちゃんも18歳になっちゃったし、コンサートでのあのミステリアス感を舞台で活かさないことは無いと思うので、そういう意味で横山ちゃんの存在は貴重だと個人的には思う。
そのベクトルの違う役にまわす+ヘルニア明けということなのか、今回は落ち着いた雰囲気のユタ。喉のこともあってなのか派手なセリフも動きもさほど激しくはない代わりに、ストーリーのナレーションを長々としたセリフとして話していた。このナレーションがすごく良くてですね、、ものすごく低い語彙力で説明すると「まーちゃんだからできたナレーション」ということ。これはこの言葉でしか説明出来ないんです本当に(笑)
ちょっと言葉にたどたどしさはあるものの、さっきも言ったコンサートでのミステリアスな雰囲気を極限まで抑え込んだ空気感というか。そのおかげで「こ、これから何が始まるんだ」的な感情にさせられる。
あとは歌。 他の場面でセーブできてる分、歌に専念できるからなのか、まーちゃんの声の圧がものすごかった(千穐楽では若干かすり気味になっていたものの、これは連日の公演のせいで主役級のメンバーはみんなかすれ気味だったからしょうがない)。最近コンサートではいろいろと悔しがることも多くなってきてるし、こういう役で歌うことで自分の歌に自信持って欲しいし、まーちゃん推しもまーちゃんの歌を聴きに行ってあげてほしい。
イザイ/加賀楓
加賀ちゃんがダブルキャストに入っていなくて本当に良かった。永遠に見ていたかった...そう思えるくらいにドハマりしていたように思う。サリオキス、スネフェルに続いたナイルキアと同等の準主役ポジだと思うんだけど、ドハマり具合が本当にヤバイ。
単純に男性チックっていうだけじゃなくてアクションひとつひとつに重厚感があり、前に紫吹淳の舞台を観たことがあったけど、その時に感じたものに似ていた。役に違いがあるから一概には言えないけど、この感じはどぅーには感じることの無かった部分。単純にソコの部分がハイセンスなんだと思う加賀ちゃん。
踊っている姿も若干ダルそうなんだけど重厚感のある迫力があって、ひとりだけ舞台の世界観以上の雰囲気を出してるように感じたし、立ち振る舞いが勇ましすぎて常に観ていたくなるような、そんなオーラを放っていた。セリフの抑揚とかは、まだあまい感じはあるにせよ、そこをとって余る存在感はすごい。(まあイザイに関してはこれくらいのほうがよかった気もするけど)、他のものを犠牲にしてでもイザイに加賀ちゃんを起用したくなる演出家の気持ちがわかる。...とか言って、役を決めてから演出つけていくだろうから違うんだろうけど(笑)
スネフェル以外では確実に1番観ていた気がする、いや〜来年も楽しみ。
アンケスエン/譜久村聖
基本的に「やらせてみたい」という概念が少ないのか、ふくちゃんはこういうお姫様が多くなっちゃう。で、今回もお姫様。ただやっぱふくちゃんのこういうお姫様役って観ていて本当に落ちつくし癒される。さっき言った真莉愛とか横山ちゃんとはまた少し違う、、アダルティーな安心感といいますか。("安心感"という言葉が1番合ってるのかな)
鞘師のふくちゃんへの見方が「ああ〜こういう感じか〜」ってのが今やっとわかった気がする←
"続・11人いる" でのバセスカみたいのをやってみて欲しいと個人的には思うんだけど、演出家の身になって考えると、ふくちゃんはココに落ち着いちゃうのかなあ〜みたいな。ふくちゃんのあのオーラ自体がすでにブランド化されているように感じるし、どぅーを男役に半ば強制的に当てているのと同じように、ふくちゃんはここのポジションでもいい気もしてきた。まあそれだけだとさすがにダメだと思うから、ここらへんは真莉愛の覚醒具合なのかな。
またふくちゃんの歌もすごくよかった。ふくちゃんみたいな柔らかくて一見馬力が無さそうな声って沈みがちだけど、ふくちゃんは全くそんなことなくて、所謂“良い声”と呼ばれるような声質(ハローでいうと高木とか広瀬とかカナ。)じゃないのに、こんな太くて芯があって、更に繊細で...歌声なのはむちゃくちゃ素敵。
ふくちゃんの個別握手に行っている人に聞いた話によると、歌に関して相当努力をしているらしく、前の個別では「ビブラートが云々…」というレポが流れてきたのを見たけど、コンサートでの歌を聴いているとちゃんと横隔膜で震えさせれてる揺れ方してたように思うから、個別でボイトレしてるのかな?揺らし方もいろいろと出来るみたいだけど、あえてゆっくりにしているみたいで…いやぁ僕の好みなんですわ(笑)いや本当素晴らしくてかっこいいよ、ふくちゃんの歌は。
なので、1度でいいから役の出番の8割くらい歌の役とかやって欲しい気もしますね、はい。(ファラオ関係なくなったね←)
マリタ/生田衣梨奈
生田もすごくよかった。単純にめちゃくちゃ合ってたということもあるんだろうけど。ただもうちょい良い演出もあったんじゃないかとも感じた。1番最初の出演シーンの側転とかイマイチ意味がわかんなかったし(笑) ああいうの出すなら中途半端に出さずに、"ここぞ!"という場面で徹底的に当ててあげたほうが良かったんじゃないかと思う。
生田自身は去年よりも早口なのも改善されてたし、アクションひとつひとつに自分の魅せ方をわかっているかのようなものを感じたり...まあ簡単に言うととことんエロかったんだけど←。今の娘。にこういうエロさを持ったメンバーがいないから本当に良いポジションに居ると思う。
でも殺陣は普通の剣でやってほしかった感じはあるかな。カーヴィングナイフの二刀流で、他との差別化をしていたんだろう。アクション自体のバリエーション(演出じゃない部分)は1番あるように感じたからちょっと残念だったかなという感じ。
しかし歌の先生が言ってたけど、生田の歌がすこぶるよかった。あんな張りのある歌声聴いたことなかったから初めて聴いたときは「うそおおおおおお?????」でした(笑)
あとはセリフにもうちょい感情を乗せれるようになれば5倍はよく魅せれる気がする、あと...上半身をもう少し軟体化させることができたら最高かな。
ジク/尾形春水
アップフロントは、はーちんにチャンスを与えているかのように毎年何かしら良いポジションを与えているように思う。TRIANGLEではダイス(佐藤)の弟ジョンベル。続・11人いるではトマノ。今回はナイルキアがエステーリアに通じていることをスネフェル国王にチクる役。事務所的には大成してほしいという期待を込めてなのか、はたまた…なのか。。
なんだろ...もうちょい役を自身に浸透させれたらいいんだろうなあと。今はまだ個人的に中身が無いように見えてしまっていて、去年生田にも同じようなことを感じていたけど、生田は今年改善されていたように思うから来年がまた楽しみですね。今回は短いけれどソロで歌もあったし、何か掴んでくれてたらいいな。
