【モーニング娘。'19 ディナーショー】本当にHAPPY NIGHTすぎて楽しすぎたって話
Hello! Project 20th Anniversary!! モーニング娘。'19 ディナーショー「Happy Night」
モーニング娘。グループ初の全員でのディナーショーということで行ってきましたのでレポします|•'-'•)و✧
この日のためにスーツを買い、革靴もワイシャツもネクタイもベルトも全部新調してたら、1回のディナーショーに参加する費用が普通に100000円になってしまいました(笑)。2週間前になりチケットが届くも、席番が全くわからないというストレス←。
そして当日。会場の入り口がまったくわからずまたまたストレス←
結果的にすごく奥まった場所にあり安定のヲタクについていくというスタイルで到着。ついてみたらものすごいハデであった(笑)
今回の会場はグランドプリンスホテル新高輪 飛天の間ということで、ここはフジテレビのFNS歌謡祭などで使用している、知ってる人は知っている有名な場所。
このシャンデリア見たことある人も多いんではないでしょうか。初めて生で見てみてものすごくテンションが上ってしまった(笑)
ディナーショーということで、普段はメンバーカラーのTシャツを着ているファンの方々も、今回ばかりはさすがにみんなスーツや、女性はドレスの人がほとんどで、会場に到着するやいなや周りの人たちのことを舐め回すように見まくってしまったので、めちゃくちゃいろんな人と目が合いました()。中には着物なんて着ている人もいて気合いが違うなと…女装している人、キャラクターに扮している人は…まあこんなときくらいはTPOをわきまえたほうが良いんではないかとは思ったかな〜
会場の中に入ってみるとものすごい数のテーブルがあり、中間位置にもサブステージが設置されていて、まあまあどこの席でも損はしないかなぁというような感じ。さすがにメインステージから一番うしろは遠いけど今回のコレ…ディナーショーなんで関係ない関係ない。
歌をじっくり聴くのがディナーショー。席なんか関係ないんです。
と、自分に言い聞かせながら自分のチケットの席を探したところ…
(元画は拾い画です)
なんと赤丸のところだったんですよッ!!!!!
高まりすぎて自分の座席に座って2秒で写真撮りました←
メインステージ最前だし、メンバーが降りてくるであろう階段にも一番近い位置だし…こんなにオイシイ席なんて他にないよな?な?な!?
って開始前から300回くらい言い合っていました( )
今回はオレンジのネクタイをした連れと、青の蝶ネクタイをした僕の連番。その連れは去年の秋ツアーからまーちゃんから、ちぃちゃんに推し変をしてました(笑)。
最近、他の知り合いもまーちゃんから、ちぃちゃんへ推し変してましたけど、佐藤→森戸に流れるのって流行ってるんですか?(笑)
楽曲
備考
モーニングコーヒー
全員降臨
MC役:石田亜佑美
乾杯音頭:譜久村聖
自由な国だから
セクシーキャットの演説
譜久村 小田 横山(サブステ使用)
One Two Three
Help me!
恋愛レボリューション21
冷たい風と片思い TYPE B
サブステ使用
雨の降らない星では愛せないだろう
全員降臨
夕暮れは雨上がり
フラリ銀座
ジェラシージェラシー
Are you Happy?
Happy Night
サブステ使用
What is LOVE?
ENDLESS SKY
アンコール
LOVEマシーン
セットリストはこんなであっていると思うんですが、降臨状況とか若干曖昧かもしれません。
だって、、浮かれてたから!!!!!(しね
ディナータイム
ステージパフォーマンスの前に食事。
どれもすごく美味しかったんだけども、やっぱテーブルマナーを気にしながら食べるというのは気を使うので、食事に集中できないという凡人ぷりを露呈してしまった。パイ包みだけはスプーンで崩して食べるだけなので安心してガッツけたので嬉しかったな←
食事をして30分くらいたったときかな?メンバー半分がステージに登場
譜久村、石田、佐藤、小田、加賀の5人だったっけかな。あゆみちゃんもいる〜〜〜\( ^o^ )/
衣装はコレ。こういうのってなんていう名前なんでしたっけ?ウェイター?←
(ggrksしたら“ギャルソン”っていうみたい)
(小田ちゃんはウェイターってブログで書いてたからウェイターだから!)
あゆみちゃんがMCになってトークを広げていく時間。途中ふくちゃんが僕(と連れ)らに「おいしかった?」ってマイクに乗せないで聞いてくれたのくっそかわいかった(˶^o^˶)
10分くらいのトークが終わって捌けるとき、あゆみちゃんと袖に引っ込む直前に目あっちゃった←
メンバー登場の他にベストアルバムの紹介ムービーやらが流れていて、意外と暇にならない1時間のディナータイムでした。
ショータイム
ディナータイムが終わり、トイレに行き…とうとうショータイムの時間だよ〜
ショーが始まり、最初はモーニングコーヒー。
メインステージの1番前で楽しみにしてたら、まさかのサイドから登場!←
ただテーブルの周りを歩きながら歌うっていうのは、ハロコン等の通路降臨とは全く違う雰囲気で、大御所感があってすごくかっこよかった。
モーニングコーヒーを歌いながらメンバーが僕らの目の前を通っていくんだけど…
まあ近いんですよ!
普段のハロコンの通路降臨だとか、個別握手だとかは座席だったり、テーブルを挟んでいるけど、この日はそういうのが全く無くて、ダイレクトにメンバーに触れちゃう!(退場)
いや触りはしないけど、本当のゼロ距離感がもう最高に最高でした(最高に緊張もしました←)
それで僕らの目の前で止まったのは、えりぽん。生田推しじゃなくてもメンバーが止まってくれたら嬉しいじゃないですか。目が合っちゃったらどうしよう〜とか思うじゃないですか。が、えりぽんは歌に集中してたのでそんな心配はいりませんでした←
コンサートでは、いつもは基本あゆみちゃんにフォーカスが合っているんで、近距離でえりぽんを見る機会っていうのもそんなに無かったけど、さすがにこの日は見ますよね。したらまあ顔が小せえのなんの(笑)
いや全員握手のときとかでは見たことあるけど、やっぱ歌ってる瞬間というのは特別で全てが初期化されるんですよ(意味不)。だからいろいろリセットされた状態で見たえりぽんがものすごいスゴかった(語彙力)
ていうか…単純にこの衣装かわいすぎな…( ˶´ω`˶ ).;:…( ˶´ω...:.;::..( ˶´;::: .:.;:..
モーニングコーヒーが終わり、ステージに戻ると最初の挨拶。MCはまたもやあゆみちゃん。小馴れた感じでうまい具合にMCをまわす様子を見ていたらなんだか泣けてきました(過保護)
未成年のメンバーがいるということでノンアルカクテルで乾杯。乾杯音頭は人類史上最高のリーダーであるふくちゃん。ノンアルだけども、メンバーと一緒にこんな事するのが不思議な感じでちょっと感動。
次の曲…といい出して始まったのが「自由な国だから」
おお????ディナーショーやでこれ???と会場にいた誰もがそう思ったんではないでしょうか(笑)
この瞬間にこのディナーショーの方向性がわかった気がしたのと同時に「それでこそモーニング娘。やで!」となぜか誇らしい気持ちで胸が一杯になりました(笑)
あゆみちゃんが足を怪我したという情報だけ唯一聞いていたけどポジション的なのもそんなに変わっていなくて「大丈夫なんかいな」と変な心配をしていたけど、生田に次ぐ鉄人メンバーにはそんな心配は必要ありませんでしたね。全く気にならないクオリティでパフォーマンスしていました。
自由な国だからは「束縛はさせない♪」の部分でメンバーと一緒にセンターに居る子に捧げる振りを全力でやるっていうのが気持ちいいんで毎回やっているんだけど…ディナーショーという場でそれをやってもいいものなのかと2秒くらい悩んだ結果、本能で勝手にやっていました()。メンバーも内側向いているし良いでしょ別に←
からの…セクシーキャットの演説。
どぅーが卒業してから始めて見たかもしれない。横山ちゃんのセクシーキャット。猫役の3人はサブステージに方へ行ってしまったんで、アプデ後初のセクシーキャットはきちんと見れなかった(笑)
僕の席がメインステージセンターから下手側っていうこともあり、サビの生田石田のシンメになって踊っているところを横から見れたのは収穫だった気がする。真正面で見るよりも振り付け的にすごく躍動感を感じることができて、2人がもう完全に風神雷神の領域に達していた。
One Two Three → Help me!! → 恋愛レボリューション21と続き、、これは完全に初出しの「冷たい風と片思い TYPE B」。雰囲気はオリジナルよりもっとスローテンポで音数も少なめで、どっちかというと子守唄的な感じ←。ただこんなこと言ってる自分をぶん殴りたくなるくらいに素晴らしいものだった。
一小節ずつくらい全員のソロパートという形でサビまで進んでいく、そしてサビは我らが譜久村リーダーなんだけども…このときのふくちゃんが本当にすごかった。モーニング娘。のヲタク的には、これだけを聴くためだけに33000円払ってもいいと言えるくらい。
サビラストの「Ah 気づいてよ♪」の部分なんかは変成器でも喉に仕込んでるんじゃないかってくらい。普段と違って喉を狭めて、セルフでエコーをかけている感じっていうのが直感的に思った雰囲気。具体例を出すと後藤真希の「エキゾなディスコ」を聴いている感じが一番近かったんじゃないかな
エキゾなDISCO(G-next ver.)
(敢えてCD音源Varにしてみました)
そうそう。雰囲気は本当にこんな感じ。
エキゾなDISCO自体は、「Recするときにマイクの感度を最大にしてものすごい小さい声で歌って録った」というのを十何年前に聞いたことがあって、すごく印象的で「おおなるほど🤔」と今でも覚えているんだけども、ふくちゃんはそれをマイクをイジることなく自分で全部やってのけたっていう。
とにかくすごかったの!
ふくちゃんは本当に素晴らしいボーカリストなんですよ。
『娘。には小田さくらがいるし、ファンも「歌」は小田さくらってイメージに捕らわれているのかわからないけど、ふくちゃんの歌を褒めている人って、そんなに見たことないというか。まあいるんだろうけど、あんまり評価されていないんですかねえ。ネット全盛の時代…誰かの発言に納得してしまうとあたかも自分の考えかのような意識になってしまうこともあるから、本当にこういうのは自分(見る側)の感覚も研ぎ澄まして、イメージ囚われないことが大事なのではないかと思う。』
要は…ふくちゃん本当に素敵だったよ〜!ってことです、はい。
しかし全員にソロパートがあるとのことで、あゆみちゃんももちろんぱーとがあったんだけども…見事にサブステのほうで歌ってて一瞬も見えず。。
むしろこの曲のパートだけでも聴きたかった感あったのに。。。
1度目の奇跡
「雨の降らない星では愛せないだろう」はモーニングコーヒーのように全員が客席に降りてのパフォーマンスだった。このディナーショーという空間が相まっていたのかはわからないのだけど、目を瞑って聴いていると星空が浮かんでくるようなそんな雰囲気で、今までこの曲を聴いているときには感じることのない感覚だった。(まあ目は閉じてはいないんですけど←)
それくらい素晴らしい空間であり、雰囲気であったということなんですが、その空気を帳消しにしてしまうのはメンバー自身なんですよ←。むちゃくちゃメンバーのせいみたいになっているけど、全くそんなことないので安心してください(笑)
この曲、客席に降りてきて、最初はステージから向かってサイドに当たる部分に二手にメンバーが分かれて歌い、最後にセンター通路を歩いてステージに戻っていく…みたいな構成であった。会場いっぱいにテーブルが設置されていることもあり、メンバーが通っていく通路というもの結構な狭さなんですけど、客席に座っているヲタクさんたちみんなが気を遣って椅子を引っ込めてるの。メンバーを見るために後ろを向いているときに発見したときに若干ほっこりしました(笑)
ほっこりしている間に、僕のところにもメンバーがくるじゃないですか。誰かと思ってお顔を拝見すると大歓喜なことにあゆみちゃんではないですか。僕も椅子引くじゃないですか(笑)しかも何が奇跡かって、メンバーがステージに戻る階段に一番近い僕の席なんですが、あゆみちゃん…ステージに戻らずに階段の前でストップしたんですよ。。(そういう演出。逆サイも同じ感じだったと思われ)僕が手を伸ばしたら触れてしまえる位置で、曲の最終節あたりからアウトロの時間ずっと。。これやばくないですか?????
手を伸ばせばメンバーに触れることのできる距離で、あゆみちゃんが歌っているの。。
こんな状況で頭に星空を浮かべている場合ではないじゃないですか!( )
コンサートの最前、テーブルを挟んでいる個別握手、会場の椅子・手すりを挟んでいるハロコン降臨…最近は様々なメンバーを近距離に感じることのできる空間ってあるけれど、やっぱり歌っている瞬間というのは特別なものであり、なによりも感動できる瞬間なんですよね絶対に。その特別な瞬間をゼロ距離で感じることのできた奇跡の瞬間だった。
ハロコンの降臨のときも基本的に全く目が合わないから、こんな近い位置でそんなのは期待しないでいたんだけど、あゆみちゃん…アウトロに突入していろんなところを見まわした後、僕みたいなキモヲタにも微笑んでくれたんだよ。。微笑んでくれたというか、1秒2秒とかそんなんじゃなくてリアルに10秒くらい見つめ合えていたんじゃないかなってくらい。。感覚でいうとアウトロの最中ずっとッって感じだったから結構な時間だったんではないかな。。(いやごめん盛ったたぶん3秒←)
基本スタンスとして真顔でメンバーのことは見ない!というのを掲げてイベントには参加しているんだけども、さすがにこの瞬間は僕の顔も引きつっていたんではないかと思う(笑) そんな僕ですけど許してあゆみちゃん(笑)
そして久々の夕暮れは雨上がり。この曲はつんく♂が娘。のプロデューサーを退任してから最初の提供になった楽曲(?)だった気がするんだけど、「この歌詞がつんく♂の心情を歌っているかのよう、と気付いてしまってからというもの、この曲を聴くたびに涙が出そうな胃なるんだけども、この日も安定の( ´;ω;` )。つんく♂楽曲を歌うモーニング娘。というのが本当に素晴らしいと改めて感じることのできた瞬間でした。
からの、ハロヲタ大好き歌謡曲「フラリ銀座」→「ジェラシージェラシー」→「Are you Happy?」というつんく♂節丸出し楽曲3連続。あゆみちゃんはディナーショーのリハの最中に足を捻ってしまったらしく、Are you Happy?のジャンプのところは左足をついたまま右足だけで跳ねていました。だけどまあそのこと知らない人からしたらそんなの全く気にならないくらいのクオリティで本当にプロ意識の塊みたいな子だと。
本当のHappy Night
ちゃんちゃんちゃーっちゃっちゃ♪(伝わんない)
とうとうディナーショーのタイトルにもなっているHappy Nightのイントロが~~!!
イントロが鳴って高まりすぎたのは間違いないんだけど、この曲って最初に「わ~っ♪あ~っ♪」ってあるじゃないですか。そのとき僕の目の前にちょうどゼロズレでふくちゃんがいてくれたんだけど…僕にマイクを向けてくれて、ふくちゃんと一緒に「わ~っあ~っ♪」ってできたのが本当に楽しかった(˶^o^˶)
ふくちゃん自分のファンじゃない人にも優しいのな。 ディナー中のときもカマってくれたし、、リーダーかわいい(˶^o^˶)
ふくちゃんと楽しい時間を過ごしたと思いきや、メンバーがソッコーでサブステの方に行きだした。このときの僕の心情としては「あ、、あゆみちゃんとダーリンできないオワタ」です() そう…2017秋ツアーのセトリにも入っていたこの曲。そのときはあゆみちゃんと1ダーリンもできなかったから次にこの曲が来たときには絶対に結果を残してやろうと心に決めていたけど、サブステ行っちゃった。。
他の人は遠慮なく普通にサイリウムを使っていたけど、席も近いしディナーショーだしということで今まで我慢していたけどもう無理だ、とサイリウムを出してクッソ振ってやりました(笑)
ディーナーショーという空間でHappy Nightのようなアゲアゲな楽曲をメンバーみんな会場の後ろの方で歌っている時間をどう過ごすのかを学校で習ってこなかったんで、サイリウムを振るのも忘れて…
座っているイスの背もたれをこんな感じに持ちながら唇を噛みしめながら待つこと3分…
楽曲が間奏に入った途端メンバーがステージ方面に歩いてキタ━( ・∀・ )━ンデス ヨッ!!!
ステージのサイドからメンバーが戻ってきて自分のポジションへ向かってきあゆみちゃんは…僕のゼロズレポジへ。
え
?
ま
じ
?
prあqjちょう゛ぃ○!※□◇#△!!!!!