ただ…こういう子も必要なんだよね~。
ネルラ/飯窪春菜
いや〜今回も飯窪ちゃん良かったですね〜ホント。 僕、"ごがくゆう"のころから飯窪さんの芝居がすごく好きで。もう5万回くらい口にしているんだけど「なんか置いておきたい人」。これ言い切っちゃうのもアレだけど本当「名脇役」という肩書きが似合うなぁと思う。僕がキャスティングできる立場なら、真っ先に「とりあえず飯窪春菜って子、呼んどいて」と言っていると思う。
今回の舞台で言えば、サリオキスとアンケスエンが2人で再開した後ろで、2人を眺めているシーンがあるのだけれど、そこのネルラが極上に良い。シリアスなシーンなんだけど、シリアスになりすぎない、良い塩梅にしてくれている。メインとメインが絡んでいるところに入り、コッテリになりすぎないようなする潤滑油みたいな。(潤滑油って油だからコッテリするやんってツッコミは受け付けません)
ビジュアルはすごいかわいいのに、良い意味でオーラを消せている感じ…そして大袈裟すぎずにメリハリのある芝居。いや~いいよね飯窪ちゃん。
ルー/羽賀朱音
あかねちん、、やっぱめっちゃかわいいよ(照) 何年か前に “演劇部うんぬん” って話していたけど、最近は話さなくなったので若干寂しく思っていたんですが(笑)、話さなくなっても所謂“芝居感良い”という感じの雰囲気が出ているように思う。ただ、声質のせいなのか滑舌のせいなのかイマイチ伝わりづらい瞬間があるのが個人的には残念に感じることもあった。声質はどうしようもないので、もうちょい歯切れの良いセリフ回しができるようになれれば、もっと素敵になれるんじゃないかと思う。
声がすごい密度が濃くてドッシリした感じだから、将来男性役とかもできる気がする。加賀ちゃんいるから、第一候補ではないにせよ、良い感じになると思うんだけどなぁ。
今回はスネフェルの側近役ということで、妙におちゃらけたルー。スネフェルのキャラとのギャップを出したかったんだろうけど個人的にはスネフェル同様に厳格なキャラ設定にしても良かったんじゃないかなぁと感じた。もしくはキャラは厳格にし、話すことセリフをコミカルにしてそこのギャップを出したら面白かったんじゃないかなーみたいな。わかりやすく言うとGACKTみたいな感じ(笑)
いろいろ言ってるけど、やっぱあかねちんかわいいんだわこれが(照)
サライ/石田亜佑美・小田さくら
奴隷頭イザイの一番弟子ポジションであるサライ。 小田サライ…小田ちゃんは基本なにやってもかわいくなっちゃうっていうのが僕の先入観にあるのか、今回のサリオキスもサライも第一印象が「かわいい」でした←。典型的なハロー体型というか(ナイスバディーだけどw)早い話ちんちくりんっていう(笑)そんな感じだからフォルムがかわいくみえちゃうんですよね僕には(笑)
小田サライは、もうトコトンかわいかった(6億回目)。石田サライに比べて舎弟感はないんだけど、声質のせいなのかセリフ回しに存在感があって、イザイのポジションをいつか刈り獲ってやる!みたいな根っこの黒い部分を感じたのが個人的にはすごく良くて、舞台化されてない部分で内乱とか起こしてそうでした(笑)“サライ”という1人の主人公が成り立っているように感じたので、そういう意味ではサライのスピンオフ作品を作ってほしかったです(笑)
打って変わって、石田サライはイザイさんと良い感じのニコイチ(2人で1つ)になれていたように思う。いつもチャラチャラしながら常にイザイのまわりにて、イザイのために必死に戦うけど、大事なところではすぐに死んでしまう…みたいな。(ドラゴンボールのヤムチャ的な←)(笑)
先程書いたサライの「よぉ…」の登場シーン。ここに関しては小田ちゃんのが僕の中でドンピシャすぎたということもあり、石田サライはなんか弱い感じがしてしまった。でも世界観的にはそっちの方で合ってる気がするんだけど。砂漠の月編の砂漠の鷹は「イザイ一強」。太陽の神殿編の砂漠の鷹は「イザイ・サライの二強」ってイメージでした。
大千穐楽の砂漠の月編では、石田サライとゼロズレポジになってしまってドギマギしながら舞台を観ていたんですけど…石田サライのダンスシーンは最高of最高そして最高でした。1番よかったのは拳の突き上げ方。ダンス関係ないかもしれないけど、この拳に熱すぎる魂がこもっていたんですよ本当に。突き上げた瞬間のインパクトでパンチ力800Kgくらいはありそうな、そんな感じ。
あの瞬間のサライは完全にスネフェルよりも強かったと思う(笑)
サリオキス/工藤遥・小田さくら
初見で観て思ったのが工藤サリオキスは正義感の強い王子、小田サリオキスは幼いながらも使命感に溢れたプライドの高い王子…というよりも国王に見えた。(サリオキスでも小田ちゃんはかわいかった(笑))サリオキスの設定年齢が15歳らしく、小田サリオキスが王子じゃなくて国王っぽいという考察も含めて、あながちイメージ的には間違いじゃなかったのかな。
小田サリオキスは最初から最後までオーラ全開ったのに対して、工藤サリオキスは王子としてのオーラが途切れそうな瞬間もあったりして、特に、砂漠の鷹になる瞬間のイザイが伝説の剣をサリオキスに差し出すまでの戦意喪失していたシーンなんかは、すごくよかったように思う。太陽編と月編で同じストーリーだけど、あのオーラに強弱を付けれるっていうのは、ステージングに抑揚を感じることができるからよかったように思う。
小田ちゃんってやっぱ存在感があるんだね基本的に。 サリオキスよりもスネフェルをやってほしかった気もするなあ。
歌に関して思ったのが、小田ちゃんは今さら言うこともないんだけど、どぅーのファルセットがものすごく自然になっててびっくりした。TRIANGLEのときは、苦しそうに出していたのを、今回は役のニュアンスそのままに綺麗な歌声を響かせていたように思う。
歌声の「低い」のと「太い」のじゃ厳密には違うんだろうけど(いや全然違うんだけどw)、小田ちゃんは自分で低音が苦手と言っておきながら、意外とちゃんと出してくる感じが卑怯ですよね←。舞台になるとポップスよりも声の太さって大事になってくると思うんだけど、小田ちゃんはその「太さ」にすごく芯が通ってて素敵だった。そこにもう少し「低さ」が加わってくると…嫌でも演劇女子部の男役は避けれないものになりそう(笑)
ナイルキアとのハモリも、声質的にはそんなに相性が良くない感じがしたけど、2人で綺麗に奏でていてよかった~。
スネフェル/石田亜佑美・工藤遥