これは完全にダーリンチャンス!!!(なにそれ
いやあゆみちゃんは平等だしこんな近くで見れている人なんかよりも後ろにいる人たちに相手してあげるに決まってるシダーリンチャンスだなんてそんな夢は見るもんじゃないということはわかっちゃいるけど “わいヲタク夢は見なけりゃ始まらない” ということで頑張りました。
Happy Nightはサビの中にダーリン♪が3回あります。ということはチャンスは3回。むちゃくちゃチャンスがある( •̀▿•́)و
・1回目・・・右側上空(泣)
・2回目・・・左側上空(泣)
2回目のダーリンチャンスが終了した瞬間にもう99%諦めてた(笑) 真ん中にいるあなたは今贅沢な時間を過ぎしているんだよ横にいて見えにくい人たちに愛想を振りまくのが私の仕事よ、、という職人気質なあゆみちゃんの意識高い素晴らしいところ。そんなところも好き(溺愛)
だが、つんく♂も(?)言っていたように夢は見なけりゃ始まらない。そして1%の望みにかけていたそんな僕に奇跡が訪れたのだ。
2回目のダーリンが終了した直後、奇跡的にあゆみちゃんが目線を落としてきたのである。いつもはハニかんで目を反らしてしまう僕だけど今回だけは現実から目を背けずにあゆみちゃんの目を見た。その次の瞬間、気付いたら僕はダーリンの準備をしていた( )(こんなに長いこと書いているがあゆみちゃんが目線を落としてから0.3秒くらいの時間)
そして最後のサビが始まった。『だけどWow Wow Yeah Yeah…♪』…今でも信じられないんだけど、あゆみちゃんここを歌っているときの途中からずっと目を離さないでいてくれていた。(こんな奇跡ってあんの?)
こんな優しいあゆみちゃんの目の前にはダーリンしか狙っていないキモヲタがいる。こんな現実はあってはならないことだとは思うが今回だけは許してくれ世界。ヲタクが夢の一つを叶えようとしているのだ。(大袈裟)
3回目のサビの後半『唄おうよ…♪…ここを歌い始めたとき、すでにダーリンの準備をしている僕を見ているあゆみちゃんの顔がフニャンと表情が緩んだのが見えた。
それを見たヲタク『これはイケる』(謎の自信)
次の瞬間『ダーリンっ♪』…が歌われた。
『ダーリン♪』と歌ったあゆみちゃんを見ていた僕は完全にこの絵のような果てしなく広がる天国にいた。
そう、とうとうあゆみちゃんとダーリンができた。僕はもう完全に天へと続く道を歩いていたのだ。
いや羽が生えてフワフワと浮きながら登っていたかもしれない。そしてそこは間違いなく天国だったんだ。目の前にいるのは天使。
ふくちゃん優しいし、あゆみちゃんは天使だし…あゆみずき最強すぎな…。
ダーリンしてて気付いたことは他の指差しと違ってダーリンって若干ステイするというか、指を差したまま止めるんだね(笑) テンパりすぎて一足先に指をあゆみちゃんから離してしまった僕は…高まりすぎてあゆみちゃんに向かってなぜかガッツポーズをしていました( )
そして本編ラストはENDLESS SKY。
このENDLESS SKYが本当に不思議な空間だった。この曲の印象は鞘師の卒業のイメージが強くて、鞘師推しでなくても切ない気持ちが襲ってくるくらいの楽曲だと思ってるのだけど、そんなこの曲がものすごく楽しくて、幸せな空間だったですよ。
他の人はどういう気持ちで聴いていたかはわからないけど、少なくとも僕はメンバーにものすごく幸せな気持ちにさせてもらっていた。
鞘師の卒業によってこの楽曲への揺るがないイメージというものをメンバーが塗り替えた瞬間だったのではないかと。楽曲のイメージ通りに歌うだけではなくて、メンバーが成長していくと共に、歌われる楽曲も一緒に成長しているかのような、、そんな感覚を味わわせてくれたのが嬉しかったというか、なんかものすごい瞬間に立ち会った気がしてそれが嬉しかった(結局嬉しかった)
あ、ちぃちゃんと初めてエンスカクラップ一緒にやれて楽しかったな(*^.^*)
アンコールは『Loveマシーン』。僕ラブマ大好き人間なんで文句なんてありません。ファンク(ディスコ)だし、ダンス☆マンだし、メンバーと何かしらを一緒にできる楽曲は現場では楽しいからラブマは正義!
本当にHappy Nightでした(照)
モーニング娘。史上初めてのディナーショーは、ディナーショー(?)という感じではあったけど、現場は「楽しくて」ナンボだし、メンバーもいつもと一風変わった雰囲気の中で存分に楽しんでいたように思うし、これはこれでよかったんではないかと思う。
ファン側そしてもいつもカラーT姿しか見せていなかった中で、オフィシャル的にスーツやドレス姿をメンバーに披露できたという点で、個人的に結構満足している(笑)
今回はたまたま席運がよかったから、あゆみちゃんとダーリンできたけど、そうじゃなくてもディナーショーならではの通路を歩くというのもあって、後ろの席でも満足度は高かったとTwitterでも多くのつぶやきも拝見できたし、すごく良いイベントなんではないかと思った。
普段のコンサートよりも高額なイベントで、今回は当選できたけれど、もし次回があるなら今回よりも落選が多くなるんではないかという予想でいるから…次も当選できるように良い子にしてよっと…。
正直こんなにタイトル通りな感じになるなんて思わなかったけど、これも全部あゆみちゃんのおかげだし、あゆみちゃんのおもてなしの心は本当に素晴らしいし、推しメンとして本当に誇らしい気持ちで心がいっぱいでございます。
あゆみちゃんに限らずメンバーみんなが素敵な振る舞いをしてくれていたと思うし、何より楽しそうな表情で満たされていたから本当によかった。
大成功で大正義なディナーショーは大成功でした。最高に楽しかった~\( ^o^ )/ メンバーのみんな本当にありがとうございました!
アイドルはものすごい存在だということを身をもって証明した話。
もう…クリーチャーには戻りたくない…
さあ意味深な僕の叫びから始まったこのブログですが、最近ブログを書く気力もなくなってしまい(安定←)、かといって今はそんなに忙しくもないので何かテキトーなことでも書こうかと思ったんですYO。
そこで今現在の僕が行っていることでも書こうかと思いまして、久々にブログを書いております。
最近僕が行っていることと言えば、ちょいと前まで減量をやっていて、最近また復活させまして、頑張っている最中ですなんですが、前みたいにストイックにできなくなってしまいました(笑)
そこで、僕が以前に行っていたことを書き起こして自分を奮い立たせよう作戦です、はい。
減量を始めたきっかけ。
僕が減量を始めたきっかけというのも…あ、その前に、僕モーニング娘。が好きなんですけど(笑)
最近のアイドルって、新曲をリリースするたびに握手会やらチェキ会やらいろんな形でアイドルとふれあえる環境にあるじゃないですか。僕の場合はそれがモーニング娘。なんですけど、僕の推しメンちゃん・・・
そう!今をトキメク「ISSAの隣」で大ブレーク中の石田亜佑美ちゃんでございます。
U. S. A. / DA PUMP & モーニング娘。'18
FNSうたの夏まつりでDA PUMPとモーニング娘。がコラボしました。ISSAの隣で誰よりもキレキレにいいねダンスをしていたこの子でございます。2:45から中央右側でシュートダンス(いいねダンス)をしている子ですね。
ひとりだけ反り返りがハンパじゃない(笑)
最近のハロヲタのDA PUMPにハマっている感じとは違って、僕は昔から結構ガチでDA PUMPが好きだったんですよ。CDも全部持ってますし!(必死)(だが在宅)
娘。でいうプラチナ期みたいな時期も見てきたし(だが在宅)、メンバーが抜けたときも見てたし(だが在宅)・・・要は、男性グループで一番好きなDA PUMPと一番好きなモーニング娘。がコラボしてくれたことが死ぬほど嬉しかったってことを言いたかったんですけど・・・
この記事で言いたいのはそれじゃないんですわ←
かわいいですよね〜、かわいすぎますよね!そう…かわいいんです。。
僕はこの子のファンをやらせてもらっているんですけど、まあ僕も亜佑美ちゃんとチェキ撮りますよね。撮ったら見ますよね。チェキに映る僕が醜くてヤバいですよね…
そう…亜佑美ちゃんがかわいければかわいいほど、僕が醜く映るんですよ()。一応、良質なファンでいたいと常々思っているので、こんな姿で亜佑美ちゃんの隣に座るなんて完全に失礼にあたると、ヲタクとしての死期が迫っていると感じたのがきっかけです。はい。
減量開始!
僕が減量開始時に測定した2016年2月10日時点の体重は89.5kgでした。どう考えてもアメリカンサイズの一歩手前←。なにやら100kgいく人って、ある種の才能らしく僕も才能の持ち主に近かったのかもしれません。
とか、吞気のことは言ってられんのです。5月には、亜佑美ちゃんと、もう卒業してしまった今やルパパト人気でヤバい工藤遥ちゃんとの3ショットのチェキの撮影が決まっており、当時の僕の1推し&2推しの特別なチェキだったわけです。このときまでにはなんとしてでも痩せなきゃアカンと意気込んでいました。
まずはじめにしたことと言えば、とりあえず王道な食事制限とランニング。
このときは、単純にカロリーをひたすら減らして、仕事終わりに軽い筋トレにランニングをするというスタイルでいきました。
1日の摂取カロリーを800キロカロリーくらいに設定して、朝メシのみで炭水化物を摂取して、残りの食事を全て豆腐と野菜スープ。飲み物もそれまではカフェオレばかり飲んでいたのを全て無糖のブラックコーヒーに変え、スポーツドリンクも全てお茶に変えました。
仕事から帰ったら軽い筋トレ。筋トレをすると基礎代謝があがり脂肪燃焼に繋がるとのこと。筋トレのメニューは…
・腹筋ローラー(膝コロ30回)
・スクワット(30回×2)
ちょ、おま…筋トレまじ軽すぎワロタな感じなんですけど、今までやっていなかった身にはこれすらもかなりキツくて腹筋ローラーなんか初めてやった日から1週間は筋肉痛がとれませんでした。
軽い筋トレが終わったらすかさずプロテインを飲んでいました。筋トレ後の1時間はゴールデンタイムといって、筋肉の組織が壊れいているところにプロテインを投入してあげると筋肥大に繋がるんだとか(確か←)。このときに本来ならば吸収の早いホエイプロテインを飲むべきなんですが、減量には大豆でできているソイプロテインが良いとのことで、そちらを飲んでいたんですが、今思えばここに関しては失敗でしたね。
プロテインを飲んだ後には3kmのランニング。ランニングは40分以上しないと痩せないというのが定説のようになっているが、それは脂肪燃焼に必要な成長ホルモンが分泌される時間がそれくらいの時間とのこと。筋トレをすることにより、40分走らずとも筋トレのおかげで成長ホルモンが早く分泌されるとのことで、20分くらいのランニングに納めていました。
最初のうちは、これだけのことでもものすごくキツかった。常に腹が減っている状態だったし、帰ったら筋トレしなきゃアカンし、走らないとイカンし。ただ1週間超えてくると生活のサイクルとして頭が慣れてくるのか「あ、やんなきゃ」という気持ちにさせられるんですね不思議と。
とはいえ、1週間・2週間やったくらいじゃ見た目も変わらないし、モチベーションには繋がらないっていう(笑) そんなときに大事になってくるのが体重計!
89㎏もあったもんだから、これだけ節制するとさすがに減るは減るんですね。2週間くらいで6㎏のマイナスでした。
おとといからまた1㌔減してたー( ˙▿˙ ) 2週間ちょいで6㌔減や( ˙▿˙ )
— ヤーカズ (@suica_man) 2016年3月2日
僕からしたら2週間も継続できていることが奇跡的でして、やればやるだけ減るんだと、この時点で思い知らされた気がします。
腹筋もシックスパックが〜とふざけたことをほざいていましたが、毎回毎回同じ負荷しかかけていなかったのに、シックスパックなんて夢のまた夢という感じでしたが、「継続は力なり」というのは本当でして…
14㌔減の壁を超えた…15㌔目に突入(食ってないだけorz
— ヤーカズ (@suica_man) 2016年5月8日
減量を始めたのが2/11、このTweetが5/8なので約3ヶ月で14㎏減していたらしいです(笑)とりあえずの目標にしていた亜佑美ちゃんとハルちゃんとのチェキの撮影もこのときくらいでした。
そのときに撮影したのがこちら。僕の姿を見せなきゃ意味ないのはわかってはいますがそれは勘弁してください(笑)
このときテンション上がって4枚もチェキ券を確保していて、なおかつ2ショットチェキが無かったので、ハルちゃんにカメラマンになってもらって亜佑美ちゃんと2ショな感じで撮りました(照)
この後、ハルちゃんのところに握手しに行ったんですが、ブースに入った瞬間…「めっちゃ痩せましたね!病気かと思ったw」っていきなり言ってくれました。ヲタクはものすごくチョレーので、そう言ってもらえたのが死ぬほど嬉しかった。(亜佑美ちゃんはそんなこと言わない人だとわかってたから、言われなくても何も思わなかったけどねー(泣)
健康診断おわた。減量開始時より体重18㎏減、ウエスト13㎝減かあ。3ヶ月だとこんなもんか
— ヤーカズ (@suica_man) 2016年5月24日
約3ヶ月半で89.5㎏ー18㎏で71.5㎏
あと300㌘で20㎏減や( ˙ᗨ˙ )
— ヤーカズ (@suica_man) 2016年8月10日
約半年で約20㎏減の69.5㎏くらいになってたみたいです。
8月までは最初に書いたメニューをひたすらやってここまできました。20㎏も減ると本気で自分が別人みたいなんですよね。毎朝通勤するときも体は軽いし、階段登るときもヒザは痛くないし(笑)、今まできていた洋服はブカブカになるけど、シルエットも太く見えないし、普通に私服で白いワイシャツ着てもおかしく見えないし。良いことばっかやんけ!
ただ、僕の身長が170㎝ジャストなので標準体重が63.5㎏ということで、あと6㎏くらい減らさなければいけないんですね。ここらへんから僕の体がさすがに異変に気付いたのか、これから1ヶ月間は何をやっても少しも減ることはありませんでした。
なにやら急激なダイエットを始めると体が飢餓状態に突入して、脂肪燃焼しないようにするみたいでして、それがこの時期だったのかなと。
(よくよく考えると、負荷を変えずにやってるんだから減らないのも当たり前のような気もするねw)
なので思い切って焼き肉にみんなで行くことにしました。減量を始めてから初めてくらいにキチンとした食事をした気がします(笑)ただ一応、白米は食べないようにはしていました。
焼き肉に行ってるのに白米を食べないなんて結構な地獄なんですが、初めて肉オンリーでお腹を満たしました。そうすると次の日「昨日バカ食いしたし3㎏くらい増えてるかな」と思いながら体重計に乗ると…
1㎏減ってた・・・
どんだけやっても減らなかったのに、1日バカ食いしたら減るとか嬉しいけど、なんか腑に落ちないですよね(笑) ただバカ食いすることで飢餓状態ではないよ!と脳に教えるみたいで、僕の体も飢餓状態のリミットが解除されたんでしょうね。
ここくらいから筋トレの量を少し増やした気がします。
・腹筋ローラー30回×2
・レッグレイズ(足上げ腹筋)30×3
・スクワット30×2
本当に少ししか増やしてないwww
食事は特に変更はしていません。2016年のうちは変えてないかな。
目標にしていた年内のうちにシックスパックにするというのは叶いませんでしたが←、でも約10ヶ月で20㎏も減量できるなんて思ってもみなかったし、ハルちゃんにも痩せたこと言ってもらえたし最高でしたね。
2017年。
2016年の11月くらいに娘。メンバー的には4年ぶりのあゆみずきバスツアーの開催が発表されました。
10期でのバスツアーを願っていたけれど亜佑美ちゃんいるし問題無さすぎたので、秒で参加は決めたんですがあゆみずきで3ショットあるやないか!!ということで、年をあけた1/27までに標準体重までにするという目標ができました。
とはいえ、特にやることは変えずに←、継続は力なりという言葉を信じてやってきたので今回も自分を信じることにした(言い方だけはかっこいい() )
去年の2/11から初めて23.5㎏減。個人的には頑張った方かな...バスツアあったから本当やっといてよかった( ´; ω ;` )
— ヤーカズ (@suica_man) 2017年1月25日
バスツアーまでに頑張った結果、標準体重まではいかなかったけれど、89.5㎏ー23.5㎏の66㎏まで減らすことができ、自分的に最高な状態で娘。的に4年ぶり、僕的には5年ぶりのバスツアーでの、あゆみずきとの写真を撮ることができたことは本当に嬉しかったですね。
このバスツアーはあゆみずきが20歳になった記念に、本当に急遽決まったことらしく、僕が2月に減量を始めていなかったらここまで減らすことはできなかったので、あのときに危機感を持ってくれて本当に良かったと今でも本気で思います(笑)
ちょっとだけやることを変えてみた。
シックスパックにはなってはいなかったけど、腹筋ローラー60回やっても筋肉痛にはならないくらいになっていたので、結構腹筋がついていたのか2016年の8月くらいには結構お腹もヘコんで見えていたのに、この時点ではそんなに細くは見えない感じでした。
体重減ってるのに筋肉ついてるだなんて最高すぎるじゃん!と思い、2017年の6月くらいに20㎏×2のダンベルを無意識に買っていました←
ハルちゃんの卒業も決まり、確実に10期でのバスツアーがあると思っていたので、減量も続け…
現在65.5㎏(中学生ぶりの65㎏台←)で、66㎏台のときと明らかに体の軽さが違うことに驚いている。初日にいつも通り跳んでたらあからさまに滞空時間長くて自分でも制御効かずにタイミングズレるという若干の事故発生( )。慣らしていかんと( ´・ω・` )
— ヤーカズ (@suica_man) 2017年9月24日
卒業ツアーが始まるころには中学生以来の65㎏台まで減らすことができました。ここまでくると本気で体が軽くてヤバいの!