今年で演劇女子部ラストのどぅーは、あゆみちゃんと同じスネフェル。同じ役なのにここまで雰囲気の違う人間になってしまうのかと、この“スネフェル”に教えてもらった気がする。
まず、工藤スネフェルは精神的に若いのかな?というイメージ。王位継承にて若くして国王になってしまったかのような。石田スネフェルには絶対的な権力から得られている“余裕”を常に感じられたのに対し、工藤スネフェルは若さゆえの落ち着きがなく、「自分には権力があるんだ」と常に自分に言い聞かせている感じ。
それが顕著に感じたのが、ケス大臣がナイルキア処刑(処刑されることをスネフェルは知らない)のために広場で腹を立てながら椅子に座っていたシーン。このときの2人の芝居が全然違っていて、石田スネフェルは足をドッカと開いて微動だにせず、工藤スネフェルはひたすら貧乏ゆすりをしていた。
こういう細かいところというのは演出家が芝居を統一するもんじゃないんですね。統一したら面白みが全く無くなってしまうのはわかるけど、こうすることによって演出家が思い描いているニュアンスと違うものが客席に伝わってしまったらどうするんだろうとか、変なことを思っていました(笑)
演出の違いで言うと、ラストのサリオキスとの戦闘シーンでは石田スネフェルが、さっきまで酒を飲んでいたのを表現して若干酔拳チックなアクションをし、相手を小馬鹿にしたようなアクションをしており、尚且つ、その殺陣+酔という変則的な動きを、ものすごい厚底ブーツでこなしていたのは、そういう細かい演出まで意識しているのは「さすが」の一言だったように思う。
最強スネフェル
個人的に素人ながらストーリーの世界観を感じて思ったのは、最初にも書いたけど「スネフェルは絶対的で最強な存在であってほしい」ということ。それを思うと、亜佑美ちゃんのスネフェルが本当にドンピシャすぎていた。本当に言葉で表すのがもったいなくなるくらい本当に素晴らしかった。
今回は亜佑美ちゃんが「やりたい!」と言っていた悪役。しかも国王で超絶メガトン級のメイン。おそらくだけど亜佑美ちゃんの中で勝手にハードルが上がってしまっていたとも思うんだけど、それが逆に良かったのかな...と思わせる憑依っぷり。
国王の雰囲気としてはファルス(LILIUM)の孤独さとバセスカ(続・11人いる)の強さに冷徹さをプラスさせたような、そんな役回り。
ひたすら厳しい父親に、自分の子供に全く興味のない母親…そんな親のもとで育った幼少時代。その両親も小さい頃になくし孤独に生きてきたスネフェル国王。幼少期に親にされたことは自分が大人になったとき他人に同じような振る舞いをしてしまうというのは、よく言われることだけど、このスネフェルはそれが見事に体現されていたように思う。人間を愛することを知らず、誰よりも何よりも冷徹。
顔は常に余裕があり、目を見開き邪悪なオーラを纏いながら、奴隷たちを見下して笑い狂う…その一方でナイルキアに恋をした瞬間は不器用ながらも優しく振る舞う。(このギャップがものすごいと見せかけて、完全に優しくなりきれてない感じが尊い)
これを演じていたときの亜佑美ちゃんの、どこにも”石田亜佑美”は存在していなく、一国の邪悪な国王スネフェルで、憑依とかそんなレベルなんかじゃなく、今までの何の役よりも怖いくらいに”石田亜佑美”が役に侵略されていた。
舞台前に話してくれていた通り、低い声で芝居をし、腹の底からウネりでてきているような存在感のある太く艶のある歌声は、終始崩れることなく会場中に響き渡っていてトリハダしか出てこなくて、普段の立ち振舞いの圧倒的なオーラ、目線の配り方にも女々しさなんか全く無かった。
舞台中に、少しでもそういう場面があると、アイドル舞台として可愛げがあってほっこりしたり、いいなぁ〜と、多少思ったりできるのだけど(笑)、そんな瞬間は1秒も無く、極悪非道で厳酷な姿で立派に生きていました。
推しの芝居はカメレオン∞
今回お亜佑美ちゃんは僕の思っていた10倍も先を進んでいた気がした。スネフェルのドンピシャ具合だけじゃなく、サライも演じたことによって、表現者:石田亜佑美の無限な振り幅を体験した人も多いのではないだろうか。
ごがくゆうでの看板娘クリア、LILIUMでのひたすら破天荒で荒削りなチェリー、TRIANGLEでの華麗で純粋なサクラ姫、ファラオの墓での絶対的国王スネフェルにチャラ舎弟のサライという振り幅のある様々な役を演じてきたことを、ふと思い出したときに、ステーシーズを見ていたときには、亜佑美ちゃんがこんな風になるなんて思っていなかったから完全にドキがムネムネ状態。
普段の感じからみて、結構荒い感じの役が似合うのかと思いきや、TRIANGLEでサクラ姫という繊細な感情の役を自分の役として成立させてしまったのを見ると…なんかこう本格的に認めざるを得ないと言いますか。誇らしいことなんだけども、それもそれで複雑←
推し目線で言うと、国王の威厳を示すため身長を大きく見せる必要があったのか、ものすごい厚底のブーツを履いていたのが心配でしょうがなかった(笑) ただそれであの剣を交えるシーンをこなすのは相当なバランス感覚がないとできないことだと思うので、もしかしたら演出家が亜佑美ちゃんだけに指示したことかもしれないけど…ここは亜佑美ちゃんのニュアンスだったということにしておきます(笑)
締め方がわかりませんが最後に。
書き方がわからないとか言いながら、約13000文字も書いてしまいましたが(笑)、今回の舞台はわかりやすくて、無駄に旧エジプト文明とかの番組とかが好きでよく見たりしていたので、世界観もドンピシャで好きだったりしたのですごい楽しめた。
LILIUMみたいに舞台後バカみたいに裏設定が明るみになったりしなかったり、演出家が前に出ない感じも好きだし(笑)(あの演出家は嫌い←)、こういうわかりやすいストーリーのほうが演者の力量が顕著に出てくる気がするから、すごく好感が持てるんですよね。
そして今回で演劇女子部がラストだった工藤遥ちゃん。どぅーのレベルでも外の世界でやってくのは難しいんだろうと、個人的に工藤スネフェルを見て思ってしまったので、本気で頑張って欲しいし、本気で応援していきたい。
今回のちぇるの覚醒感、加賀ちゃんの演劇女子部的な将来感、真莉愛の踏ん張り具合が楽しみになった今年の舞台でした。亜佑美ちゃんは…満足…もしくは遥か上のものを魅せてくれると確信したので完全受け身体制でいきたいと思います(?)
今年も素敵な舞台をありがとうございました。
【モーニング娘。'17 THE INSPIRATION 仙台公演】11年ぶりに叶った連番。
モーニング娘。’17コンサートツアー春〜THE INSPIRATION!〜/仙台サンプラザ
みんな復活!!!