娘。の新曲リリイベが川崎チッタであったときに、CDを買って一度家に帰って仮眠をしたんです。時間になり再び川崎へ向かうんですけど、僕のヘマで逆方向に行ってしまって川崎への到着が集合時間の5分前になってしまって(笑)
駅から会場まで歩いて7、8分だから間に合わんのですよ、そんなときに限って整理番号も結構良番だったし(泣)
ただこのときの僕はもう66㎏とかの今までの僕ではなかったのでひたすらダッシュですよね。毎日走っていたこともあって、全く息切れしないまま3分くらいで会場へ到着できたっていう…それくらいのヤバさ!(笑)
食事の制限でそんなに食べれてなかったけど、この軽さを手に入れることができるなら、それも全然我慢できるっていうレベルでした。
このときくらいから食事をカロリー制限から糖質制限に切り替えていましたね。簡単に言うとサッカーの長友選手がやっている「ケトン体ダイエット」というもの。
人間は通常、糖質をエネルギーにして活動する生き物だけど、糖質摂取量を1日20gまでに下げると「ケトン体」というものが発生して、糖質の代わりに脂肪分をエネルギーにして活動をするようになるとのことで、2週間その状態を続けると、体の脂肪をエネルギーにしてくれて、体の脂肪が勝手に減っていくというダイエット方法。
肉、野菜、魚、バター、チーズ、マヨネーズといろんなものを食べれるから苦ではなかった。そのおかげか、おっぱいも小さくなった気がした←
僕にしては異常なまでの意識の高さもあって10期バスツアーでも、ナイスコンディションな状態で写真撮影をすることができました。まじで自分自身に感謝しかない。
その後…
10期バスツアーが終わり、ハルちゃんも卒業した。謎の燃え尽き症候群に襲われ、それからは何一つ減量することをしなくなってしまった。
それまで筋トレをやっていたから基礎代謝が上がっていたのか、何もしなくなってもそんなに体型は変わることはなかったんですが、2018年5月とかそれくらいになると、さすがに腹が出てきた感じに…
6月に健康診断をしたら71㎏まで戻っていました。(バカ)
そんなときに娘。の新曲が発表され、何を血迷ったか亜佑美ちゃんとの2ショットチェキを買ってしまったんですよ僕。。体型も若干戻っている今の状況で( ´;ω;` )
もうこうなったらまた減量するしかない!とのことで、今に至るわけです。
現在は糖質制限して、減量再開したときから2.5㎏減ったけど、また根本からやらないと意味が無いと思い、懸垂マシーンを買い、またプロテインを買いました。
亜佑美ちゃんとの2ショットチェキは9/8…あと一ヶ月です。さあ…僕は笑って亜佑美ちゃんとチェキが撮れるのでしょうか…
9月になって僕がブログを書かなかったら死んだと思ってくださって大丈夫です←
アイドルはすごい!
今は若干戻ってしまったけれど、89㎏あったピザ野郎が65㎏まで減らせたのは間違いなくモーニング娘。のおかげであり、亜佑美ちゃん・ハルちゃんと良い写真を撮りたいと思ったから。
推しメンの存在がひとりの人間を動かしたんです!
みなさん…!アイドルってみなさんが思っているよりも本当に素敵な存在なのです。自分の推しメンに自信と誇りを持ってこれからも応援していきましょう!(お前は誰なんだ)
長々と読んでいただきありがとうございました。
初 さくらのしらべ で感じた小田さくらがヤバかったという話
さくらのしらべ7
とうとう僕も参加してしまいましたので、ぼちぼち感想でも。
このイベント、小田さくらのベースデーイベントと謳っているわけですが、謳って…というか本当に“歌う”ことしかしないっていうバースデーイベントなのかよwという謎は永遠に残りますよね←
セトリも選曲の範囲もがすごく広いので、そういう内容のせい(おかげ)で小田ちゃんのファンだけでなく、昔からの娘。ヲタクたちもこぞって参加したがるので、去年あたりからの当選率が本気でヤバイ中、今年は僕も当選してやっと参加できました。
座席は3列の下手側。前の2列よりも外側で、前に誰もいなかったこともあって\実質最前/みたいな座席。
*** いいことある記念の瞬間
実質最前の座席に高まっているとイベントが始まる…と、僕が娘。で一番好きな楽曲“いいことある記念の瞬間”が流れてきた。去年の秋ツアーにこの楽曲をやってくれて、僕が娘。のファンでいるうちに聴けると思っていなかったので、ひとつの夢がかなった形になったんですが、こうも早くにまた聴けるなんて思ってもみなかったので、ものすごく嬉しかった。
・・・んですが、個人的にこの楽曲はモーニング娘。全員で歌うことに意味があると思っている人間というかヲタクなので、嬉しさ半分、残念が半分みたいな気持ちでした(贅沢)←
ただ…見てもらえればわかるんですが、この日の小田ちゃんの衣装が白ニットなんですよ。白ニットとか女の子の魅力が1番出るアレじゃないですか!(鼻息)しかも年に何回あるかわからない前髪がある日。
そんな小田ちゃんが「明日を指差し 夢を抱いて〜♪」と天に指を差しながらステップを踏むたびに«小田ちゃんのさくらちゃん»が、ものすごい感じになっているのを僕の目の前で見せてくれた時点で、全てを許した感じがあります←。
という、底辺な感想しか出てこないのですが、個人的にこの楽曲が収録されているアルバム“4thいきまっしょい!”がアホみたいに好きなので、このアルバムからセレクトしてくれたことが本当に嬉しかったし、嬉しかったので選んでくれたメンバーは無条件でソート2位になるくらいに好きになります。なので今、小田ちゃんソート2位だよまりあ←
こんな私でよかったら
吉川のこの楽曲は無駄に良曲だと思ってた楽曲だったんで地味に高まって聴いていた。ソロで歌うにあたって、ソロの人の楽曲をセレクトするのは自然な流れだよね、よく考えてみれば。
楽曲的にはすごく高まりはしたけど小田ちゃんの範疇じゃないというか、別に小田ちゃんが歌うような曲ではないかな🤔と。好みの問題になってしまうけど、特別合ってたとも思わなかったというか(笑)
この楽曲を聴いていて『意外と“歌える”楽曲選ぶのかな?』とも思った。(“歌えない”というのは上手い下手じゃなくて、本人の魅力が出ているかどうかの問題の話)
小田ちゃんは愛ちゃんに歌が似ているって言われてたけど、僕はむしろ愛ちゃんなんかはコレ系が1番魅力出せるくらいの感じはあると思っているのに、小田ちゃんにはそれを感じないということはそういうことなんですよね。いまだに「小田は高橋のモノマネだ」なんて言ってる人もいるけど、そいつは耳をカッポジッたほうがいい。
あの日に戻りたい
小田は高橋に似てねえよ…って言ったばっかなのに、小田ちゃんがこんな楽曲をセレクトしてしまうこの感じはホントいただけない←。
さっき似てねえよ…って言ったばっかなんですが、僕の座席の角度から見ると(視覚的に)完全に高橋愛なんですよ小田ちゃんが!(笑) 歌ってる横顔がそっくりでね。もともと顔のパーツの雰囲気とか似ている部分もあったけど、あったとは言えそこまでかよwってレベルに感じたので、僕に関して言うと完全に、あの日に戻ってました←。
忘れらんない
キタ━☆゚・*:。.:(゚∀゚)゚・*:..:☆━!!
このあたりの楽曲を聴きたいがためにこのイベントに来てるっちゅーねんホンマに。
なんでしょうねぇ…ある種、本当の意味ではメンバーみんながきちんと「モーニング娘。」を体現できているんだけど、良い言い方かはわからないけど、この子だけはそれにプラスして完全に“上っ面な部分”までも完全に再現しているという感じがする。
上っ面って言い方が悪すぎるけど(笑)、要は“視覚からの情報の部分”。視覚的なものなんか、普通に歌ってるだけでは再現なんて出来るわけないのに小田ちゃんはそこをも完全に表現できていて、これはスキル云々の問題じゃないんだよねぇ。
こういう部分でモーニング娘。のスキルだけでは語ることのできない面白さを感じることが出来る。
正直、高まりすぎて歌に関してはほぼ覚えていないです←。ただやっぱ「忘れらんない」を聴いてしまうと、「例えば」も聴きたくなるのが楽曲厨( ´;ω;` ) なんで一昨年行かなかったんや…(そんときは申し込んでもいなかった( ) )
砂を噛むようにNAMIDA
この日は「忘れらんない」で、高まりきったしこれ以上は無いだろうと思ってた瞬間にキてしまった。この楽曲は、膨大にあるハローの楽曲の中で、僕が15本の指に入るくらいに大好きな楽曲でして(結構ある←)
1000曲以上ある楽曲の中で15本に入るとか結構上位でしょうが!!!
つんく楽曲ではないものの中では間違いなくダントツで一番好きなのは間違いないくらい、冗談なしでめちゃくちゃ大好きなのですよ!
気付いたらサイリウムを振るのも忘れ、隣の人に迷惑をかけてしまっていたかもしれないくらいに脚でリズム取りながら聴いていた気がする。
リリースしたときからずっと好きだったけど、生で聞いたのはこの日が初めてだったから…本当にナイスな選曲するよねえ。。
3、2、1 BREAKIN'OUT
前の曲で最高な時間を過ごしたと思いきや・・・いやこの選曲はさすがに謎すぎるでしょwww
さくらのしらべってスタンディング無しだよ🤔 コールも微妙だよ🤔 しかも小田ちゃんひとりだよ🤔🤔🤔
とにかく謎しか無かったこの曲のセレクトなんですが、はじめの曲と同じように、小田ちゃんのさくらちゃんがヤバイことだけに高まってました←
しかし着席でのブレイキンはまじで地獄(笑)
YES!幸せ
昔の℃-ute楽曲は結構アホみたいに聴いていたので、そのおかげでわかりました…という何ともお恥ずかしい限りなんですけども。℃-uteがこの楽曲をカヴァーしているけど、今回はT&Cボンバーのオリジナルの方のセレクトだった。
この曲を選んだ理由が、ハローの楽曲でラップを数多く担当していたU.M.E.D.Yさんが先日お亡くなりになられ、彼へのリスペクトの意味合いも込めてのセレクトだと、最後に小田ちゃんが話してくれた。
今、思えば「忘れらんない」のイントロにもU.M.E.D.Yさんのラップが入っていましたね。
T&Cボンバー YES!しあわせ
今一度、感謝の意味も込めて、みんなで聴きましょうや(*^−^*)
真珠
何年か前に松浦の「引っ越したい気持」をセレクトしていた時点で基本的に小田ちゃんのことは信じていたんですが、ここにきて今以上に小田ちゃんへの信じれみが爆上がりしました。
たぶん開場に来ている人たちのほとんどが知らなかったと思うけど、そこを気にせず先人たちの素敵な楽曲をセレクトしてくるのは素晴らしいなと。
ふくちゃんも自他共に認めるハロー好きではあるけど、ここらへんがふくちゃんと小田ちゃんの想い・表現の違いなのかなとか思う。(どっちが良いとか悪いとかの問題ではなく)(ふくちゃんの娘。への愛はものすごく素晴らしいからね)
個人的に、松浦(楽曲)を好きになったのは、2007年に上京してきてからなので、「真珠」が収録されているアルバム“想いあふれて”のツアーにはありがたいことに参加できていた。今、本人があんな感じだし、正直、埋もれさせておくのにはもったいなさ過ぎるし、聴けるなんて思ってもみなかったので、わりかしひとつの夢が叶った形になりました。
小田まじさすがさくら・・・
(やばい、書くの疲れてきた←)
1/f のゆらぎ
1/fとは…
1/fゆらぎ(エフぶんのいちゆらぎ)とは、パワー(スペクトル密度)が周波数 f に反比例するゆらぎのこと。ただし f は 0 より大きい、有限な範囲をとるものとする。
ピンクノイズはこの1/fゆらぎを持つノイズであり、1/fノイズとも呼ばれる。自然現象においても見ることができ[1]、具体例としては人の心拍の間隔、ろうそくの炎の揺れ方、電車の揺れ、小川のせせらぐ音、目の動き方、木漏れ日、蛍の光り方などがある。また物性的には、金属の抵抗、ネットワーク情報流が例として挙げられる。自然界の1/fゆらぎ音を聴くと脳内がα波の状態になり、人間の生体にリラクゼーション効果をもたらすと発表されている[13]。 ヒーリング・ミュージックの効能の説明にも使われる言葉であり、規則正しい音とランダムで規則性がない音との中間の音で、音響振動数のゆらぎが生体リズムのゆらぎと同じ音楽は 人に快適感やヒーリング効果を与えると主張される。
ーwikibediaよりー
さくらのしらべが終わった瞬間に思ったことが、上に書いた「1/fのゆらぎ」。2年に1回くらい聞くこの言葉ですが、簡単言うと「聴いているとリラックスできる」ということみたい。
歌手の人でも、この効果のある歌声をしている人もいるらしく、有名なところで言うと宇多田ヒカルやら徳永英明、そして松任谷由実とか、ここらへんの人たち。
なんかこう名前を聞いて、歌声を想像するとなんとなく「あ〜わかるかも」みたいな感じに個人的には思うのだけど、これ…ある一定の音域の中ではある感じあるけど小田ちゃんもコレに入ってると思いません?
小田ちゃんのオーディションの課題曲である「Be Alive」。
これを初めて聴いた瞬間、「1/fのゆらぎってやつじゃね?🤔」と思っていたと、後出しのこのタイミングでウザめに言っておきます←
この「Be Alive」で衝撃的な歌声を披露してデビューしたけれど、Help me!の次くらいからは特別何とも思わなくなってしまった。ビアラが魅力的すぎたっていうことや、変声期の影響もあったのかな。
それにプラスして、小田ちゃんの性格的にも「歌を褒められて加入したからには頑張らなきゃ」とものすごい使命感を持ちながら活動していたと思うし、その結果みんなに「モノマネだ」なんて言われることになるんだけども…個人的にも2014年までは、そう思われてもしょうがないかなぁって感じはしていたってのが正直なところ。
僕の中で鞘師の卒業をキッカケにして爆発的に素晴らしくなったメンバーというのが3人いまして、その中のひとりが小田ちゃんだった。
2016年から素晴らしくなったというのは、キッカケがものすごく気になるところで、当時の娘。の状況的にも使命感が全てを上回ったんだと思うんだけど、だとしたら、さっき話した3人のメンバーのメンタルは本当にヤヴァイねホント。
2016年以降、小田ちゃんの中低音はすごく好きだったんだけども、ただどうも高音域が好きになれなくて。中低音ではものすごい神秘的なベールに包まれたような歌声なのに、高音を発した瞬間にプツンのシャボン玉のようにベールが消えてなくなるイメージがあったり、ファルセットと地声のブリッチがぎこちなかったり...。
ただ、この日はそんなことは全くなかったんですよ。
松浦亜弥 - 真珠
サビラストの「会いたくて♪」やら「伝えたい♪」の地声からファルセットになる部分とかなんかすごくナチュラルだったし、
「無色透明なままで」なんかは、ほぼ裏声オンリーだけどその裏声の中でビブラートを挟んできたりと、随所に余裕を感じられる部分も多かった。喉もキチンと開いていて、声の細くなる感じもなく・・・。ファルセットビブラートなんか、僕が一番惹かれるやつ(これ豆な←)
ひとりモーニング娘。
2016年から覚醒期に突入していると感じているけど、未だにそれを途切らすことなく今に至っていると思う。そして、自分を出しながらも“モーニング娘。”を忘れていないところが小田さくらの最も素敵で偉大なところ。
正直、1人でモーニング娘。できるんじゃないかな?←…そう言いたくなるくらいの歴代どの時期にも染まれることができ、そこに埋もれることのないオーラを持っている。このイベントに参加してそれを肌で感じることができた。
このイベントに初めて参加することができて、モーニング娘。のファンとして、とても素敵な経験をさせてもらえたと思っている。モーニング娘。の“根本”を好きでいる人は、おそらくみんな小田さくらのことを好きになってしまうんじゃないかな。
そんな感じなので、他メンのヲタクさんが参加したくなる気持ちもがものすごくわかる。だから小田ちゃんのヲタクさんは許してあげてほしい←。だってこれバースデーイベントじゃないんだもん(笑)
そして小田ちゃんのヲタクさんがこぞって言う「早くソロになって歌ってほしい」という声。
今回イベントに参加してみて、そう言いたくなる気持ちもわからなくはないと感じたのは事実ではあるけど、小田さくらというと、見ていて暑苦しくなるくらい「モーニング娘。に骨を埋める覚悟」をビンビンに感じるじゃないですか。
こういう覚悟を持ったメンバーのファンに限って、そういうことを言うというのは、なんかこう悲しいし寂しいことだと感じるわけです、はい。
ファン側は自由に選ぶ権利があるけど、なるべくならメンバーが望んでいること・目指していることに一喜一憂できるファンでいたいと、感じました。
あーだこーだ言っとりますが小田さくらの歌はヤバかった。1/fのゆらぎだなんて普通のアイドルの歌を聴いてて感じることではない。ただただ生まれ持った才能を、ありがたいことに僕らは感じさせていただいているに違いない。
「才能」という言葉でしか片付けることのできない僕の語彙力を許してくれ・・・
モーニング娘。というグループに彼女の歌が存在していて心から良かったと感じることのできた素晴らしいイベント “さくらのしらべ” でした。
小田ちゃんのヲタクさんには申し訳ないけど、来年も絶対に参加します!!!