前週に譜久村・小田…そして工藤までインフルエンザになり、大阪公演では2人、次の日の岡山公演では工藤もインフルエンザになり休演になってしまい、次週の仙台公演も危ういとの診察を受けたとのことだった・・・
が! ふくちゃん、小田ちゃん、、そしてはるちゃんの全員が復帰して無事に仙台公演を行うことができることになりましたーーーーッッッ
嬉しいね!岡山公演の振替公演が決まっているため実質的なホールラスト公演ではなくなってしまったけど、亜佑美ちゃんの地元公演を13人でステージに立てれるという嬉しさは思っていたよりも嬉しかった。
めちゃくちゃ関係ないけど「ふくちゃん」って語呂の響き、、めちゃくちゃかわいくないですか?(ホント唐突)
11年ぶりの連番
ここでいきなり懐古なんですが←、、僕が娘。コンに初参加したのは2006年春の「愛の第6感」の仙台公演でした。当時の僕は高校生で、今でこそ現場には中学生もいるけれど、当時は20代のヲタクもいないんじゃないかというくらいの雰囲気だった娘。現場。
僕達そのときはイキがッていたので、学ランで会場へ行き、開場前に会場前でメンバー全員の名前を叫び「がんばっていきまっしょーい!!!」と気合いを入れ臨むくらいの激アツなヲタクでした( )
そんなことをして次の週ネットを見ていたら「会場前で円陣を組んで気合いを入れていた若者がいた、素晴らしい!」という風に賞賛されていた(笑) それを見てものすごく喜んでいた16歳の思春期真っ最中の僕ら…懐かしい(泣)
そんな公演に参加していた僕らが、、高校生以来11年ぶりに仙台の地で再び連番をすることになったのである。これは激アツ案件なのだ!!!←
仙台観光
基本いつもは界隈が仙台公演を干すのでボッチで行っていました。そのときは仙台に到着するやいなや会場へ行き→グッズ購入→牛タン食べてコンサートっていう流れしかなかったけど、今回はそそくさとグッズを知り合いに頼み←、そして私たちは優雅に仙台観光。仙台10回目にして初めてのちゃんとした観光でした。
まずは体を清める温泉へ。
途中に「石巻あゆみ野」という駅を通過し、無駄に高まる朝7:30( ˙▿˙ ) 地方だとロッカー借りても100円が返ってくるところが推せる。温泉で2時間過ごし、牛タンを食しに「炭焼牛タン東山」というお店へ。何やら地元民に人気のある店らしい。
んー。喜助の方が美味い 口コミに「店員の対応がアレ」と書いてあったが、本当にアレで(笑)、口コミなんてアテになんねえと思っている人間だったけど、初めて口コミの大事さを思い知った。さすが仙台といったところである←
牛タン終わりに青葉祭りへ向かい、リハ前に浴衣を着て祭りへ参加しているであろうメンバーを探しましたが遭遇せず( )。出店もあり、せっかくなのでタコ焼きと牛タン串(←)を買いました。
復活!13人娘。
そして昼公演が始まる。
前週に譜久村、工藤、小田の3人がインフルエンザにかかり、コンサートが休演してしまっていたことがあり、2週間ぶりの13人でのステージ。
仙台公演の前日から3人が復帰し13人でステージにたってはいたが、僕は参加できなかったのでこの日が久々の13人。ホールラスト(仮)ということもあり俄然強めに高まっていた。
日本一の座席
昼公演はCゾーンA列の上中通。ステージは近いし前通路であり横通路でこれ以上ないほどの騒げるアレできるところ。
僕は、自分で自分のコンサートに臨むスタイルを結構ウザめだと思っているんだけど( )、一緒に行った友達もなかなかのピンチケでした(笑) 本来スタッフが来ない場所なのに、そのときはスタッフに軽く言われたので相当アレだったのかもしれない、これは猛省( ´・ω・` )
ただやっぱ日本全国のホールの中で仙台サンプラザのここは最も楽しい場所だと思います本気で。
メンバーも「ミニ武道館」と言い、この会場が好きだと言ってくれていて、その度にフムフム頷きながら亜佑美ちゃんのかわいいお顔がニンマリな笑顔に包まれるので、そのやり取りが好っきゃねん♪
予想外の2階でのスパーク
夜公演は初めて(?)の2階席。天井が低いと言われている仙台サンプラザ。2階は基本跳ねることのできないくらい低いけど、運良くB列の一番ステージ側の通路だったので全くの無問題でした。ステージには近いし、視界は良好!2階っていうことでメンバーのみんなも気にしてくれるし←、ここも日本一のGS席なんじゃないかってくらい(笑)
横山ちゃんとコーヒー飲んだり、真莉愛と一緒にジャンケン大会したり、はるちゃんとにらめっこしたり楽しかったーッ( ・∀・ )
あ…あ…あゆみちゃんは…捌けがキタ気がする…
地元でのあゆみんスタイル
普段、亜佑美ちゃんは会場全体を意識して見渡してくれるメンバーの1人だけど、仙台公演での亜佑美ちゃんはいつも以上に、そして常に会場全体をガンガン意識する意識するスタイルに変貌する。ブラボーの「好きさ 好きさ 好きすぎるさ♪」で、亜佑美ちゃんとの指の差し合いを本気で狙ってみたんですが...見事に玉砕しました(笑)
というのも、ここの振りはオリジナルは指差しなんだけども、この日の亜佑美ちゃんは両手を広げて会場全体に愛を振りまくアクションにアレンジしていた。狙ってたから残念だったけど(笑)、でもこういうところで普段より意識・気持ちが違う様子を窺えるというのは嬉しいことである、うん( ・∀・ )
亜佑美ちゃんの笑顔と
演出上なのかはわからないが、このツアーはダブルアンコールが存在しない。そんな中、夜公演が終わり、みんなが捌けるとき通常は譜久村・生田の2人が最後に一礼をして終わるところを、この日は亜佑美ちゃんが最後に残り、
「私はコンサートが大好きなので、この空間を守りたいと思います」
と、短いながらも、これ以上ないくらい尊く、心に響く言葉を残してくれた。
通常はダブアン時に真面目に話してくれる故に涙することも多い地元の公演。どぅーが卒業発表してから初めての今回の仙台公演では一切涙はなかった。涙は秋にとっておくと言わんばかりの笑顔で溢れたの地元の公演はとても幸せなものだった。
いつも誰よりもまぶしい笑顔を届けてくれる亜佑美ちゃんは、この日また笑顔の煌めきをまた更新してくれた、そんな気がした。
加入して6年、ステージ上に咲くひまわりは少しも色褪せることなく、凛と咲き続けてくれている。
あ、そういえば...
夜公演で横山ちゃんが「いつか石田さんのようになりたい」と話してくれ、そのとき亜佑美ちゃん、、瞬間的にブワッと涙していた。
それまで新沼ちゃんがあゆみちゃんのことを好きと話してくれていたけど、横山ちゃんのように「石田さんみたいになりたい」と話してくれる人は今までいなかったから相当嬉しかったんだろうな。
今年のバースデーイベントのときには "石田さんの顔が好き" と言っていて、「あ〜好きって言ってもココ止まりか〜」と正直思っていたんだけど、この仙台公演で僕の横山ちゃんへ対する見方が完全に決まりました...
横山ちゃん...あなたはソート3番目です!!!!!(そこかよ
亜佑美ちゃんは言わずもがな、僕の2番手には永遠にブレることのない工藤のはるちゃんがいるし、その次に割り込んできたということは、実質1番みたいなところあるからね!←。っても、こんな感じで言ってるけど、「石田さんみたいになりたい」と話してくれたとき、僕も結構本気で嬉しくて涙腺がヤバかった。
娘。に加入した当初から亜佑美ちゃんのことが好きと言っていて、実際に一緒に活動してみて、いろいろと感じることがあってのこの発言だったんだろう。たぶんだけど絶対に怖いと思うんだよ亜佑美ちゃんって(笑) そういうのを体験しても、「石田さんみたいになりたい」と言ってくれたのには、怒っことをあとに引きずらないとか、怒る以上にきちんと褒めてあげるとか...たくさんのことをしてあげているんだろうなぁ。
「石田さんみたいに...」と、聞き慣れてない亜佑美ちゃんも、それを聞いて「おいで〜♪」と言い、横山ちゃんのことを抱きしめていて、そんな姿かわいかった。めっちゃガニ股だったけどな!←
亜佑美ちゃん11回目の仙台公演は...