演劇女子部『ファラオの墓』〜僕の推しメンはカメレオン〜
【2018/06/04更新】Wordpressからはてなブログへ2度目の引っ越しをしてきたので、再度アップします。
☆☆おつかれスネフェル〜☆☆
知っている人は知っているこの挨拶で始まりましたこのブログ←。今回はモーニング娘。+ハロプロ研修生+汐月しゅう・扇けいさんが出演している舞台を見てきました。(※舞台の感想ブログってありえないくらい苦手なので、観てくれている方がいるならテキトーに読んでいってください)
演劇女子部「ファラオの墓
【あらすじ】
今から四千年ほど前、エジプトは戦乱の時代であった。
小国エステーリアは強大な隣国ウルジナの国王・スネフェルによって滅ぼされてしまう。
エステーリアの王子・サリオキスは「ファラオ(王)の墓」を作る奴隷となって身を隠し、サリオキスの妹・王女ナイルキアは敵国ウルジナの神官の家で侍女となっていた。
そして、サリオキスはウルジナ城でアンケスエン妃と出会う。
二人は初対面で惹かれ合うが、彼女は宿敵スネフェルの婚約者だった。
一方スネフェルもナイルキアに出会い、互いの素性も知らぬまま恋に落ちてしまう。
やがてサリオキスはウルジナに迫害された多くの部族を結集し伝説の戦士「砂漠の鷹」となって、スネフェルの城にむかって進撃を開始する。
開演前の高まり
セットも古代エジプトをイメージさせており、石壁にソレっぽい文字やら古代画が描かれていて世界観はバッチリだった。本来ならば【舞台の原作を読み→事前番組を見て→開演前にパンフレットを見る】というのがセオリーなのだろうが、何一つやりませんでした(照)
やっぱり変な先入観は入れたくないじゃないですか。それを徹底したかったので舞台が始まった瞬間からTwitterは断ち切り、亜佑美ちゃん以外のブログは読まず(これはわりといつも)に毎日を過ごしていました。そうすると気づくことがあるんですね、、やることすべての作業効率が500000000%アップするんですよ!←。いかにTwitterが癌なのかがわかりますよね(いやそれお前のサジ加減)
ネタバレは許さない主義のあゆみちゃんのおかげやで僕もネタバレをすることなく個人的舞台初日を迎えることができました( ・∀・ )
ストーリーを見ての雑感
幕が開けてプロジェクションマッピング的な演出から始まったこの舞台は今までで1番のゾクゾク感。今回は本気の本気で無情報で鑑賞したので、誰が主役なのかもわからずな状態だったのですが、サリオキスをどぅーが演じていたので、サリオキスが主役だと確信しました←
しょっぱなから剣を振るうアクションシーンがあり、序盤の勢いは今までの舞台にはなかったように思うので、すごく良く感じたり、個人的にはアドリブをガンガン入れることのできるような演出が好きではなく、それが今回は少なかったので好印象だったり、(コンサートでは好きなんだけど)、また人殺しシーンあんのかよ、、って思っても世界観が相まって違和感なく入ってきたし、
ラブロマンス加減、発狂シーン、アレンジシーン、殺戮シーン、幕の閉じ方(話の終わり方)、、いろんなもののバランスがすごく良くて、観やすかったし、感情移入がすごくしやすい舞台だったかなあという感じでした、はい。特に終幕の仕方というのは、あのまま変にズルズルと話を進めてもダレてしまうだろうから、あれで正解だったんじゃないかと思う。(原作見てないのでなんとも言えないんですけど)
おそらくだけど、この舞台…圧倒的にスネフェルが最強なんだと思う。舞台中ではスネフェルが自害する事になっていたけど、スネフェルが自害しないでそのまま話が進んでいたとしたら、サリオキスとスネフェルの戦いはスネフェルが勝利していたんじゃないかな。
お気に入りだったシーン
そこでまわんのかよ/マリタ
この舞台中、笑った場面3ヶ所あったのだが、その中の1ヶ所がここ。
ケス大臣に命令を下され、返事を返すため大臣の前に立つのかと思いきや、いきなり側転をしちゃってた(笑)マリタがどんなキャラなのかをインパクト付けたかったんだろう。
裏で重大な命令をされているのに側転をしたことで雰囲気が軽くポップになってしまったのが個人的にはアレだったけど、なんか「ここですんのかよw」選手権3位くらいで面白かったから逆に好きでした(笑)
愛を育む後ろで・・・/ネルラ
サリオキスとアンケスエンが再会し、なんかいい感じにイチャコラしているシーンで、後ろの階段に座り、2人を見つめ、ひとりで勝手にキュンキュンしているネルラがランクイン。ストーリー的に特別盛り上がるとかではないけれど、飯窪さんの真骨頂がでたといいますか。(後に書きます)
無言のチャチャ入れ(ではないんだけど)が、観ていてものすごく好きだった。あれは芸術の域に達してると思う。
本当に微笑んでます?/ナイルキア
ナイルキアに関してはココ!っていうシーンがあるというよりは全体を通して良い意味で突出した場面がなかったというか、全てにおいて世界観に馴染んでいた印象だったので、切り取るシーンはそんなにないのですが、「あ、そういえば好きだったかも」と感じたのは、ナイルキアが処刑されるときスネフェルに向かって微笑んだシーン。
普通なら客席に微笑みを見せる演出にすると思うのだけど、この舞台ではそれをしなかった。それがなんか個人的にミステリアスな感じで好きでした。この舞台の終わり方が「スネフェルが自害し、サリオキスがエジプトの王になった」とナレーションで済ませて終わっていて、それを考えたときに、あそこで微笑みを客席に見せてしまったら、おそらくだけどスネフェルは自害しなかったと思うの。変にやる気が起きてしまって…やる気と言うか、この若干曖昧な感じが客席をスネフェルの自害へと導くことに成功しているというか。
2回目の舞台を観たときに、こんなことをなんとなく感じて、自分の中で自己解決して浸っています←。
「よぉ…」/サライ(太陽の神殿編)
砂漠の鷹と、スネフェル率いるウルジナ国の戦にて、イザイが戦っているところにサライが割り込んでいくシーン。太陽の神殿編での小田ちゃん版のサライですね。もうココのこのセリフを言う小田ちゃんの言い回しが、内に秘めた恨みだったり、ウルジナを倒せる喜びで満ち溢れてる言い方で、まじでカッコよかった。
ココに関してはピンチになっているイザイをサライが助けに来たっていう演出で、石田サライは「イザイさん!いま来ましたよ」と、イザイを助けようとするオーラがバリバリ感じるのに、小田サライはそれが全く感じないんですよ。むしろ「オレひとりで倒したるわ」ぐらいの感じで、人間を殺すのに何の迷いもないような、そんな雰囲気しかなったのが、めちゃくちゃかっこよかった(それスネフェルじゃねえかw)
ほんと…それスネフェルじゃねえかwってツッコミ入れたくなるくらいの感じだけど、ココのシーンは小田サライに惚れてしまいました、はい。
役として、同期として/サリオキス・スネフェル(太陽の神殿編)
太陽の神殿編ラストのサリオキス(工藤)とスネフェル(石田)の戦闘。この舞台最高にボルテージと儚さの両方が一気に襲ってきた至高のシーン。これに関しては、僕の舞台の見方が完全にイケナイことからのセレクトです。
ナイルキアを殺され怒り狂っているサリオキスと、愛するナイルキアを自分の手で処刑し、酒でヘロヘロなスネフェルの命懸けの決闘シーンを繰り広げる2人はものすごく素晴らしかった。
ただこれを見たのが6/7の水曜日。水曜日は亜佑美ちゃんの東スポの連載がある日で、その連載にどぅーとの舞台でのお互いの関係を話してくれていて…「存在に感謝。信頼しているけど、私にもどんどん頼ってね」と書いてくれていたのを観た後の観覧だったもので、サリオキス×スネフェルとして観なければいけないのを、完全に石田亜佑美×工藤遥として観てしまったことに関しては本当に申し訳ない気持ちしかない。
失ったものへの怒るサリオキスと、酒を飲みヤケになるスネフェル…この真逆の世界観でぶつかる2人のオーラが殺伐としていて、完全に会場中を掌握し、目の前に広がる光景にただただトリハダが立つばかりでした。
それと同時に石田亜佑美と工藤遥が同期として「最高の舞台にしような」と言わんばかりの聞こえるはずもない声が聞こえてきたように感じた。どぅーが演技の世界に飛び出していくにあたって、亜佑美ちゃんがファラオの墓という舞台を通して、どぅーのことを叱咤激励していたようにも感じて激アツだった。「私を倒してから卒業しなよ」と。あの剣を交えた瞬間には、亜佑美ちゃんのメッセージが込められていたのかもしれない。
そんなことを思いながら観ていたら知らぬうちに涙が出てきていた。こんな感情になったのは応援して6年で初めてのことだったなぁ。。工藤遥最後の舞台でこの演出をしてくれて本当に感謝しかありません、ありがとうございました。
各メンバーの印象
もう本当に舞台の感想って苦手なので、各メンバーの印象を書くことに逃げます←。順番はテキトーです。
この舞台、アップフロントがちぇるを推していきたいというのが全面に伝わってきた舞台でもあった。ただ…「推していきたい」と言うのが納得できるようなクオリティに仕上げてきてくれていたちぇるはさすが。
こりゃまたかわいらしいピュアなナイルキアなんですねこれが。ピュアと言えばリアルにアニメから飛び出てきたような牧野真莉愛という子もいるけれど、ちぇるの加入して3年目にして未だに抜けない芋っぽさが相まったピュアさがナイルキアに合っていたんだろうな。個人的にはハープを弾く真莉愛も見てみたかった気もしないでもないけど、まあしゃーないですね。
最近ちぇるの歌に、前まですごく感じていた独特なグルーヴを感じなくなってきていたんだけど、それが舞台での歌唱とすごく合っていたように思う。すごく繊細なのに真っ直ぐで芯の女性:ナイルキアを感じることができていた。
おととしの「ノナo’u’o)<<フィラメントヴィータ!」って言っていた頃のちぇるの何倍も素敵になっていて素晴らしかったなあ…ハイスペックな野中美希を感じることができたのは何よりもの収穫。あと単純にかわいかった(照)
パピ/横山玲奈
横山ちゃんはわりと当て書きチックな感じだったのかな?普段なら真莉愛やらまーちゃんがあの役にいってもよさそうな気はしたけど、フレッシュさを活かせてて良かった( ・∀・ ) 舞台はもちろん初めてだろうし、今年で感覚つかんで来年に繋げて欲しいって感じだろうか。あと単純にかわいかった(照)
あと「かえれーーーーー!」って終盤からやり始めてたみたいだけど、初舞台にして爪痕残せたという意味ですごくよかったんじゃないかな?あらためて肝の座った子だなぁと感じた。こういうの観ると1度主役級の役をやってみてほしいと思うけど、あと2年後ですかね。
アリ/牧野真莉愛
真莉愛は…やっぱかわいかった(照)(もうやめろ)
今回は横山ちゃんと同じ立ち位置であるアリ。真莉愛と横山ちゃんとか、、一緒にいたらかわいいに決まってるじゃんね(笑) 去年の「続・11人いる」ではストーリーのキーマンであるチュチュを演じていて、あれは「当て書きではないのにすごくハマってたなあ」と感動していたんだけど、今回はちょい控えめ。
ストーリー的にしかたないと思うんだけど、今回は真莉愛を活かせる役はそんなにいなかったのかなあとか感じた。(言葉を発するときに若干たどたどしさがあるのも含めて)。横山ちゃんが小さくて、真莉愛がデカいから、このギャップが観ていて楽しくて本当に癒されるのがよかった( ・∀・ )
数年前のふくちゃんもそうだったけど、、こういう役で存在感出すのって本当に難しいと思う。ただ今回の真莉愛はオーラが普段と違うものを出せていたのが、ナメていたというわけではないけど個人的に意外で、思っている以上に勇ましさがあったというか。あとはやっぱ言葉の歯切れの良さが課題なのかな。舞台を見るにあたって「真莉愛がかわいかった」と言えないような、そんな役柄・芝居を見れる日を楽しみにしている。
ユタ/佐藤優樹
横山ちゃんがいることで、他のところにまわせることができるのがまーちゃん。ゆぅてまーちゃんも18歳になっちゃったし、コンサートでのあのミステリアス感を舞台で活かさないことは無いと思うので、そういう意味で横山ちゃんの存在は貴重だと個人的には思う。
そのベクトルの違う役にまわす+ヘルニア明けということなのか、今回は落ち着いた雰囲気のユタ。喉のこともあってなのか派手なセリフも動きもさほど激しくはない代わりに、ストーリーのナレーションを長々としたセリフとして話していた。このナレーションがすごく良くてですね、、ものすごく低い語彙力で説明すると「まーちゃんだからできたナレーション」ということ。これはこの言葉でしか説明出来ないんです本当に(笑)
ちょっと言葉にたどたどしさはあるものの、さっきも言ったコンサートでのミステリアスな雰囲気を極限まで抑え込んだ空気感というか。そのおかげで「こ、これから何が始まるんだ」的な感情にさせられる。
あとは歌。
他の場面でセーブできてる分、歌に専念できるからなのか、まーちゃんの声の圧がものすごかった(千穐楽では若干かすり気味になっていたものの、これは連日の公演のせいで主役級のメンバーはみんなかすれ気味だったからしょうがない)。最近コンサートではいろいろと悔しがることも多くなってきてるし、こういう役で歌うことで自分の歌に自信持って欲しいし、まーちゃん推しもまーちゃんの歌を聴きに行ってあげてほしい。
イザイ/加賀楓
加賀ちゃんがダブルキャストに入っていなくて本当に良かった。永遠に見ていたかった…そう思えるくらいにドハマりしていたように思う。サリオキス、スネフェルに続いたナイルキアと同等の準主役ポジだと思うんだけど、ドハマり具合が本当にヤバイ。
単純に男性チックっていうだけじゃなくてアクションひとつひとつに重厚感があり、前に紫吹淳の舞台を観たことがあったけど、その時に感じたものに似ていた。役に違いがあるから一概には言えないけど、この感じはどぅーには感じることの無かった部分。単純にソコの部分がハイセンスなんだと思う加賀ちゃん。
踊っている姿も若干ダルそうなんだけど重厚感のある迫力があって、ひとりだけ舞台の世界観以上の雰囲気を出してるように感じたし、立ち振る舞いが勇ましすぎて常に観ていたくなるような、そんなオーラを放っていた。セリフの抑揚とかは、まだあまい感じはあるにせよ、そこをとって余る存在感はすごい。(まあイザイに関してはこれくらいのほうがよかった気もするけど)、他のものを犠牲にしてでもイザイに加賀ちゃんを起用したくなる演出家の気持ちがわかる。…とか言って、役を決めてから演出つけていくだろうから違うんだろうけど(笑)
スネフェル以外では確実に1番観ていた気がする、いや〜来年も楽しみ。
アンケスエン/譜久村聖
基本的に「やらせてみたい」という概念が少ないのか、ふくちゃんはこういうお姫様が多くなっちゃう。で、今回もお姫様。ただやっぱふくちゃんのこういうお姫様役って観ていて本当に落ちつくし癒される。さっき言った真莉愛とか横山ちゃんとはまた少し違う、、アダルティーな安心感といいますか。(”安心感”という言葉が1番合ってるのかな)
鞘師のふくちゃんへの見方が「ああ〜こういう感じか〜」ってのが今やっとわかった気がする←
“続・11人いる” でのバセスカみたいのをやってみて欲しいと個人的には思うんだけど、演出家の身になって考えると、ふくちゃんはココに落ち着いちゃうのかなあ〜みたいな。ふくちゃんのあのオーラ自体がすでにブランド化されているように感じるし、どぅーを男役に半ば強制的に当てているのと同じように、ふくちゃんはここのポジションでもいい気もしてきた。まあそれだけだとさすがにダメだと思うから、ここらへんは真莉愛の覚醒具合なのかな。
またふくちゃんの歌もすごくよかった。ふくちゃんみたいな柔らかくて一見馬力が無さそうな声って沈みがちだけど、ふくちゃんは全くそんなことなくて、所謂“良い声”と呼ばれるような声質(ハローでいうと高木とか広瀬とかカナ。)じゃないのに、こんな太くて芯があって、更に繊細で…歌声なのはむちゃくちゃ素敵。
ふくちゃんの個別握手に行っている人に聞いた話によると、歌に関して相当努力をしているらしく、前の個別では「ビブラートが云々…」というレポが流れてきたのを見たけど、コンサートでの歌を聴いているとちゃんと横隔膜で震えさせれてる揺れ方してたように思うから、個別でボイトレしてるのかな?揺らし方もいろいろと出来るみたいだけど、あえてゆっくりにしているみたいで…いやぁ僕の好みなんですわ(笑)いや本当素晴らしくてかっこいいよ、ふくちゃんの歌は。
なので、1度でいいから役の出番の8割くらい歌の役とかやって欲しい気もしますね、はい。(ファラオ関係なくなったね←)
マリタ/生田衣梨奈
生田もすごくよかった。単純にめちゃくちゃ合ってたということもあるんだろうけど。ただもうちょい良い演出もあったんじゃないかとも感じた。1番最初の出演シーンの側転とかイマイチ意味がわかんなかったし(笑) ああいうの出すなら中途半端に出さずに、”ここぞ!”という場面で徹底的に当ててあげたほうが良かったんじゃないかと思う。
生田自身は去年よりも早口なのも改善されてたし、アクションひとつひとつに自分の魅せ方をわかっているかのようなものを感じたり…まあ簡単に言うととことんエロかったんだけど←。今の娘。にこういうエロさを持ったメンバーがいないから本当に良いポジションに居ると思う。
でも殺陣は普通の剣でやってほしかった感じはあるかな。カーヴィングナイフの二刀流で、他との差別化をしていたんだろう。アクション自体のバリエーション(演出じゃない部分)は1番あるように感じたからちょっと残念だったかなという感じ。
しかし歌の先生が言ってたけど、生田の歌がすこぶるよかった。あんな張りのある歌声聴いたことなかったから初めて聴いたときは「うそおおおおおお?????」でした(笑)
あとはセリフにもうちょい感情を乗せれるようになれば5倍はよく魅せれる気がする、あと…上半身をもう少し軟体化させることができたら最高かな。
ジク/尾形春水
アップフロントは、はーちんにチャンスを与えているかのように毎年何かしら良いポジションを与えているように思う。TRIANGLEではダイス(佐藤)の弟ジョンベル。続・11人いるではトマノ。今回はナイルキアがエステーリアに通じていることをスネフェル国王にチクる役。事務所的には大成してほしいという期待を込めてなのか、はたまた…なのか。。
なんだろ…もうちょい役を自身に浸透させれたらいいんだろうなあと。今はまだ個人的に中身が無いように見えてしまっていて、去年生田にも同じようなことを感じていたけど、生田は今年改善されていたように思うから来年がまた楽しみですね。今回は短いけれどソロで歌もあったし、何か掴んでくれてたらいいな。
ただ…こういう子も必要なんだよね~。
ネルラ/飯窪春菜
いや〜今回も飯窪ちゃん良かったですね〜ホント。
僕、”ごがくゆう”のころから飯窪さんの芝居がすごく好きで。もう5万回くらい口にしているんだけど「なんか置いておきたい人」。これ言い切っちゃうのもアレだけど本当「名脇役」という肩書きが似合うなぁと思う。僕がキャスティングできる立場なら、真っ先に「とりあえず飯窪春菜って子、呼んどいて」と言っていると思う。
今回の舞台で言えば、サリオキスとアンケスエンが2人で再開した後ろで、2人を眺めているシーンがあるのだけれど、そこのネルラが極上に良い。シリアスなシーンなんだけど、シリアスになりすぎない、良い塩梅にしてくれている。メインとメインが絡んでいるところに入り、コッテリになりすぎないようなする潤滑油みたいな。(潤滑油って油だからコッテリするやんってツッコミは受け付けません)
ビジュアルはすごいかわいいのに、良い意味でオーラを消せている感じ…そして大袈裟すぎずにメリハリのある芝居。いや~いいよね飯窪ちゃん。
ルー/羽賀朱音
あかねちん、、やっぱめっちゃかわいいよ(照)
何年か前に “演劇部うんぬん” って話していたけど、最近は話さなくなったので若干寂しく思っていたんですが(笑)、話さなくなっても所謂“芝居感良い”という感じの雰囲気が出ているように思う。ただ、声質のせいなのか滑舌のせいなのかイマイチ伝わりづらい瞬間があるのが個人的には残念に感じることもあった。声質はどうしようもないので、もうちょい歯切れの良いセリフ回しができるようになれれば、もっと素敵になれるんじゃないかと思う。
声がすごい密度が濃くてドッシリした感じだから、将来男性役とかもできる気がする。加賀ちゃんいるから、第一候補ではないにせよ、良い感じになると思うんだけどなぁ。
今回はスネフェルの側近役ということで、妙におちゃらけたルー。スネフェルのキャラとのギャップを出したかったんだろうけど個人的にはスネフェル同様に厳格なキャラ設定にしても良かったんじゃないかなぁと感じた。もしくはキャラは厳格にし、話すことセリフをコミカルにしてそこのギャップを出したら面白かったんじゃないかなーみたいな。わかりやすく言うとGACKTみたいな感じ(笑)
いろいろ言ってるけど、やっぱあかねちんかわいいんだわこれが(照)
奴隷頭イザイの一番弟子ポジションであるサライ。
小田サライ…小田ちゃんは基本なにやってもかわいくなっちゃうっていうのが僕の先入観にあるのか、今回のサリオキスもサライも第一印象が「かわいい」でした←。典型的なハロー体型というか(ナイスバディーだけどw)早い話ちんちくりんっていう(笑)そんな感じだからフォルムがかわいくみえちゃうんですよね僕には(笑)
小田サライは、もうトコトンかわいかった(6億回目)。石田サライに比べて舎弟感はないんだけど、声質のせいなのかセリフ回しに存在感があって、イザイのポジションをいつか刈り獲ってやる!みたいな根っこの黒い部分を感じたのが個人的にはすごく良くて、舞台化されてない部分で内乱とか起こしてそうでした(笑)“サライ”という1人の主人公が成り立っているように感じたので、そういう意味ではサライのスピンオフ作品を作ってほしかったです(笑)
打って変わって、石田サライはイザイさんと良い感じのニコイチ(2人で1つ)になれていたように思う。いつもチャラチャラしながら常にイザイのまわりにて、イザイのために必死に戦うけど、大事なところではすぐに死んでしまう…みたいな。(ドラゴンボールのヤムチャ的な←)(笑)
先程書いたサライの「よぉ…」の登場シーン。ここに関しては小田ちゃんのが僕の中でドンピシャすぎたということもあり、石田サライはなんか弱い感じがしてしまった。でも世界観的にはそっちの方で合ってる気がするんだけど。砂漠の月編の砂漠の鷹は「イザイ一強」。太陽の神殿編の砂漠の鷹は「イザイ・サライの二強」ってイメージでした。
大千穐楽の砂漠の月編では、石田サライとゼロズレポジになってしまってドギマギしながら舞台を観ていたんですけど…石田サライのダンスシーンは最高of最高そして最高でした。1番よかったのは拳の突き上げ方。ダンス関係ないかもしれないけど、この拳に熱すぎる魂がこもっていたんですよ本当に。突き上げた瞬間のインパクトでパンチ力800Kgくらいはありそうな、そんな感じ。
あの瞬間のサライは完全にスネフェルよりも強かったと思う(笑)
初見で観て思ったのが工藤サリオキスは正義感の強い王子、小田サリオキスは幼いながらも使命感に溢れたプライドの高い王子…というよりも国王に見えた。(サリオキスでも小田ちゃんはかわいかった(笑))サリオキスの設定年齢が15歳らしく、小田サリオキスが王子じゃなくて国王っぽいという考察も含めて、あながちイメージ的には間違いじゃなかったのかな。
小田サリオキスは最初から最後までオーラ全開ったのに対して、工藤サリオキスは王子としてのオーラが途切れそうな瞬間もあったりして、特に、砂漠の鷹になる瞬間のイザイが伝説の剣をサリオキスに差し出すまでの戦意喪失していたシーンなんかは、すごくよかったように思う。太陽編と月編で同じストーリーだけど、あのオーラに強弱を付けれるっていうのは、ステージングに抑揚を感じることができるからよかったように思う。
小田ちゃんってやっぱ存在感があるんだね基本的に。
サリオキスよりもスネフェルをやってほしかった気もするなあ。
歌に関して思ったのが、小田ちゃんは今さら言うこともないんだけど、どぅーのファルセットがものすごく自然になっててびっくりした。TRIANGLEのときは、苦しそうに出していたのを、今回は役のニュアンスそのままに綺麗な歌声を響かせていたように思う。
歌声の「低い」のと「太い」のじゃ厳密には違うんだろうけど(いや全然違うんだけどw)、小田ちゃんは自分で低音が苦手と言っておきながら、意外とちゃんと出してくる感じが卑怯ですよね←。舞台になるとポップスよりも声の太さって大事になってくると思うんだけど、小田ちゃんはその「太さ」にすごく芯が通ってて素敵だった。そこにもう少し「低さ」が加わってくると…嫌でも演劇女子部の男役は避けれないものになりそう(笑)
ナイルキアとのハモリも、声質的にはそんなに相性が良くない感じがしたけど、2人で綺麗に奏でていてよかった~。
今年で演劇女子部ラストのどぅーは、あゆみちゃんと同じスネフェル。同じ役なのにここまで雰囲気の違う人間になってしまうのかと、この“スネフェル”に教えてもらった気がする。
まず、工藤スネフェルは精神的に若いのかな?というイメージ。王位継承にて若くして国王になってしまったかのような。石田スネフェルには絶対的な権力から得られている“余裕”を常に感じられたのに対し、工藤スネフェルは若さゆえの落ち着きがなく、「自分には権力があるんだ」と常に自分に言い聞かせている感じ。
それが顕著に感じたのが、ケス大臣がナイルキア処刑(処刑されることをスネフェルは知らない)のために広場で腹を立てながら椅子に座っていたシーン。このときの2人の芝居が全然違っていて、石田スネフェルは足をドッカと開いて微動だにせず、工藤スネフェルはひたすら貧乏ゆすりをしていた。
こういう細かいところというのは演出家が芝居を統一するもんじゃないんですね。統一したら面白みが全く無くなってしまうのはわかるけど、こうすることによって演出家が思い描いているニュアンスと違うものが客席に伝わってしまったらどうするんだろうとか、変なことを思っていました(笑)
演出の違いで言うと、ラストのサリオキスとの戦闘シーンでは石田スネフェルが、さっきまで酒を飲んでいたのを表現して若干酔拳チックなアクションをし、相手を小馬鹿にしたようなアクションをしており、尚且つ、その殺陣+酔という変則的な動きを、ものすごい厚底ブーツでこなしていたのは、そういう細かい演出まで意識しているのは「さすが」の一言だったように思う。
最強スネフェル
個人的に素人ながらストーリーの世界観を感じて思ったのは、最初にも書いたけど「スネフェルは絶対的で最強な存在であってほしい」ということ。それを思うと、亜佑美ちゃんのスネフェルが本当にドンピシャすぎていた。本当に言葉で表すのがもったいなくなるくらい本当に素晴らしかった。
今回は亜佑美ちゃんが「やりたい!」と言っていた悪役。しかも国王で超絶メガトン級のメイン。おそらくだけど亜佑美ちゃんの中で勝手にハードルが上がってしまっていたとも思うんだけど、それが逆に良かったのかな…と思わせる憑依っぷり。
国王の雰囲気としてはファルス(LILIUM)の孤独さとバセスカ(続・11人いる)の強さに冷徹さをプラスさせたような、そんな役回り。
ひたすら厳しい父親に、自分の子供に全く興味のない母親…そんな親のもとで育った幼少時代。その両親も小さい頃になくし孤独に生きてきたスネフェル国王。幼少期に親にされたことは自分が大人になったとき他人に同じような振る舞いをしてしまうというのは、よく言われることだけど、このスネフェルはそれが見事に体現されていたように思う。人間を愛することを知らず、誰よりも何よりも冷徹。
顔は常に余裕があり、目を見開き邪悪なオーラを纏いながら、奴隷たちを見下して笑い狂う…その一方でナイルキアに恋をした瞬間は不器用ながらも優しく振る舞う。(このギャップがものすごいと見せかけて、完全に優しくなりきれてない感じが尊い)
これを演じていたときの亜佑美ちゃんの、どこにも”石田亜佑美”は存在していなく、一国の邪悪な国王スネフェルで、憑依とかそんなレベルなんかじゃなく、今までの何の役よりも怖いくらいに”石田亜佑美”が役に侵略されていた。
舞台前に話してくれていた通り、低い声で芝居をし、腹の底からウネりでてきているような存在感のある太く艶のある歌声は、終始崩れることなく会場中に響き渡っていてトリハダしか出てこなくて、普段の立ち振舞いの圧倒的なオーラ、目線の配り方にも女々しさなんか全く無かった。
舞台中に、少しでもそういう場面があると、アイドル舞台として可愛げがあってほっこりしたり、いいなぁ〜と、多少思ったりできるのだけど(笑)、そんな瞬間は1秒も無く、極悪非道で厳酷な姿で立派に生きていました。
推しの芝居はカメレオン∞
今回お亜佑美ちゃんは僕の思っていた10倍も先を進んでいた気がした。スネフェルのドンピシャ具合だけじゃなく、サライも演じたことによって、表現者:石田亜佑美の無限な振り幅を体験した人も多いのではないだろうか。
ごがくゆうでの看板娘クリア、LILIUMでのひたすら破天荒で荒削りなチェリー、TRIANGLEでの華麗で純粋なサクラ姫、ファラオの墓での絶対的国王スネフェルにチャラ舎弟のサライという振り幅のある様々な役を演じてきたことを、ふと思い出したときに、ステーシーズを見ていたときには、亜佑美ちゃんがこんな風になるなんて思っていなかったから完全にドキがムネムネ状態。
普段の感じからみて、結構荒い感じの役が似合うのかと思いきや、TRIANGLEでサクラ姫という繊細な感情の役を自分の役として成立させてしまったのを見ると…なんかこう本格的に認めざるを得ないと言いますか。誇らしいことなんだけども、それもそれで複雑←
推し目線で言うと、国王の威厳を示すため身長を大きく見せる必要があったのか、ものすごい厚底のブーツを履いていたのが心配でしょうがなかった(笑) ただそれであの剣を交えるシーンをこなすのは相当なバランス感覚がないとできないことだと思うので、もしかしたら演出家が亜佑美ちゃんだけに指示したことかもしれないけど…ここは亜佑美ちゃんのニュアンスだったということにしておきます(笑)
締め方がわかりませんが最後に。
書き方がわからないとか言いながら、約13000文字も書いてしまいましたが(笑)、今回の舞台はわかりやすくて、無駄に旧エジプト文明とかの番組とかが好きでよく見たりしていたので、世界観もドンピシャで好きだったりしたのですごい楽しめた。
LILIUMみたいに舞台後バカみたいに裏設定が明るみになったりしなかったり、演出家が前に出ない感じも好きだし(笑)(あの演出家は嫌い←)、こういうわかりやすいストーリーのほうが演者の力量が顕著に出てくる気がするから、すごく好感が持てるんですよね。
そして今回で演劇女子部がラストだった工藤遥ちゃん。どぅーのレベルでも外の世界でやってくのは難しいんだろうと、個人的に工藤スネフェルを見て思ってしまったので、本気で頑張って欲しいし、本気で応援していきたい。
今回のちぇるの覚醒感、加賀ちゃんの演劇女子部的な将来感、真莉愛の踏ん張り具合が楽しみになった今年の舞台でした。亜佑美ちゃんは…満足…もしくは遥か上のものを魅せてくれると確信したので完全受け身体制でいきたいと思います(?)
今年も素敵な舞台をありがとうございました。
【サイン本開封の儀】写真集から感じる石田亜佑美ちゃんのエンターテイメント精神。
完全に浮かれています、僕です。
石田亜佑美4th写真集『20th canvas』サイン本開封会
4/27に発売された亜佑美ちゃんの4冊目の写真集『20th canvas』の100名限定のサイン本が5/19に到着し始めましたね。僕はというとこの日は、知り合いにDA PUMPのリリイベに行くとのことで一緒に行っていたので写真集の受け取りは夜になりました( ´・ω・` )
家に帰る前に、亜佑美ちゃんからのサイン本がハズレてもショックを受けないように酒を買い←、やけ食いするためにオリジン弁当を買い準備万端。
19時〜21時で再配達を設定し、18:30に帰宅。シャワーを浴びて19:15…ピンポーン♪とクロネコヤマトが到着。案の定写真集だ。「お疲れ様でした〜♪」と配達員へねぎらいの言葉をサラッとかけてはいたものの、内心サインの当落が気になって止まらぬバクバク(笑)
開封!!!!!!!