亜佑美ちゃん加入後11回目の仙台公演は先程も書いたように、今までにないくらいに笑顔に包まれた公演になった。MY VISIONのツアーみたいな真面目に話してくれるコーナーは、凱旋のメンバーが贔屓してもらい話せる機会があるから、"すごく凱旋感"があって、凱旋公演に来た意味をわかりやすく感じることができて幸せだけど...今回はそういうのに頼らないと言ったら言い方は違うけど、演出の違いの影響もあってデフォルトの凱旋公演とは少し違った気持ちで参戦できた。
凱旋公演で亜佑美ちゃんはいつも以上の笑顔で、僕は凱旋テンションで、これ以上にないくらいに楽しんで、そしてホールラスト(仮)であるこのミニ武道館は、ものすごい熱気で最高に包まれ、しんみりした空気は一切なく...幸せな空間のまま幕を閉じました。
僕は友達と11年ぶりの仙台公演への参加だったが、当時と違うところは東北のメンバーがいるモーニング娘。を応援していられているところ。2006年の僕に教えてあげたいね、あと5年後に投獄娘。が加入して、11年後にお前ら一緒に連番してるぞって(笑)
当時はそんなこと想像もしていなかったと思うし、亜佑美ちゃんが加入してくれたことというのは、僕の中でも思っていたよりも嬉しいことだったから亜佑美ちゃんには東北代表として胸を張って活動していってもらいたいと思います。
そしてモーニング娘。として、もっといろんな景色をこれからも一緒に見ていきたいな(脱・在宅しなければ)
(※こんなこと書いておいてアレなんですが...友達は石田推しではなく、ただのまーヲタです←)
【SATOYAMA】娘。プレミアム( )公演!!【ひなフェス2017】
あゆみちゃんのバースデーイベントの記事も完成していないし、もっと他に書くことあるだろ!と思われるかもしれませんが、先にこっちを簡単にでも書き記しておきたいと思います。
SATOYAMA&SATOUMIへ行こう 2017・ひなフェス2017
今年も無銭乞食万歳なイベントことサトヤマイベ、そしてひなフェスが開催されました。毎年パシフィコ横浜で開催されていましたが2017年の今年は幕張メッセにて開催とのことで、アクセスが完全にヤバめなアレでございました(´;ω;`)
SATOYAMA&SATOUMIへ行こう 2017
今回のイベント直前に「かみいしなか かな」という、上國料萌衣・石田亜佑美・中島早貴・金澤朋子の4人からなる新しいSATOYAMAユニットができ、このイベント内で楽曲披露するとのことだったので、今年も千葉まで始発プレイをかましてきました。始発プレイをかましたのは良かったのだけど、やはり千葉…到着が6:30。そして道に迷う←、結果7:00に整理券列へ並びました。
始発プレイをしたのはいいけど、SATOYAMAイベ内で披露するという確証なんてまったくない。こりゃ困った…(笑)イベントの内容的に開会式で「かみいしなか かな」の楽曲をやるもんだと思った僕らは、開会式の整理券を取り上手側の柵最前へ行きスタンバイ。
毎年パッとしない地味~な感じで開会式が始まるけど、今年も例年に負けないくらい地味な感じで始まりまっていました(笑)そして出演者が登場してきた。
・・・!!!
ステージ上手側に娘。キタ━(゚∀゚)━!! 僕らの目の前に娘。が来てくれたので僕と友達は歓喜歓喜歓喜しまくり♪このイベントはスマホのみ撮影がOKということで、みんなカシャカシャとスマホで撮影していたけど、亜佑美ちゃん...素人にカメラで撮られるの好きじゃないみたいなので僕は黙って観覧(笑)
まーちゃん推しの友達は、高橋卒業後にはあまり現場に来ていなく、メンバーをこんなに近くで見る機会もそんななかったもんだから、まーちゃんにガッツいていたら、どぅーが気付いて笑ってくれたみたいで、ものすごい興奮しながら言った言葉が・・・
「どぅー、、かわいすぎるわ、、」
ヲタクという生き物は実にチョロいもんである← まあ、どぅーは本当に優しいもんね。接触全盛なこの時代、どぅーくらいのメンバーになれば見たことない人間がいたらすぐにわかっちゃうんだろうな。そういうのはメンバーから見たら新参だから優しくしてくれる。僕なんて亜佑美ちゃんから何もない←
そんなこんなしていたら、まーちゃんも手を振ってくれたらしく、ものすごい喜んでいましたね(僕なんて亜佑美ちゃんから何もない(3秒ぶり2回目))
開会式の中で、「かみいしなか かな」の楽曲披露はひなフェス内であることを話してくれ、いよいよ始発で来た意味がアレになったけれど亜佑美ちゃんかわいかったからなんでもいい(チョロい)
開会式が押しに押しまくって開場時間になっても終わらず、やっと終わったかと思えばSATOYAMAのブースにメンバーが出てくるわで会場中が大パニック(泣) たまたまCD売り場の前を通っていたら、アンジュルムのかみこと莉佳子、あとは室田がでてきたので「行ってきなよ」と軽く促したら喜んで散在する友達(笑) かみこと楽しそうに話してる様子をカメラで納めてやりました。
やはりヲタクはチョロイようで、「かみこかわいいかみこかわいい」と連呼しながら、ひなフェスの会場へと入場していきました。
ひなフェス2017
ハロステでもミュージックビデオが上がっていましたね。 今回のひなフェスの目的は「かみいしなか かな」ほぼほぼ一択な感じで、どこのステージにいても対応できるようにCゾーンの後ろ通路での参戦。僕の前にはハロヲタ界隈の中で迷惑ヲタクして名高いマサイ族のよ◯おがいたけど、そこはプラチナを経験してきた百戦錬磨のヲタクこと僕。そんなやつらを何度となく相手にしてきていたので問題ありません(たぶん
ふるさとの夢/かみいしなか かな
これは素晴らしいの一言ですね本当に。なんかよくわからないんだけど最高なんですこの人選が。SATOYAMAユニットには欠かすことのできない(?)中島に、かみこのフレッシュさ、そして亜佑美ちゃんと金澤のアンバランスばバランス感...すごく好きな画ヅラでした。
亜佑美ちゃんも「語りかけるように歌う」と話していたように、とても優しく丁寧に歌ってくれているのが伝わってきていて、そういうときの亜佑美ちゃんには"ほわわ~ん"としたオーラが纏っていて本当に癒されるんですよね。
https://youtu.be/lg3jhCBWjCY?t=8m10s
見てくださいよ!この"ほわわ~ん"雰囲気!やべぇよ...まじでやべえょ...
最後の最後あゆみちゃんが語りかけてくれ、僕もウンウン♪頷き、会話ができたので一気に逝ってしまいました(意味深)
私のライヴ感←
ひなフェスこそ楽しまなきゃ損!損!ということで、初恋サンライズか無かったつばきファクトリーはアレですが←、J=Jではかりんちゃん、こぶしでは友達と一緒にたぐっち、℃-uteでは中島、アンジュはかみこ(確か)と、普段亜佑美ちゃんに一途な僕もこの日だけは他メンでひたすら跳びました。
特にJ=Jの地団駄ダンス...この日が初披露だったのですが、この曲は楽しすぎますね。コールできる、振りコピできる、そして跳べる...やれないことがないチート曲!←
振りコピはデフォルメしすぎましたが僕がこの日、自分のライヴ感というやつを信じてやっていたコールが、後日J=Jのメンバーが"やってほしい"ということで教えてくれたコールの中に全部入っていて、やっぱセンスあるわ~と思いました←
https://twitter.com/tozamasan/status/856870546167824384
↑↑これですね。これまじで楽しいから、ボッチでおとなしい人は難しいかもしれないけど、頑張ってやってみてね!
にしても、℃-uteのThe Curtain Riseという曲は本当カッコイイですね。初聴きしたときはつんく♂じゃないと思ったけど、ガッチガチに作詞作曲がつんく♂でした。RAP部分はジェラシージェラシーと同じUMEDYだけど、こっちのRAPはさほどセンスを感じなかったかな。そこでバランスを取っているのか(違う)
一見ハロー臭のしないこの楽曲、、解散し外でやっていく5人へ向けたつんく♂からのメッセージだったのか、と疑問が残る部分ではある(100%違う)
あ、そうそう。つばきファクトリー初恋サンライズが無かったからアレで(まだ言う)、しかも後ろ姿しか見れなかったんですがキキちゃんと、秋山ちゃんのパフォーマンスは素晴らしい。後ろ姿だけでも"熱血感"がビンビンに伝わってきましたね。
あと今回のひなフェスで楽しかったのは、カントリーガールズの"ピーナッツバタージェリーラブ"。曲調的にそんな感じじゃないと思うけど、これも振りコピをデフォルメしたら、不思議なくらい神曲へ変身( ・∀・ )
この曲を作詞作曲しているエリック・フクサキにはTwitterでフォローしたらリムられるというマジカルが起きたんで、あんま好きじゃなかったんですけど←、曲を作る力量というものはあると思うのでリスペクトの意味を込めて頑張って踊った結果、最高にピーナッツバタービッチラブになりましたありがとうございました←
プレミアム公演とは...( ˙ω˙ )?
さて...ひなフェスといえばステージングのことで毎年毎年文句であふれかえるイメージが有ると思うんですけど(テメェのサジ加減だろ)、今回はそんなになかったんです。自分の座席も恵まれてた位置だったというのもあると思うんですけど、ただ唯一にして最悪なことがあった。
僕、今年はモーニング娘。プレミアム公演しか入りませんでした。
今回モーニング娘。がプレミアム公演でやった楽曲は...
この3曲...プレミアム感あります???(笑) そして今回は他のグループがプレミアムグループの楽曲を披露することになっていたんですが、僕が行かなかった公演で娘。がカントリーの「恋泥棒」やらアンジュルムの「恋ならとっくに始まってる」をやっていたんですよ...。
【ニコ動 ひなフェス2017 恋ならとっくに始まってる/モーニング娘。'17】
え?こっちのほうが娘。的にプレミアム感ありません??? なんかグループ歴史とタレントの使い方が本当にもったいないというか...まあ僕の思い通りになっていないからと、やっかんでるだけなんですけどね。なんだかんだで楽しんでるし←。
にしても、他Gのメンバーは普段そんなに見ていないから何とも言えないけど、娘。メンバーはひなフェスになると、イキイキしているように見えるのは僕だけでしょうか?やっていることはハロコンとほぼ一緒なのに、どこかいつもよりも輝いているといいますか。現場では騒いでいるからそんなに気にはならないけど、映像化されたものを見るとそう感じる。だからひなフェスの映像を見るの結構好きなんですよね。(編集に踊らされてるだけかもしれないけどorz)
まあ、ひなフェスは、娘。のさくらおとめを観に行ってる感が強いし、それで満足しているので来年もお願いします。
結構ブチ切れたけどUFが亜佑美ちゃんのことを“さくら組”に入れてくれている現実だけで、今までブチ切れてたことを帳消しにするくらいには嬉しいので、そこには本気で感謝しています。一見、亜佑美ちゃんっておとめ組な雰囲気出てますでしょ。たぶんそこらへんの娘。ヲタクに「現メンをさくらおとめに分けてみて」って言うと、7割くらいは亜佑美ちゃんのことおとめ組にすると思うんだけど…さすがUFさんはわかっていらっしゃる!
ここがこの事務所の嫌いになれないところなんだよな~←
最後に…
さっきも書きましたが、こんなこと書いておいても、わりと満足しているというのが本音ではあるんですが、やはり冬ハロ・夏ハロと年に2回もハロプロが一堂に会する機会があるので、3回目として存在しているひなフェスは、もうちょいなにかしら捻っても良いんじゃないかとは思う。
「1公演全曲でシャッフルにする」とか、長い歴史があるハロプロだし、「2000年から2003年の期間にリリースした楽曲しかやらない」とか。だから2年前?にやった全曲フルコーラスで披露するというテーマで行ったひなフェスはすごく良い公演だったと思う。(長かったけどね←)
2007年から現場に行き始めて、当時、ハロコンは単コンと同じくらい好きだったんですよ僕。それが2011年くらいから、何か違和感が出てきて最近までは本当につまらなく感じるようになってしまったのが自分でも悲しかったけど、今はまた少しづつ昔ほどの熱量はないけど、ハロコンでも楽しめるようになってきた。
だからこのハロプロの祭典をもっと有意義な時間にできるように製作者側のスタッフさんにはもうちょいガバってもらいたい(誰)
なんだかんだでちゃんと現場には足を運びますので、そこらへんよろしくおねがいしますm( )m
【モーニング娘。'17 THE INSPIRATION 大阪公演】この公演を見て娘。を好きな理由がわかった気がした。
モーニング娘。'17 コンサートツアー春 THE INSPIRATION 大阪公演(NHK大阪ホール)
モーニング娘。'17譜久村聖と小田さくらですが、先日より熱を発し、病院にて診察を受けた結果、「インフルエンザA型」と診断されました。この為、5月13日(土)NHK大阪ホール、5月14日(日)岡山市民会館で行われます「モーニング娘。'17コンサートツアー春〜THE INSPIRATION !〜」に出演することが出来なくなりました。誠に申し訳ございません。
大阪公演の前日15::00過ぎ、このようなお知らせがファンクラブのニュースに掲載された。
弾丸決行!