ビールを用意し、床に座りダンボールを開けていく。
今回は7冊注文していた。
1番上は通常のラッピングなのでハズレ。2番目もハズレ・・・3番目も(ry
半分まで来ると途端に諦めムードになるのは何なんでしょうね(笑) あと半分あるってのに(笑) ここでとりあえずビールを一口だけ飲みました←…そして諦めムードの中、3冊目の写真集を持ち上げると・・・
あああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああなんか違うラッピングじゃああああああないですかあああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!(空けた後ですみません)
てかそれ以前に紙に「サイン本」って書いてある〜(笑)
コレを見た瞬間というものは何度味わっても慣れなくて、ひたすら手が震えて写真集なんか持てる状態ではないんですね。そんな中がんばってラッピングの中から写真集を取り出し最初のページを開けていく…と・・・
あゆみちゃんがサインと共に僕の名前を…( ´;ω;` )
今の時代はシングルが発売するたびにサイン会というものがあるので、価値を勘違いしそうになるけど、やっぱりソロ写真集に関しては 違う!
亜佑美ちゃんが自分の成長を作品に残そうと頑張って撮影した最高の一冊に書いてくれてるなんて本当にテンションあがる( 'ᴗ' )!
前回の写真集での写真集サインでは最初のページと最後のページに書いてくれていたので、今回はいきなり最後のページを見ました←、そしたら・・・
あああああああああああああああああなんか書いてある!!!!!
そして、中身を楽しんでいると…
またまたまたなんか書いてあるじゃああああああああああああああああああああああああん!!!!!
すごくないですかこれ???
あゆみちゃんどんだけ書いてくれちゃったの????? 1人3ページの100人分だから実質300人分くらいの文章を書いてくれてることになるの!
しかもみんな違うこと書いてくれているんですよ!こんなに嬉しいことあります??
(ないです!!!!!!)
過去の戦利品
shine more(2冊目の写真集)のときに当選したサイン本
It's my turn(3冊目の写真集)のときに当選したサイン本
It's my turnのサイン本の時は、最後のページに1ページぎっしりのみんな同じ平等な心のこもった文章。
そして、最初のページに購入者の名前と亜佑美ちゃんのサイン。ここがすごいところで、今回のサイン本でもそうだったけれど、「仙台の好きなところ」という題材で100人全員違うことを書いてくれてたっぽいんです(全員違うかはわかんない←)
まぁ!とにかくめちゃくちゃいろんなことを書いてくれたんですよ!。そしてそんな亜佑美ちゃんに、写真集発売イベントの握手会の時に聞いてみたのが下のTweet。
川c ’∀’)<<(サイン書くの)大変だったけど喜んでもらいたくてっ
— ヤーカズ (@suica_man) 2016年7月15日
優しすぎ天使すぎかわいすぎ( ˶´ω`˶ ) pic.twitter.com/FozLotZgUH
なんかもうひたすらかわいすぎませんんか🤔???(違う←
このときのこと今でも結構覚えているんだけど、すごく良い顔してたんだよねー。
喜んで報告してくるファンを見て、それに対して純粋に喜んでくれているというか。 その顔を見て、加入したときから知ってるつもりではいたけど「本当にサービス精神旺盛な子なんだなぁ」って、改めて感じることができた瞬間だった。
マジレッサーとか言われる(言われてた)けど、全然そんなことないし、テンション上げていけばそれに合わせてくれるし、真面目のこと話すときには、握る力を強くして聞いてくれる。そんなファン想いの子なんですよ実際は。
あゆみちゃんのファンじゃない人が、あゆみちゃんと握手したらほとんど「あゆみんめっちゃ握手強くてやばかった〜!」という感想がほとんど。しかもコレ全員での握手の時だから尚更すごい!
手を抜けるはずである全員握手のときすら、誰よりもギュッとしてくれる優しさと意識の高さは、応援している身からすると心からの誇りだ。
写真集の話からかけ離れてしまいましたが←、あゆみちゃんの素敵なところを1つでも知っていただけていたら嬉しく思います。
なにやら今回のサイン本は、20冊買った人でも落選してしまった人もいたそうで。そういう意味で、ある種きちんとした抽選になっているんだなと感じる。
僕は運良く3作品連続で当選できているけど、これもいつかは途切れってしまうであろうから、本当に期待しないでいるのが1番なんでしょうね。
何はともあれ、今回当選できた皆さんおめでとうございます!
こういう機会でしか亜佑美ちゃんの優しさを感じられないなんて、そんな現金な人間は底辺だけど(笑)、このサイン本以上のものを与えてくれた亜佑美ちゃんは間違いなくエンターテイメントとして〝鑑〟だし、自分のファンであろう人たちに対しての感謝の気持ちが心から伝わってくるし…本当に嬉しいですよね(*^−^*)
今回はたまたまサイン本という形たっだけど、サイン本云々じゃなくて、こういう「喜んでほしい」という亜佑美ちゃんの〝心意気〟を、改めて知れたということが、僕にとっては何よりも嬉しいことだし、これからも変わらずに素晴らしい亜佑美ちゃんのことを応援していける喜びを改めて感じました。
改めて4冊目の写真集発売おめでとう!
いつか5冊目の写真集も出せる日も楽しみに待っています!(気が早い←)
ナルチカDTを卒業したヲタクがナルチカへ対して思うこと。
「ナルチカ モーニング娘。’17」
卒業…
私は卒業しました。
ナルチカDTをおおおおお!!!!!
ナルチカが始まってから何年が経ったでしょうか…僕は頑なに参加してこなかったんですが、(チケット落選しまくってただけ←)今回は工藤遥ラスト(?)のナルチカになりそうということで1公演だけですが新潟公演に参加してきました。
ナルチカとは
「なるだけ近くでHello! ProjectのLIVEを体験してもらおう!」をコンセプトに全国のライブハウスを中心とした会場でHello! Projectの面々が行うナルチカライブショー。今までにない距離感で体感くださいね!来場者全員との握手会や抽選会なども準備しています!ー公式ホームページよりー
「なるべく近く」だと思っていたんですが、「なるだけ近く」でしたね。(どうでも←)
ハロープロジェクトといえば、1年の春秋2シーズンにわたって、ホールコンサートを行っている集団(最近はちょっとアレですが 泣)、その集団が普段行けない地域のライブハウスへ行き、なるだけ距離でパフォーマンスを味わってもらおう!というイベント。
このコンセプト的に言うと、普段コンサートに行っている人間はナルチカに参加する資格は基本的にはないのですが、実際に現場に行ってる4割くらいはおまいつでしょう(笑)そこに関してメンバーがどう思っているのかはわからないですが…
僕は初参加だし、ハルちゃんラストだし、そこに関しては許してくださいな( ´・ω・` )
いよいよナルチカ開始!
セトリ
曲順 | 曲目 |
1 | One・Two・Three(updated) |
2 | 愛の軍団 |
3 | そうじゃない |
MC | |
4 | 笑顔YESヌード |
5 | セクシーキャットの演説 |
6 | Tokyoという片隅 |
MC | ご褒美コーナー(羽賀石田工藤) |
7 | すべては愛の力 |
8 | 泡沫サタデーナイト! |
MC | 抽選会1 |
MC | 抽選会2 |
9 | SONGS |
10 | 青春Say A-HA |
11 | 君の代わりは居やしない |
12 | わがまま気のまま愛のジョーク |
13 | What is LOVE? |
ENC | |
14 | ジェラシージェラシー |
MC | |
15 | LOVEマシーン(updated) |
握手会 |
今回のセトリはこんな感じ。
ナルチカ初日を終え、Twitterで恒例のネタバレを見たヲタクたちがこぞって「つまんな」「代わり映えのないクソセトリ」だのいろいろ話されておられましたね。
これまでのセトリの傾向、森戸が加入したタイミング…諸々のことを考えると、こうなるのも普通だと思うんですけど違うんですかね?僕的に「すべては愛の力」と「青春Say A-HA」が入ってれば神セトリなんですけど(笑)
前のナルチカでさくら組おとめ組があったのはイレギュラーだったとして←、基本的には普段行けない人たちへのイベント行事なのだからおまえら黙ってろよ( ・∀・ )という感じじゃないですかね。
熱い熱い熱い
亜佑美ちゃんのブログで「ナルチカは暑い」と連呼していたので、まぁそうだろうなと思っていたけど、本当に暑いんですね(笑)思っていた3倍は暑かった。始まる前は空調が効いていて、動かないとむしろ寒い感じ…は無かったけど、早く動きたいなぁくらいな感じ。この日はボッチ参戦だったので、余計に早く動きたくて(泣)
この日の整理番号は353番(クソ of クソ そしてクソ)
入場してみたら後ろで騒ぎたい人が後ろを占拠していたり、もちろん前の方はギューギュー。サイドの後方の方は思っていたよりも空いていて、スピーカーの真ん前のステージ見切れ席のような場所だと実5列くらい、本当の一番端だと実2列くらいの位置まで行けた。(メンバーが気にかけてくれてもわからないようなポジだけど 笑)
僕は実5列くらいの多少スペースの空いているところを陣取ってスタンバイ。そして開始...
123/愛の軍団/そうじゃない
事前にセトリを確認していた僕も正直「oh…このセトリ()」と思っていた部分があるのも事実でした。ただ、始まってしまうとクソセトリだろうが、神セトリだろうが関係なくなってしまうというか(笑)
One Two Threeとかはラブマを演ってる回数的には確実に多いはずなのに、むしろ無くなってしまった方が悲しくなってくるレベル...これが現メン至上主義←
1番ラストの「 川c ’∀’)<<るっ♪ 」のところ...いつも真ん前しか向いたところしかみたことないのに、いきなり下手側を見だしてきて...( ⸝⸝⸝•_•⸝⸝⸝ )キュン
現モーニング娘。の強みであるフォーメーションダンスの代表曲のような位置づけである楽曲...それが愛の軍団であると思うのだけど、ライブハウスでこの曲の魅力を見出すことはものすごく難しいと感じた。
上から見なければわからないようなフォーメーションダンスを下から見せつけられるこの違和感←。移動する時も、周りをキョロキョロ見渡しながら、すごい窮屈そうにしているメンバー。亜佑美ちゃんなんかクイックドリフトしたかのようなギザギザな動きしてて笑ってしまいました(笑)
"そうじゃない"では、サビのモデルウォークシーンで後列で待機している亜佑美ちゃんが1番好きな僕としては2列になるところで亜佑美ちゃんが全く見えなかったから跳ねて見ることになってしまった(笑)
2番目に好きな「あとからのクレームだなんて♪」の小田パートの振り付けにあるヒップロール。ここの亜佑美ちゃんが最高なんですよ本気で!エロくてリズムも後取りで色気がすごい。
普段は客席側から向かって見ると、亜佑美ちゃんが横を向いている状態なものだから、真ん前から見ることはできないんだけど、ナルチカはステージよりも客席側が広い構造になっているため、サイドの位置を陣取っていると、横向きを横から見れるので、亜佑美ちゃんを実質正面から見ることが出来るんですね。
そのエロカッコイイ亜佑美ちゃんのヒップロールを真正面アングルで見れたことはすごく良い体験をできたと思う。めちゃくちゃグニャングニャンしてた~(言い方)
笑顔YESヌードはハロコンで見たかったのに先にナルチカで見てしまったことが残念でしか無いから←、これに関してはハロコン見てから感想書きます。
【昼】朱音の部屋(?)
「セクシーキャットの演説」→「Tokyoという片隅」が終わり、メンバーが捌けたと思ったら、あかねちんが台本を持って出てきて、いきなりコーナー開始。
あかねちんが「それではこのお二人に登場していただきましょう」と言い、亜佑美ちゃんとどぅーが登場。(すでにどんなコーナーか想像できた)
お互いに「好きな部分を話してください!」と言い、2人が話し始めると、すぐさまカットインし、あかねちんが自分で好きな部分をものすごい早口で話し始めるというキモヲタク具合を発揮(笑)
ラストには「この前いしどぅーさんのホットパンツ事件合ったじゃないですか!」と旬な(?)話題を話し始め、「石田さんが工藤さんにホットパンツを借りたら、お母さんに電話をしはじめたんですよ!そのとき石田さんが自分で『亜佑美は大丈夫だよ』って自分のこと『亜佑美』って言ってたんですよおおおおおお」とボルテージMAX(笑)
あかねちんよ…僕と高まる場所が一緒だなんて同志すぎるぞ。個別行くわ←
最後に2shotを撮りたいとポケットからガチ私物のiPhoneを取り出し(笑)、「さぁさぁ並んで〜」と並ばせ、シャッターを切ったと思ったら…めっちゃ連射してるのあかねちんwww
iPhone持ってる人ならわかると思うんですが、iPhoneカメラの連射ってものすごい笑ってしまうんですよ(笑)このときも会場中から笑い声が聞こえ、連射した瞬間、いしどぅーさんの2人が「え????連射??www」ってものすごいスピードでツッコんでたの最高に楽しかった( ^o^ )/
コーナーが終わり、あかねちんから「朱音の部屋でした〜」と紹介があり、この瞬間に早口で話してた理由がわかった…これ「徹子の部屋」のパロディだった。わかって妙にスッキリw
このコーナーはハロステのお褒美企画だったみたい。
【夜】4thいきまっしょい!から…
夜公演のコーナーは、小田ちゃんもご褒美が残ってるということで小田ちゃんのコーナー。
僕は夜公演は入っていないんですが、Twitterで知った情報によると、譜久村工藤小田で「なんにも言わずにI LOVE YOU」を歌ったらしい。
僕、無類の4thいきまっしょい!のアルバム信者なんですよ。これ聴けなかったのなかなか死にたくなるやつですよね( ´;ω;` )
なんでやってほしい楽曲全部がツアーじゃない場所でやるんだろ…
すべては愛の力/泡沫サタデーナイト/青春Say A-HA
どんなにマンネリだと言われているセトリでも、この3曲があるだけで参加してよかったと思える。
春ツアーで泡沫がなかったことは、今の娘。的には自殺行為だと思うんですよ。SNSでミュージックビデオがそれなりに人気出て、テレビ出演時にも歌うことが出来て、それなりに認知度的に貢献できてた曲だったというのに、どうしてセトリから外したんですかね?
コンサートの集客的なことも、なんだかんだ道重卒のときよりもチケット確保しづらくなっているし、着々と来客は増えているはずなんだけども。
香音ちゃんのラストシングルだから…てのもわからなくないんですが、外したりするのはアカンことだと思うのですよ(ただやってほしいだけなんですけどw)
で!で!すべては愛の力ですよ!これはもう神曲すぎる神曲なのです!この曲は「愛」「人生」…「つんく♂」がモロに詰め込まれている気がするんですよ。それが最高に好きでして。
『明日は雨かな それとも晴れかな ああまるで人生♪』
このささやかな日常の中から、『人生』という壮大な部分に簡単な言葉で直結させる。これこそつんく節であって、そこからどことなく感じる"幸福感"...これ最高すぎませんかホントに。しかも普通なら「晴れかな?」とはじめに書きそうなのに「雨かな?」を先に持ってきているこの感じ。
「単純に、後に嬉しいこと持ってきた方が明るくてええやん」とか、つんく♂なら言いそう(笑) 間接的にI WiSHの「晴れの日があるから そのうち雨が降る♪」ってところと一緒だと思うんですよね。普通なら逆に書きそうなところなのに、という意味で。
「普段の何気ないことが幸せだけど、時には良くないこともあるよ、けど…それを感じられるのは、その普段の幸せがあるからなんだよ」みたいな、I WiSHのはそういう解釈をしているんだけど...
すべては愛の力は、これをもっと簡略化したみたいな。...って何で歌詞の考察になってんだ(笑) ま、そんな感じです。とにかく"すべては愛の力"をリリースしてくれたつんく♂には感謝の気持ちでいっぱいです。
握手対応が...(笑)
今回は当選した人に「好きなメンバーを選んでもらいその場で撮影し、名前とサインを入れてプレゼント」というもの。安定でハズレましたが。こういうので当たったこと無い...万が一当たったとしても名前言わなきゃいけないの恥ずかしいんだけど(笑)
そうそう、この抽選会の途中にこんな会話がありました。
↑↑っていうやりとりをしていて、思いっきり笑ってしまった(笑)てか生田、、自分でわかってんのかよww(わかってんのかよってのもおかしいけどw)
同じセトリ...なんだけど違う。
残りはジョークにWhat is LOVE?という、いつものおなじみタッグ。こういうタッグがあるっていうのは2万周くらいして良いことだと、個人的には思います。
それにTokyoという片隅、わがまま気のまま愛のジョークは普段と違う煽りがあって、それはそれで高まれるし、どこかしたで差別化してくれているのは嬉しいところ。(普通にツアーに昇華させてくるかもしれないけどw)
ただ春ツアーの記事でも書いたけれど、お決まりの煽りもいいけど、「そのときの気分・感情に任せた煽り」っていうのも、そろそろやってくれてもいいんじゃないかとも思うんですが...
これに関しては完全にメンバーのライブパフォーマンスに対する向き合い方によるものなので、そういうのが頭にない可能性があるからわからないですね~。
生田なんか新垣のことが好きなんだから、新垣の1番の魅力である変幻自在の煽りなんかを勉強すれば良いんじゃないのかと3年くらい前から思っているんですけど、どうなんですかね(笑)
メンバーが優等生なのはすごく良いことであると思うけど、パフォーマンスまで優等生になる必要はまったくないと思うから、まぁこれからですね。
ナルチカ初参戦してみての総評...
一言で言うと...
ハマりました!!!!!
地味にハマってしまいました。というのも、これに関しては言葉じゃ伝えられないというか(笑)今回入った場所(席)が良かっただけかもしれないし、この会場の雰囲気が良かったのかもしれないけど、後ろなのに近いっていうのが良いですよね(結局接触脳←)
と、言いながらも、やっぱ「モーニング娘。× ナルチカ」の相性は良くないと感じる。
単純に言えるのは人数の多さ。 これは唯一と言える理由かなぁ個人的に。通常のホールよりは小さいバスツアーLIVEクラスの小ホールくらいからじゃないとキツい。
人数の問題もそうだし、あとはダンス。ダンスと言うかフォーメーション組んでやっていると、狭い場所だと逆にゴチャついて見えてしまうのが残念なところ。
最近はそこまでフォーメーション色が強い楽曲が多いわけじゃないので、改善はされてきている気はします。(改善ってのはおかしいか 笑)
ゆぅて、どんな状況であれ、メンバーのことを直に見れる空間というのは本当に元気をもらえる時間なので、こんなこと言っておきながら、ものすごく楽しかったし、幸せでした。
どぅーがいるうちは無理だったけど、亜佑美ちゃんがいるうちには絶対に僕の地元青森でモーニング娘。のナルチカ開催をよろしくお願いいたします( ^o^ )/
あ、最後に...
ナルチカの握手で...
2013年のハーベストのサンシャインイベ以来に亜佑美ちゃんから「見えてたよ~」と言われ、高まりきったヲタクです、はい←
森戸ちゃんが加入してきて、そっちに推し変すると思って、再度優しさキャンペーンを開催しているのか(笑)
今さらそんなことしなくても大丈夫だってのに...もう5年半だよ?ここまできたら最後の最後まで見守らせてくださいよ。
これからもお願いします。(笑)
演劇女子部『ファラオの墓』〜僕の推しメンはカメレオン〜
☆☆おつかれスネフェル〜☆☆ 知っている人は知っているこの挨拶で始まりましたこのブログ←。今回はモーニング娘。+ハロプロ研修生+汐月しゅう・扇けいさんが出演している舞台を見てきました。(※舞台の感想ブログってありえないくらい苦手なので、観てくれている方がいるならテキトーに読んでいってください)
演劇女子部「ファラオの墓」
開演前の高まり
セットも古代エジプトをイメージさせており、石壁にソレっぽい文字やら古代画が描かれていて世界観はバッチリだった。本来ならば【舞台の原作を読み→事前番組を見て→開演前にパンフレットを見る】というのがセオリーなのだろうが、何一つやりませんでした(照)
やっぱり変な先入観は入れたくないじゃないですか。それを徹底したかったので舞台が始まった瞬間からTwitterは断ち切り、亜佑美ちゃん以外のブログは読まず(これはわりといつも)に毎日を過ごしていました。そうすると気づくことがあるんですね、、やることすべての作業効率が500000000%アップするんですよ!←。いかにTwitterが癌なのかがわかりますよね(いやそれお前のサジ加減)
ネタバレは許さない主義のあゆみちゃんのおかげやで僕もネタバレをすることなく個人的舞台初日を迎えることができました( ・∀・ )
ストーリーを見ての雑感
幕が開けてプロジェクションマッピング的な演出から始まったこの舞台は今までで1番のゾクゾク感。今回は本気の本気で無情報で鑑賞したので、誰が主役なのかもわからずな状態だったのですが、サリオキスをどぅーが演じていたので、サリオキスが主役だと確信しました←
しょっぱなから剣を振るうアクションシーンがあり、序盤の勢いは今までの舞台にはなかったように思うので、すごく良く感じたり、個人的にはアドリブをガンガン入れることのできるような演出が好きではなく、それが今回は少なかったので好印象だったり、(コンサートでは好きなんだけど)、また人殺しシーンあんのかよ、、って思っても世界観が相まって違和感なく入ってきたし、
ラブロマンス加減、発狂シーン、アレンジシーン、殺戮シーン、幕の閉じ方(話の終わり方)、、いろんなもののバランスがすごく良くて、観やすかったし、感情移入がすごくしやすい舞台だったかなあという感じでした、はい。特に終幕の仕方というのは、あのまま変にズルズルと話を進めてもダレてしまうだろうから、あれで異界だったんじゃないかと思う。(原作見てないのでなんとも言えないんですけど)
おそらくだけど、この舞台...圧倒的にスネフェルが最強なんだと思う。舞台中ではスネフェルが自害する事になっていたけど、スネフェルが自害しないでそのまま話が進んでいたとしたら、サリオキスとスネフェルの戦いはスネフェルが勝利していたんじゃないかな。
お気に入りだったシーン
そこでまわんのかよ/マリタ
この舞台中、笑った場面3ヶ所あったのだが、その中の1ヶ所がここ。 ケス大臣に命令を下され、返事を返すため大臣の前に立つのかと思いきや、いきなり側転をしちゃってた(笑)マリタがどんなキャラなのかをインパクト付けたかったんだろう。
裏で重大な命令をされているのに側転をしたことで雰囲気が軽くポップになってしまったのが個人的にはアレだったけど、なんか「ここですんのかよw」選手権3位くらいで面白かったから逆に好きでした(笑)
愛を育む後ろで・・・/ネルラ
サリオキスとアンケスエンが再会し、なんかいい感じにイチャコラしているシーンで、後ろの階段に座り、2人を見つめ、ひとりで勝手にキュンキュンしているネルラがランクイン。ストーリー的に特別盛り上がるとかではないけれど、飯窪さんの真骨頂がでたといいますか。(後に書きます)
無言のチャチャ入れ(ではないんだけど)が、観ていてものすごく好きだった。あれは芸術の域に達してると思う。
本当に微笑んでます?/ナイルキア
ナイルキアに関してはココ!っていうシーンがあるというよりは全体を通して良い意味で突出した場面がなかったというか、全てにおいて世界観に馴染んでいた印象だったので、切り取るシーンはそんなにないのですが、「あ、そういえば好きだったかも」と感じたのは、ナイルキアが処刑されるときスネフェルに向かって微笑んだシーン。
普通なら客席に微笑みを見せる演出にすると思うのだけど、この舞台ではそれをしなかった。それがなんか個人的にミステリアスな感じで好きでした。この舞台の終わり方が「スネフェルが自害し、サリオキスがエジプトの王になった」とナレーションで済ませて終わっていて、それを考えたときに、あそこで微笑みを客席に見せてしまったら、おそらくだけどスネフェルは自害しなかったと思うの。変にやる気が起きてしまって...やる気と言うか、この若干曖昧な感じが客席をスネフェルの自害へと導くことに成功しているというか。
2回目の舞台を観たときに、こんなことをなんとなく感じて、自分の中で自己解決して浸っています←。
「よぉ…」/サライ(太陽の神殿編)
砂漠の鷹と、スネフェル率いるウルジナ国の戦にて、イザイが戦っているところにサライが割り込んでいくシーン。太陽の神殿編での小田ちゃん版のサライですね。もうココのこのセリフを言う小田ちゃんの言い回しが、内に秘めた恨みだったり、ウルジナを倒せる喜びで満ち溢れてる言い方で、まじでカッコよかった。
ココに関してはピンチになっているイザイをサライが助けに来たっていう演出で、石田サライは「イザイさん!いま来ましたよ」と、イザイを助けようとするオーラがバリバリ感じるのに、小田サライはそれが全く感じないんですよ。むしろ「オレひとりで倒したるわ」ぐらいの感じで、人間を殺すのに何の迷いもないような、そんな雰囲気しかなったのが、めちゃくちゃかっこよかった(それスネフェルじゃねえかw)
ほんと…それスネフェルじゃねえかwってツッコミ入れたくなるくらいの感じだけど、ココのシーンは小田サライに惚れてしまいました、はい。
役として、同期として/サリオキス・スネフェル(太陽の神殿編)
太陽の神殿編ラストのサリオキス(工藤)とスネフェル(石田)の戦闘。この舞台最高にボルテージと儚さの両方が一気に襲ってきた至高のシーン。これに関しては、僕の舞台の見方が完全にイケナイことからのセレクトです。
ナイルキアを殺され怒り狂っているサリオキスと、愛するナイルキアを自分の手で処刑し、酒でヘロヘロなスネフェルの命懸けの決闘シーンを繰り広げる2人はものすごく素晴らしかった。
ただこれを見たのが6/7の水曜日。水曜日は亜佑美ちゃんの東スポの連載がある日で、その連載にどぅーとの舞台でのお互いの関係を話してくれていて...「存在に感謝。信頼しているけど、私にもどんどん頼ってね」と書いてくれていたのを観た後の観覧だったもので、サリオキス×スネフェルとして観なければいけないのを、完全に石田亜佑美×工藤遥として観てしまったことに関しては本当に申し訳ない気持ちしかない。
失ったものへの怒るサリオキスと、酒を飲みヤケになるスネフェル...この真逆の世界観でぶつかる2人のオーラが殺伐としていて、完全に会場中を掌握し、目の前に広がる光景にただただトリハダが立つばかりでした。
それと同時に石田亜佑美と工藤遥が同期として「最高の舞台にしような」と言わんばかりの聞こえるはずもない声が聞こえてきたように感じた。どぅーが演技の世界に飛び出していくにあたって、亜佑美ちゃんがファラオの墓という舞台を通して、どぅーのことを叱咤激励していたようにも感じて激アツだった。「私を倒してから卒業しなよ」と。あの剣を交えた瞬間には、亜佑美ちゃんのメッセージが込められていたのかもしれない。
そんなことを思いながら観ていたら知らぬうちに涙が出てきていた。こんな感情になったのは応援して6年で初めてのことだったなぁ。。工藤遥最後の舞台でこの演出をしてくれて本当に感謝しかありません、ありがとうございました。
各メンバーの印象
もう本当に舞台の感想って苦手なので、各メンバーの印象を書くことに逃げます←。順番はテキトーです。
ナイルキア/野中美希
この舞台、アップフロントがちぇるを推していきたいというのが全面に伝わってきた舞台でもあった。ただ...「推していきたい」と言うのが納得できるようなクオリティに仕上げてきてくれていたちぇるはさすが。
こりゃまたかわいらしいピュアなナイルキアなんですねこれが。ピュアと言えばリアルにアニメから飛び出てきたような牧野真莉愛という子もいるけれど、ちぇるの加入して3年目にして未だに抜けない芋っぽさが相まったピュアさがナイルキアに合っていたんだろうな。個人的にはハープを弾く真莉愛も見てみたかった気もしないでもないけど、まあしゃーないですね。
最近ちぇるの歌に、前まですごく感じていた独特なグルーヴを感じなくなってきていたんだけど、それが舞台での歌唱とすごく合っていたように思う。すごく繊細なのに真っ直ぐで芯の女性:ナイルキアを感じることができていた。
おととしの「ノナo’u’o)<<フィラメントヴィータ!」って言っていた頃のちぇるの何倍も素敵になっていて素晴らしかったなあ...ハイスペックな野中美希を感じることができたのは何よりもの収穫。あと単純にかわいかった(照)
パピ/横山玲奈
横山ちゃんはわりと当て書きチックな感じだったのかな?普段なら真莉愛やらまーちゃんがあの役にいってもよさそうな気はしたけど、フレッシュさを活かせてて良かった( ・∀・ ) 舞台はもちろん初めてだろうし、今年で感覚つかんで来年に繋げて欲しいって感じだろうか。あと単純にかわいかった(照)
あと「かえれーーーーー!」って終盤からやり始めてたみたいだけど、初舞台にして爪痕残せたという意味ですごくよかったんじゃないかな?あらためて肝の座った子だなぁと感じた。こういうの観ると1度主役級の役をやってみてほしいと思うけど、あと2年後ですかね。
アリ/牧野真莉愛
真莉愛は...やっぱかわいかった(照)(もうやめろ) 今回は横山ちゃんと同じ立ち位置であるアリ。真莉愛と横山ちゃんとか、、一緒にいたらかわいいに決まってるじゃんね(笑) 去年の「続・11人いる」ではストーリーのキーマンであるチュチュを演じていて、あれは「当て書きではないのにすごくハマってたなあ」と感動していたんだけど、今回はちょい控えめ。
ストーリー的にしかたないと思うんだけど、今回は真莉愛を活かせる役はそんなにいなかったのかなあとか感じた。(言葉を発するときに若干たどたどしさがあるのも含めて)。横山ちゃんが小さくて、真莉愛がデカいから、このギャップが観ていて楽しくて本当に癒されるのがよかった( ・∀・ )
数年前のふくちゃんもそうだったけど、、こういう役で存在感出すのって本当に難しいと思う。ただ今回の真莉愛はオーラが普段と違うものを出せていたのが、ナメていたというわけではないけど個人的に意外で、思っている以上に勇ましさがあったというか。あとはやっぱ言葉の歯切れの良さが課題なのかな。舞台を見るにあたって「真莉愛がかわいかった」と言えないような、そんな役柄・芝居を見れる日を楽しみにしている。
ユタ/佐藤優樹
横山ちゃんがいることで、他のところにまわせることができるのがまーちゃん。ゆぅてまーちゃんも18歳になっちゃったし、コンサートでのあのミステリアス感を舞台で活かさないことは無いと思うので、そういう意味で横山ちゃんの存在は貴重だと個人的には思う。
そのベクトルの違う役にまわす+ヘルニア明けということなのか、今回は落ち着いた雰囲気のユタ。喉のこともあってなのか派手なセリフも動きもさほど激しくはない代わりに、ストーリーのナレーションを長々としたセリフとして話していた。このナレーションがすごく良くてですね、、ものすごく低い語彙力で説明すると「まーちゃんだからできたナレーション」ということ。これはこの言葉でしか説明出来ないんです本当に(笑)
ちょっと言葉にたどたどしさはあるものの、さっきも言ったコンサートでのミステリアスな雰囲気を極限まで抑え込んだ空気感というか。そのおかげで「こ、これから何が始まるんだ」的な感情にさせられる。
あとは歌。 他の場面でセーブできてる分、歌に専念できるからなのか、まーちゃんの声の圧がものすごかった(千穐楽では若干かすり気味になっていたものの、これは連日の公演のせいで主役級のメンバーはみんなかすれ気味だったからしょうがない)。最近コンサートではいろいろと悔しがることも多くなってきてるし、こういう役で歌うことで自分の歌に自信持って欲しいし、まーちゃん推しもまーちゃんの歌を聴きに行ってあげてほしい。
イザイ/加賀楓
加賀ちゃんがダブルキャストに入っていなくて本当に良かった。永遠に見ていたかった...そう思えるくらいにドハマりしていたように思う。サリオキス、スネフェルに続いたナイルキアと同等の準主役ポジだと思うんだけど、ドハマり具合が本当にヤバイ。
単純に男性チックっていうだけじゃなくてアクションひとつひとつに重厚感があり、前に紫吹淳の舞台を観たことがあったけど、その時に感じたものに似ていた。役に違いがあるから一概には言えないけど、この感じはどぅーには感じることの無かった部分。単純にソコの部分がハイセンスなんだと思う加賀ちゃん。
踊っている姿も若干ダルそうなんだけど重厚感のある迫力があって、ひとりだけ舞台の世界観以上の雰囲気を出してるように感じたし、立ち振る舞いが勇ましすぎて常に観ていたくなるような、そんなオーラを放っていた。セリフの抑揚とかは、まだあまい感じはあるにせよ、そこをとって余る存在感はすごい。(まあイザイに関してはこれくらいのほうがよかった気もするけど)、他のものを犠牲にしてでもイザイに加賀ちゃんを起用したくなる演出家の気持ちがわかる。...とか言って、役を決めてから演出つけていくだろうから違うんだろうけど(笑)
スネフェル以外では確実に1番観ていた気がする、いや〜来年も楽しみ。
アンケスエン/譜久村聖
基本的に「やらせてみたい」という概念が少ないのか、ふくちゃんはこういうお姫様が多くなっちゃう。で、今回もお姫様。ただやっぱふくちゃんのこういうお姫様役って観ていて本当に落ちつくし癒される。さっき言った真莉愛とか横山ちゃんとはまた少し違う、、アダルティーな安心感といいますか。("安心感"という言葉が1番合ってるのかな)