ものすごい行動力
僕がこのお知らせを見たのは16:00過ぎ。ふくちゃん・小田ちゃん大丈夫なのか?という寂しさと、大阪岡山公演は大丈夫なのか?という不安と、あと...歌割りはどうなるんだ!!?というものすごいドキドキ感が僕の中に一気に襲い掛かってきました。
行く予定がない中、気付いたらオクを見ており、気付いたら落としていた。本当ヲタクという生き物は怖い生き物である←
とは言え、この時の僕は夜勤明けのフル残業の身。終いには金欠ときたもんだ←。まあ来月は雀の涙よりも少ない賞与が若干ではあるが出てくれるのでそれに頼ることを決意し新幹線夜バスをソッコーで予約。(ここまで発表確認してから30分…人間いざとなると行動力がやばい)
どうしてこんなにも衝動的な行動をとっていたかというと、2人欠けている状況で、それを見事に乗り切る娘。を実際に感じていたかったから。そして不謹慎かもしれないが、やっぱり単純に推しメンのパートが増えるかもしれないチャンスだったから…この2つ。
ミチシゲイレブンのとき、田中れいなが耳の不調で公演途中に体調不良で離脱、その穴埋めを見事にやり遂げてくれたのが我らが推しメンの石田亜佑美ちゃん。今度はグループ全体でメインの2人をカバーするというグループの結束力が試される公演になるのは間違いない。ただその姿を、この目に焼き付けていたかった、という気持ちしかなかった。
初参戦のような緊張…そして開場。
この日は無駄に緊張していた。メインの2人が欠席する公演は過去を見ても初めてのことで、どんな感じになるかが全く予想ができなかったからだ。
普段の感じを見ていて、亜佑美ちゃん、まーちゃんが増えるのかなぁ。そこに成長が著しいちぇるが入ってくるのか、センターに置きたい真莉愛も絡ませるのか。そして普段はあまりパートがないメンバーへもきちんと振り分けてもらえるのか。ナドナド、、
娘。を知ってる人間のだいたいはこう思ったと思う。(僕は正直ドキドキしすぎて現地でこんなの考える余裕なんてなかったんですけど←)
そうこうしているうちに開場時間になった・・・が、一向に入場しなく、約10分押しくらいかな?やっぱりリハが追いついていなかったのだろうか。前日の発表でメンバー自身にはどれくらいのタイミングで発表されるかは知ることはできないけど、かなり遅いタイミングで決定しフォーメーションの変更がものすごく大変だということは容易に想像がついた。
いざ!開演!!
基本的には在宅なので春ツアーはまだ初日しか参加しておらず、個人的に約2ヶ月ぶりのコンサートだったので単純に楽しみだった(笑)
OPのBRAND NEW MORNING...やっぱりどうみても2人が少ない。普段は「多いわ~」なんて正直思うこともたまにはあるんですが←、いざこうやって見てみると少なく、そして寂しく感じるのは、なんだかんだで僕がきちんとモーニング娘。のことを愛せているからなんだろう、と、ふと考えてしまい、公演中にそんなことを考えてる自分がキモかった( )
基本的には譜久村パートを亜佑美ちゃん、小田パートをまーちゃんといった予想通りな感じに振り分けてきていたのかな。しかしそこは成長著しいちぇるですよ!ブラモーのサビ前の譜久村パートをもらっており、歌っているのにも関わらず、会場中がどよめき、ザワザワした声が聞こえてくるくらいだった。(この体験はPRISMツアーの地平本願で生田が新垣パートをもらったとき以来)
歌がうまく感じるようになった人の共通な部分として個人的に思うのは「声が出るようになった」ということなんだけども、最近のちぇるなんかもそうで、この譜久村パートを歌ったときも声の圧がすごくあって代打と思わせない、そんな風格のある歌声であった。
この感じを見ていると、今後ちぇるは鞘師がいたころのまーちゃんのような使われ方をするんじゃないだろうか。メインではないけれど、要所要所のインパクトのある部分にねじ込んでいくという感じ。
亜佑美ちゃんはこの曲のときにはマイクを持っていないので通常運転です(泣)
あゆまーはガチ
まーちゃんには申し訳ないけど "だーまー" とか知りません←
ブラモーが終わりメドレーへ。 ここからが僕のビビったというかバビった時間帯。One・Two・Threeは亜佑美ちゃんとまーちゃん。やっぱこの2人のパフォのベクトルが正反対なもんだから、ものすごい見ていて面白いんですよね。ほんで僕の中で“あゆまーはガチ”なので、単純に高まる←。
そしてこの公演で最も高まったうちのひとつHelp me!!サビのあゆみずきでの「ピ~ン~チ~か~ら~♪」・・・ここの亜佑美ちゃんの声量・声圧・ピッチ・熱量…全てが本当に完璧で、もともと1人のパートだったかのような、そんなクオリティ。サイリウム振りながら感動しまくり。
・恋愛ハンターは、ミチシゲイレブンで田中が欠席したときに鞘師が2人ぶんを歌い、ほぼほぼ鞘師無双曲になっていたけれど、今回はそれ以上じゃないかというくらいにまーちゃん無双になっていた。
まーちゃんのBDイベントに不参加組としては、これほど長い時間のパートを歌う姿というのも新鮮だったので、振りコピしながら結構見ていたんだけども、やっぱこの子のパフォーマンスは不思議。僕がまーちゃん推しだったら「このときどんなことを思い描いていたんだろう」と考え込んで永遠に答えが出ず、コンサートを楽しむ間もないまま死んでいきそうな←、そんなパフォに見える。自分がつくづくまーヲタじゃなくてよかったと再確認した時間でもあった←
・恋レボは亜佑美ちゃんの「Break Down Like This♪」でサイ振るの完全に忘れたのでただただ死にたかった思い出しかない()
この日の亜佑美ちゃんすこぶる調子がよくて「愛の軍団」大サビの鞘師パートであった「他人の目なんて♪」はもちろん、今回は「本能〜煩悩〜♪」もイレギュラーでもらっていて、そこがこの公演で最も高まった場面である2つ目。
でもスクリーンに写った亜佑美ちゃんの顔は、どこか苦しそうで、瞳には涙が浮かんでいるように見えた...ピッチも声量も問題なしクオリティに問題はなかった。見ていて感じたのは「歌がキツイから」という涙ではない、というか今のこの満身創痍な状況への涙...そんな感じがした。。
"私の何にもわかっちゃない"は大サビ佐藤無双、セクシーキャットは工藤のシングルキャットであった。歌の魅力ってたくさんあるし、個人個人で違うけど、ピッチの正確さだけで譜久村小田を入れてもどぅーが1番なんじゃないかな。高音が苦手と本人も言っているけどなんだかんだ出してくるし、それでいてあの声質のおかげで高音も割れないし。この時期だからだけど、シングルキャットで見れたことに感謝したい。
Tokyoという片隅のフェイクパートは譜久村石田の両パートを亜佑美ちゃん。女子かしまし物語'17の譜久村小田パートは全員歌唱だった。この全員歌唱を見て2016年一発目のENDLESS SKYで鞘師パートを全員歌唱していたことを思い出して、かしましみたいな曲でなぜか涙が出てきました(笑)
そして11人のLoving you Foreverは、、13人のときとは違った意味で尊いものだった。2人がいないことによる11人の2人を必要としている気持ち、13人で歌いたい!っていう...言葉でうまく表現できないんだけど、初日に見たときとは全く違うオーラを放っていたのだけは本当で、、見ていてなんか寂しくなってしまった・・・うん。