鞘師のふくちゃんへの見方が「ああ〜こういう感じか〜」ってのが今やっとわかった気がする←
"続・11人いる" でのバセスカみたいのをやってみて欲しいと個人的には思うんだけど、演出家の身になって考えると、ふくちゃんはココに落ち着いちゃうのかなあ〜みたいな。ふくちゃんのあのオーラ自体がすでにブランド化されているように感じるし、どぅーを男役に半ば強制的に当てているのと同じように、ふくちゃんはここのポジションでもいい気もしてきた。まあそれだけだとさすがにダメだと思うから、ここらへんは真莉愛の覚醒具合なのかな。
またふくちゃんの歌もすごくよかった。ふくちゃんみたいな柔らかくて一見馬力が無さそうな声って沈みがちだけど、ふくちゃんは全くそんなことなくて、所謂“良い声”と呼ばれるような声質(ハローでいうと高木とか広瀬とかカナ。)じゃないのに、こんな太くて芯があって、更に繊細で...歌声なのはむちゃくちゃ素敵。
ふくちゃんの個別握手に行っている人に聞いた話によると、歌に関して相当努力をしているらしく、前の個別では「ビブラートが云々…」というレポが流れてきたのを見たけど、コンサートでの歌を聴いているとちゃんと横隔膜で震えさせれてる揺れ方してたように思うから、個別でボイトレしてるのかな?揺らし方もいろいろと出来るみたいだけど、あえてゆっくりにしているみたいで…いやぁ僕の好みなんですわ(笑)いや本当素晴らしくてかっこいいよ、ふくちゃんの歌は。
なので、1度でいいから役の出番の8割くらい歌の役とかやって欲しい気もしますね、はい。(ファラオ関係なくなったね←)
マリタ/生田衣梨奈
生田もすごくよかった。単純にめちゃくちゃ合ってたということもあるんだろうけど。ただもうちょい良い演出もあったんじゃないかとも感じた。1番最初の出演シーンの側転とかイマイチ意味がわかんなかったし(笑) ああいうの出すなら中途半端に出さずに、"ここぞ!"という場面で徹底的に当ててあげたほうが良かったんじゃないかと思う。
生田自身は去年よりも早口なのも改善されてたし、アクションひとつひとつに自分の魅せ方をわかっているかのようなものを感じたり...まあ簡単に言うととことんエロかったんだけど←。今の娘。にこういうエロさを持ったメンバーがいないから本当に良いポジションに居ると思う。
でも殺陣は普通の剣でやってほしかった感じはあるかな。カーヴィングナイフの二刀流で、他との差別化をしていたんだろう。アクション自体のバリエーション(演出じゃない部分)は1番あるように感じたからちょっと残念だったかなという感じ。
しかし歌の先生が言ってたけど、生田の歌がすこぶるよかった。あんな張りのある歌声聴いたことなかったから初めて聴いたときは「うそおおおおおお?????」でした(笑)
あとはセリフにもうちょい感情を乗せれるようになれば5倍はよく魅せれる気がする、あと...上半身をもう少し軟体化させることができたら最高かな。
ジク/尾形春水
アップフロントは、はーちんにチャンスを与えているかのように毎年何かしら良いポジションを与えているように思う。TRIANGLEではダイス(佐藤)の弟ジョンベル。続・11人いるではトマノ。今回はナイルキアがエステーリアに通じていることをスネフェル国王にチクる役。事務所的には大成してほしいという期待を込めてなのか、はたまた…なのか。。
なんだろ...もうちょい役を自身に浸透させれたらいいんだろうなあと。今はまだ個人的に中身が無いように見えてしまっていて、去年生田にも同じようなことを感じていたけど、生田は今年改善されていたように思うから来年がまた楽しみですね。今回は短いけれどソロで歌もあったし、何か掴んでくれてたらいいな。
ただ…こういう子も必要なんだよね~。
ネルラ/飯窪春菜
いや〜今回も飯窪ちゃん良かったですね〜ホント。 僕、"ごがくゆう"のころから飯窪さんの芝居がすごく好きで。もう5万回くらい口にしているんだけど「なんか置いておきたい人」。これ言い切っちゃうのもアレだけど本当「名脇役」という肩書きが似合うなぁと思う。僕がキャスティングできる立場なら、真っ先に「とりあえず飯窪春菜って子、呼んどいて」と言っていると思う。
今回の舞台で言えば、サリオキスとアンケスエンが2人で再開した後ろで、2人を眺めているシーンがあるのだけれど、そこのネルラが極上に良い。シリアスなシーンなんだけど、シリアスになりすぎない、良い塩梅にしてくれている。メインとメインが絡んでいるところに入り、コッテリになりすぎないようなする潤滑油みたいな。(潤滑油って油だからコッテリするやんってツッコミは受け付けません)
ビジュアルはすごいかわいいのに、良い意味でオーラを消せている感じ…そして大袈裟すぎずにメリハリのある芝居。いや~いいよね飯窪ちゃん。
ルー/羽賀朱音
あかねちん、、やっぱめっちゃかわいいよ(照) 何年か前に “演劇部うんぬん” って話していたけど、最近は話さなくなったので若干寂しく思っていたんですが(笑)、話さなくなっても所謂“芝居感良い”という感じの雰囲気が出ているように思う。ただ、声質のせいなのか滑舌のせいなのかイマイチ伝わりづらい瞬間があるのが個人的には残念に感じることもあった。声質はどうしようもないので、もうちょい歯切れの良いセリフ回しができるようになれれば、もっと素敵になれるんじゃないかと思う。
声がすごい密度が濃くてドッシリした感じだから、将来男性役とかもできる気がする。加賀ちゃんいるから、第一候補ではないにせよ、良い感じになると思うんだけどなぁ。
今回はスネフェルの側近役ということで、妙におちゃらけたルー。スネフェルのキャラとのギャップを出したかったんだろうけど個人的にはスネフェル同様に厳格なキャラ設定にしても良かったんじゃないかなぁと感じた。もしくはキャラは厳格にし、話すことセリフをコミカルにしてそこのギャップを出したら面白かったんじゃないかなーみたいな。わかりやすく言うとGACKTみたいな感じ(笑)
いろいろ言ってるけど、やっぱあかねちんかわいいんだわこれが(照)
サライ/石田亜佑美・小田さくら
奴隷頭イザイの一番弟子ポジションであるサライ。 小田サライ…小田ちゃんは基本なにやってもかわいくなっちゃうっていうのが僕の先入観にあるのか、今回のサリオキスもサライも第一印象が「かわいい」でした←。典型的なハロー体型というか(ナイスバディーだけどw)早い話ちんちくりんっていう(笑)そんな感じだからフォルムがかわいくみえちゃうんですよね僕には(笑)
小田サライは、もうトコトンかわいかった(6億回目)。石田サライに比べて舎弟感はないんだけど、声質のせいなのかセリフ回しに存在感があって、イザイのポジションをいつか刈り獲ってやる!みたいな根っこの黒い部分を感じたのが個人的にはすごく良くて、舞台化されてない部分で内乱とか起こしてそうでした(笑)“サライ”という1人の主人公が成り立っているように感じたので、そういう意味ではサライのスピンオフ作品を作ってほしかったです(笑)
打って変わって、石田サライはイザイさんと良い感じのニコイチ(2人で1つ)になれていたように思う。いつもチャラチャラしながら常にイザイのまわりにて、イザイのために必死に戦うけど、大事なところではすぐに死んでしまう…みたいな。(ドラゴンボールのヤムチャ的な←)(笑)
先程書いたサライの「よぉ…」の登場シーン。ここに関しては小田ちゃんのが僕の中でドンピシャすぎたということもあり、石田サライはなんか弱い感じがしてしまった。でも世界観的にはそっちの方で合ってる気がするんだけど。砂漠の月編の砂漠の鷹は「イザイ一強」。太陽の神殿編の砂漠の鷹は「イザイ・サライの二強」ってイメージでした。
大千穐楽の砂漠の月編では、石田サライとゼロズレポジになってしまってドギマギしながら舞台を観ていたんですけど…石田サライのダンスシーンは最高of最高そして最高でした。1番よかったのは拳の突き上げ方。ダンス関係ないかもしれないけど、この拳に熱すぎる魂がこもっていたんですよ本当に。突き上げた瞬間のインパクトでパンチ力800Kgくらいはありそうな、そんな感じ。
あの瞬間のサライは完全にスネフェルよりも強かったと思う(笑)
サリオキス/工藤遥・小田さくら
初見で観て思ったのが工藤サリオキスは正義感の強い王子、小田サリオキスは幼いながらも使命感に溢れたプライドの高い王子…というよりも国王に見えた。(サリオキスでも小田ちゃんはかわいかった(笑))サリオキスの設定年齢が15歳らしく、小田サリオキスが王子じゃなくて国王っぽいという考察も含めて、あながちイメージ的には間違いじゃなかったのかな。
小田サリオキスは最初から最後までオーラ全開ったのに対して、工藤サリオキスは王子としてのオーラが途切れそうな瞬間もあったりして、特に、砂漠の鷹になる瞬間のイザイが伝説の剣をサリオキスに差し出すまでの戦意喪失していたシーンなんかは、すごくよかったように思う。太陽編と月編で同じストーリーだけど、あのオーラに強弱を付けれるっていうのは、ステージングに抑揚を感じることができるからよかったように思う。
小田ちゃんってやっぱ存在感があるんだね基本的に。 サリオキスよりもスネフェルをやってほしかった気もするなあ。
歌に関して思ったのが、小田ちゃんは今さら言うこともないんだけど、どぅーのファルセットがものすごく自然になっててびっくりした。TRIANGLEのときは、苦しそうに出していたのを、今回は役のニュアンスそのままに綺麗な歌声を響かせていたように思う。
歌声の「低い」のと「太い」のじゃ厳密には違うんだろうけど(いや全然違うんだけどw)、小田ちゃんは自分で低音が苦手と言っておきながら、意外とちゃんと出してくる感じが卑怯ですよね←。舞台になるとポップスよりも声の太さって大事になってくると思うんだけど、小田ちゃんはその「太さ」にすごく芯が通ってて素敵だった。そこにもう少し「低さ」が加わってくると…嫌でも演劇女子部の男役は避けれないものになりそう(笑)
ナイルキアとのハモリも、声質的にはそんなに相性が良くない感じがしたけど、2人で綺麗に奏でていてよかった~。
スネフェル/石田亜佑美・工藤遥
今年で演劇女子部ラストのどぅーは、あゆみちゃんと同じスネフェル。同じ役なのにここまで雰囲気の違う人間になってしまうのかと、この“スネフェル”に教えてもらった気がする。
まず、工藤スネフェルは精神的に若いのかな?というイメージ。王位継承にて若くして国王になってしまったかのような。石田スネフェルには絶対的な権力から得られている“余裕”を常に感じられたのに対し、工藤スネフェルは若さゆえの落ち着きがなく、「自分には権力があるんだ」と常に自分に言い聞かせている感じ。
それが顕著に感じたのが、ケス大臣がナイルキア処刑(処刑されることをスネフェルは知らない)のために広場で腹を立てながら椅子に座っていたシーン。このときの2人の芝居が全然違っていて、石田スネフェルは足をドッカと開いて微動だにせず、工藤スネフェルはひたすら貧乏ゆすりをしていた。
こういう細かいところというのは演出家が芝居を統一するもんじゃないんですね。統一したら面白みが全く無くなってしまうのはわかるけど、こうすることによって演出家が思い描いているニュアンスと違うものが客席に伝わってしまったらどうするんだろうとか、変なことを思っていました(笑)
演出の違いで言うと、ラストのサリオキスとの戦闘シーンでは石田スネフェルが、さっきまで酒を飲んでいたのを表現して若干酔拳チックなアクションをし、相手を小馬鹿にしたようなアクションをしており、尚且つ、その殺陣+酔という変則的な動きを、ものすごい厚底ブーツでこなしていたのは、そういう細かい演出まで意識しているのは「さすが」の一言だったように思う。
最強スネフェル
個人的に素人ながらストーリーの世界観を感じて思ったのは、最初にも書いたけど「スネフェルは絶対的で最強な存在であってほしい」ということ。それを思うと、亜佑美ちゃんのスネフェルが本当にドンピシャすぎていた。本当に言葉で表すのがもったいなくなるくらい本当に素晴らしかった。
今回は亜佑美ちゃんが「やりたい!」と言っていた悪役。しかも国王で超絶メガトン級のメイン。おそらくだけど亜佑美ちゃんの中で勝手にハードルが上がってしまっていたとも思うんだけど、それが逆に良かったのかな...と思わせる憑依っぷり。
国王の雰囲気としてはファルス(LILIUM)の孤独さとバセスカ(続・11人いる)の強さに冷徹さをプラスさせたような、そんな役回り。
ひたすら厳しい父親に、自分の子供に全く興味のない母親…そんな親のもとで育った幼少時代。その両親も小さい頃になくし孤独に生きてきたスネフェル国王。幼少期に親にされたことは自分が大人になったとき他人に同じような振る舞いをしてしまうというのは、よく言われることだけど、このスネフェルはそれが見事に体現されていたように思う。人間を愛することを知らず、誰よりも何よりも冷徹。
顔は常に余裕があり、目を見開き邪悪なオーラを纏いながら、奴隷たちを見下して笑い狂う…その一方でナイルキアに恋をした瞬間は不器用ながらも優しく振る舞う。(このギャップがものすごいと見せかけて、完全に優しくなりきれてない感じが尊い)
これを演じていたときの亜佑美ちゃんの、どこにも”石田亜佑美”は存在していなく、一国の邪悪な国王スネフェルで、憑依とかそんなレベルなんかじゃなく、今までの何の役よりも怖いくらいに”石田亜佑美”が役に侵略されていた。
舞台前に話してくれていた通り、低い声で芝居をし、腹の底からウネりでてきているような存在感のある太く艶のある歌声は、終始崩れることなく会場中に響き渡っていてトリハダしか出てこなくて、普段の立ち振舞いの圧倒的なオーラ、目線の配り方にも女々しさなんか全く無かった。
舞台中に、少しでもそういう場面があると、アイドル舞台として可愛げがあってほっこりしたり、いいなぁ〜と、多少思ったりできるのだけど(笑)、そんな瞬間は1秒も無く、極悪非道で厳酷な姿で立派に生きていました。
推しの芝居はカメレオン∞
今回お亜佑美ちゃんは僕の思っていた10倍も先を進んでいた気がした。スネフェルのドンピシャ具合だけじゃなく、サライも演じたことによって、表現者:石田亜佑美の無限な振り幅を体験した人も多いのではないだろうか。
ごがくゆうでの看板娘クリア、LILIUMでのひたすら破天荒で荒削りなチェリー、TRIANGLEでの華麗で純粋なサクラ姫、ファラオの墓での絶対的国王スネフェルにチャラ舎弟のサライという振り幅のある様々な役を演じてきたことを、ふと思い出したときに、ステーシーズを見ていたときには、亜佑美ちゃんがこんな風になるなんて思っていなかったから完全にドキがムネムネ状態。
普段の感じからみて、結構荒い感じの役が似合うのかと思いきや、TRIANGLEでサクラ姫という繊細な感情の役を自分の役として成立させてしまったのを見ると…なんかこう本格的に認めざるを得ないと言いますか。誇らしいことなんだけども、それもそれで複雑←
推し目線で言うと、国王の威厳を示すため身長を大きく見せる必要があったのか、ものすごい厚底のブーツを履いていたのが心配でしょうがなかった(笑) ただそれであの剣を交えるシーンをこなすのは相当なバランス感覚がないとできないことだと思うので、もしかしたら演出家が亜佑美ちゃんだけに指示したことかもしれないけど…ここは亜佑美ちゃんのニュアンスだったということにしておきます(笑)
締め方がわかりませんが最後に。
書き方がわからないとか言いながら、約13000文字も書いてしまいましたが(笑)、今回の舞台はわかりやすくて、無駄に旧エジプト文明とかの番組とかが好きでよく見たりしていたので、世界観もドンピシャで好きだったりしたのですごい楽しめた。
LILIUMみたいに舞台後バカみたいに裏設定が明るみになったりしなかったり、演出家が前に出ない感じも好きだし(笑)(あの演出家は嫌い←)、こういうわかりやすいストーリーのほうが演者の力量が顕著に出てくる気がするから、すごく好感が持てるんですよね。
そして今回で演劇女子部がラストだった工藤遥ちゃん。どぅーのレベルでも外の世界でやってくのは難しいんだろうと、個人的に工藤スネフェルを見て思ってしまったので、本気で頑張って欲しいし、本気で応援していきたい。
今回のちぇるの覚醒感、加賀ちゃんの演劇女子部的な将来感、真莉愛の踏ん張り具合が楽しみになった今年の舞台でした。亜佑美ちゃんは…満足…もしくは遥か上のものを魅せてくれると確信したので完全受け身体制でいきたいと思います(?)
今年も素敵な舞台をありがとうございました。