HDYLJと→TOPの流れは近年で1番高まる流れですね。この2曲に関しては楽しすぎてどこがどう変わったなんかなんて全くわかんないけど、HDYLJのサビでフルマサイしてた記憶ならある( )。
からのワクテカ。...ここって"ワクテカ"→"いきまっしょい!" より "いきまっしょい!" → "ワクテカ"にして、HDYLJ→TOP→いきまっしょい!でみんなで死んだほうがいいんじゃないかと思ってたんだけど、実際に体験してみるとTOPの時点で死んでるし、そのあとにムンライあるしWiL?があるから無理☓100000でした(何言ってんのおまえ)
もうここまでくるとどこがどうかわったかなんてわかっていないんだけど←、ラストのインスピレーションで、まーちゃんがパートの変更が原因なのかフェイクに入るのを見事に忘れていて、それを見たちぇるが「ちゃんまーさん歌わないんですか?」みたいにキョドった顔をしていたのが、一瞬スクリーンに映ったのがこの日1番のハイライト←。最後の最後にインパクト残すちぇるが素晴らしいですね(笑)
逆境を伝説へ
メンバーの欠席や、怪我等をした公演は神格化、伝説化されやすい傾向があるけれど、よくよく考えると良くないこと。普段からイベント・コンサートに通うことが出来ている人達からすると「普段見れない光景を見ることが出来るからラッキー!、楽しみ!」と思う人が大半だろう。恥ずかしながら僕が参戦した理由もコレ。しかし現在のモーニング娘。は13人であり、この日しかメンバーの事を見ることが出来ない人も、推しメンが欠席して悲しむファンもたくさんいる...どう考えてもイレギュラー公演というものはあってはいけない。
ただ、言い切ってしまうのもアレだが、この公演が本当に素晴らしかった。それはクオリティ云々ももちろんだけど、残ったメンバーの熱意が痛々しいほどに伝わってきたのが見ていて本当に素晴らしかったのである。
パートの多くが変更になったのは、亜佑美ちゃんとまーちゃん。メンバーみんな大変なのは誰が見てもわかるが、この2人は本当に大変だったと思う。途中のMCではるなんが「みんなで合わせたの昨日の夜とかだったもんね」と話してくれ、その瞬間、体中にトリハダが立ち、目ん玉が飛び出た(飛び出てない)
普段13人という大人数でのフォーメーションを組んでいるグループから2人が抜けるということの重大さは、現娘。やっていることを考えると、他のグループで考えてみると3~4人欠員している事と同じ感じではないだろうか。強みにしている事でもあるがワンピースでも欠けてしまうとトンデモナイことになってしまうのが今の娘。のやっている事でもあると思うから、そこらへんは少し考える必要もあるのかなぁとか思うこともあった。
コンディション的には、まーちゃんはいつもの感じだし、亜佑美ちゃんちゃんは前から安定感がすごく出てきていて、この日もパートが増えていてもすごい安定した素敵な歌声を奏でてくれていた。
そんな状況だったのにもかかわらず亜佑美ちゃん、まーちゃんはところどころで悔しがったり、瞳に涙を浮かべたりしていた。肉体的にというよりも精神的に相当辛かったんだろう…
どんな状況でもファンは応援しステージを見守ることしかできない。2人のことを見た瞬間、いつも見れないステージが見れるからという軽い気持ちで参加した自分のことをボコりたくなった。
メンバーみんなが大変な思いをして作り上げているコンサートにを実際に体感してみて思ったことは、"素晴らしい" の一言で、それ以外に言葉が出てこない。自分の推しメンのパートが増えたのを見れたことは素直に嬉しいことではあったけれど、それ以上に大事なものを見ることができた気がする。
どぅーも言っていた通り、今の娘。はグループというものを超えた"チーム"であるということを、この公演を見て感じることができた。2人欠けてはいたものの、この感覚になったのはプラチナを見ていたとき以来で、これは僕の思い込みなのかもしれないし、この感覚を具体的に言葉で表すのは難しいけど、公演全体から「13人でステージに立ちたい」というオーラが漂っているように感じた。
「前に前に精神が足りない」...これはプラチナのころから言われていたことであったが、僕がモーニング娘。を他のグループと差別化して見ていられる最大の理由は、もしかしたらココなのかもしれない。アイドルとして自分を出していかないといけないけれど、それ以上にグループ・チームの為に自分を犠牲にできるというところ。
娘。のメンバーは、ファンが思ってる何倍も、モーニング娘。のことが好きなんだと思う、きっと。
勝手な考察だけど、そんなことを思いながら書いていたら嬉しくなってきた(笑)
壁を乗り越えた11人
2人欠員状態のピンチを乗り越えて、なんとかコンサートは無事に終了。僕は昼公演のみの参加だったが、夜公演も無事に終了したみたいで一安心。
しかし昼公演で亜佑美ちゃんが歌っていたパートを、まーちゃんが歌っていたりと若干の変更点はあったらしい。昼公演では問題なく歌えていたと思っていたけど何かあったのだろうか。
そして慢性的に見られるまーちゃんの喉の不調。夜公演では「なんとか持ってくれた」とレポが上がっていたけど、極端な言い方すると昼公演時点で既に掠れた声をしていて何回か聴くに耐えないくらいの掠れ具合だった。
ミチシゲイレブンのときに田中が欠員した時は鞘師がほぼ一人でカバーした形になっていたが、まーちゃんの喉、メンタルを考えると、当時以上にもっと振り分けてあげるべきなのではないかと感じる。
まあ今回に関しては、この上ないくらいのイレギュラーなわけだからしょうがないにしても、今後の対策は何かしらしておいたほうがいいかなと・・・って、してないわけはないんだと思うけど。難しいですわなこれに関しては、うん。
有無を言わさぬ素晴らしさ
公演自体のクオリティーは完全なものじゃないので素晴らしいとは言い難いと思うが、メンバーたちのフレキシブルな対応、そしてガッツを感じることができたことは娘。を応援していく上ですごく貴重で、そしてその姿は美しかった。
貴重な体験というのはどうしても美化してしまいがちだけれど、今回体験してみてそれは必然的なことだと実感してしまった気がする。こういうことはいけないとわかってはいるものの…素晴らしいものは素晴らしいと、実行してくれたメンバーのことを褒め称えることが正解なんだと信じたい。
メンバーのみんな、、本当にお疲れ様でした。みんなのステージに対する熱さ、欠席したメンバーへパフォーマンスで見せる想い…本当に素敵でした。
幻になった大阪公演
譜久村、小田が欠席する公演は大阪・岡山の4公演の予定だったが、次の日の岡山公演は工藤遥がインフルエンザになったとのことで3人目の欠席者が出たため休演になってしまった。
卒業が決定しているどぅーにとっては、振替公演が決定しているとは言え、インフルエンザになって心配をかけてしまったことで、とても悲しい出来事になったに違いない。ただ卒業するメンバーを抜きにして公演をすること以上に悲しいことはないから、この決定は英断だったと思う。
現場ではリハーサルまで済ませていたとのレポも出ていたからスタッフ・メンバーの中では最後の最後まで可能性を信じていてくれたんだろう。
結果的に大阪公演のみがイレギュラー公演になってしまい、岡山は振替公演が決まっている。そのときには全員揃ったステージが見てるはずだ。
もうメンバーの悲しい顔は見たくない。インフルエンザ滅びてくれ・・・